維新が“与党入り宣言”
不信任に反対 野党攻撃の揚げ句
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-07-21/2018072102_02_1.html
「モリ・カケ(森友・加計疑惑)に固執する野党とわが党は一線を画してきた」――。20日の衆院本会議で安倍内閣不信任決議案に対する反対討論に立った日本維新の会の浦野靖人議員は、討論のかなりの時間を日本共産党や立憲民主党などの6野党・会派への攻撃に当てました。一方で同氏は、「政府・与党も胸を張れる代物ではない」と述べ、自民党の党利党略の参院選挙制度改定案を強引に成立させたことなどを批判。「“ならば内閣不信任案に賛成すべきではないか”との声もあるでしょう」と問いかけ、与野党議員から爆笑を浴びました。結局、浦野氏は「いまの与野党を比較し、どちらに内閣を預けることがよいのかと問われれば、安倍内閣だ。したがって、野党提出の内閣不信任決議案には賛成できない」などと表明。国政私物化や公文書の隠ぺい、改ざん、廃棄や虚偽答弁など、議会制民主主義と国民主権を崩壊させた安倍政権を擁護し、自ら野党と一線を画した討論は、まさに維新の“与党入り宣言”そのものでした。
【内閣不信任案】維新・浦野靖人議員、反対の討論「さらに足を引っ張るのか」2018/07/20 衆議院本会議
岡山・倉敷市 猛暑で作業打ち切り 人手不足に拍車(18/07/21)
【中日社説】国会あす閉会 政権の横暴が極まった
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2018072102000123.html
通常国会があす閉会する。与党は延長会期中、国民への影響が懸念される「悪法」の成立を強行する一方、森友、加計問題の解明にはふたをしてしまった。安倍政権の横暴が極まったのではないか。あす会期末を迎える通常国会はきのう事実上閉会した。実質的な最終日、与党が成立を図ったのがカジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)整備法案だった。そもそも刑法が禁じる賭博を一部合法化する危険性や、ギャンブル依存症患者を増やす恐れがある法案だ。地域振興や外国人の集客に本当に役立つのか、審議を通じても疑問は解消されない。法案成立後に政令などで決める事項が約三百三十項目にも上る。そんな法案を成立させていいのか。延長国会の期間中、西日本を豪雨が襲い、二百人以上が亡くなった。猛暑の中、多くの被災者が生活再建を急ぐ。避難生活を余儀なくされている方は依然多い。生活再建や復旧、復興に向けた策を練り、法の不備を補い、予算を確保することこそが、国会が優先すべき課題ではなかったか。しかし、会期末の限られた時間は安倍政権が優先した「カジノ法案」の審議に費やされ、寸断された道路や鉄道、堤防が決壊した河川を所管する石井啓一国土交通相が答弁に追われた。災害対策より賭博か、との批判が出て当然だ。西日本豪雨では、気象庁が厳重警戒を呼び掛けた五日夜、自民党議員が「赤坂自民亭」と題する宴会を開き、安倍晋三首相や小野寺五典防衛相らが参加していた。豪雨発生時から緊張感を持って災害対応に当たっていたのか、疑問を抱かせる振る舞いだ。与党は延長国会で参院議員定数を六増やし、比例代表の一部に優先的に当選できる「特定枠」を導入する改正公職選挙法も成立させた。法律が求める抜本改革に程遠く、「合区」対象選挙区で公認漏れした自民党現職議員の救済策にほかならない。こんな制度をつくり、恥じることはないのか。森友学園をめぐる問題では財務省の公文書改ざんが明らかになり、佐川宣寿前国税庁長官による国会での偽証も指摘されている。加計学園は愛媛県に嘘(うそ)をついたと主張する。国民の多くが疑念を抱くのに、与党はなぜ事実を解明しないのか。政治権力を集める首相や官邸への配慮なのか。国会で多数を占めれば、何をやっても許される。政権がそんな考えで国会を運営したとしたら、国民を愚弄(ぐろう)するにも程がある。
↑安倍政権は、まるでヤクザ集団と変わらない(# ゚Д゚)
Hawaii volcano eruption: As Kilauea rages, brush fires have broken out
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