20170824 UPLAN デマで沖縄への偏見をあおった「ニュース女子」東京MXテレビは訂正と謝罪を!第21回抗議行動
【沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志】
私たちは、ニュースバラエティ番組「ニュース女子」(#91、1月2日放送)が、沖縄の基地建設反対運動をしている人たちに取材もせず、「日当で雇われている」「暴力をふるっている」「救急車を止めた」「沖縄では米軍基地反対の声は聞かない」など、ウソと誹誘中傷で沖縄への偏見をあおったことに対し、番組を放送した東京MXテレビに訂正と謝罪を求めています。しかしMXはいまだに「事実関係に虚偽はない」と開き直っています。根拠を問うと、MXはあいまいな回答しか出せませんでした。さらに問うと、3カ月の沈黙を経て7月25日に返信が届きましたが、伝えられることはないという回答でした。つまり、根拠を示せないまま、「ニュース女子」のウソと誹誘中傷を肯定しているのです。一方、沖縄では、7月24日、翁長知事が辺野古の埋立て工事の差し止め訴訟を提起しました。菅官房長官が知事への損害賠償をほのめかすなど、政府による沖縄いじめがいっそう激しくなる可能性があります。いじめはいやだと思いながら、国のやることだから仕方がないと傍観したい人たちにとって、「ニュース女子」が流したデマは好都合です。信じれば気がラクになるからです。情報不足とデマの流布によって、私たち「本土」の市民は、容易にデマの加担者になるおそれがあります。このような状況のなか、MXが訂正も謝罪もしていないことは深刻です。その姿勢が今後のデマや偏見の広まりの追い風となるからです。私たちは、いつか自分もデマの加害者や被害者になりかねないという危機意識をもって、MXに強く抗議しています。