
加計側、下村氏に200万円持参 個人、法人からと説明
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017062990130536.html
自民党の下村博文幹事長代行(東京都連会長)は29日、党本部で記者会見し、文部科学相だった2013、14年に学校法人「加計学園」(岡山市)の秘書室長から学園以外の計11の個人、法人による政治資金パーティー券の購入代金計200万円を受け取ったと明らかにした。その上で「学園から寄付もパーティー券の購入もしてもらったことはない」と主張した。下村氏は「いずれも個人、企業が一社20万円以下で購入した。秘書室長が取りまとめて現金を持参したので領収書を作成した」と説明したが、個人名や法人名は明かさなかった。7月2日投開票の都議選に影響する可能性もある。29日発売の週刊文春は、加計学園が13、14年に下村氏を支援する政治団体「博友会」のパーティー券計200万円分を購入したのに、博友会の収支報告書に記載がなかったとしている。下村氏は「加計学園が購入したものではない。記事は事実に反する」と反論した。今回の報道に関し、地域政党「都民ファーストの会」から都議選に立候補した元秘書が内部文書を持ち出した疑惑があると主張。下村氏は都議選終盤の記事掲載に「選挙妨害と受け止めざるを得ない」として、告訴も検討していると述べた。政治資金規正法によると、政治団体は20万円超のパーティー券を購入した場合、報告を義務付けられている。今回とは別に、下村氏を支援する任意団体に支払われた会費などの一部が、同氏が代表を務める政党支部に寄付された問題も15年に発覚した。市民団体が政治資金規正法違反容疑で下村氏らを告発したが、東京地検特捜部は16年11月に不起訴とした。(共同)


↑ブログランキングに参加しています。クリックしてくれると有難いです。