ガザ 医療・命の危機
イスラエル「作戦即応性増加」
【カイロ=秋山豊】イスラエル軍は14日、パレスチナ自治区ガザへの「地上作戦」に重点を置いて「次の段階のための作戦即応性を増加している」と発表しました。ガザは危機的状況を迎えています。(関連記事)
イスラエル軍は15日もガザ北部の住民に引き続き退避を要求。イスラム組織ハマスの攻撃で1300人が殺害された報復として、14日もガザへの空爆を続けました。一方、ハマスはイスラエルにロケット弾を発射しました。
パレスチナ赤新月社は「けが人と病人に医療を施すのは人道的義務だ」として退避しないと発表。ガザ北部の病院では医師らが退避命令に従わず治療にあたっています。ガザでは15日朝までに2329人が死亡し、9042人が負傷しました。
イスラエルのテルアビブでは14日、身内をハマスに誘拐された家族の代表らが記者会見し、ハネグビ国家安全保障顧問がハマスとの交渉を否定する発言をしたことについて、政府は人質を見捨てていると批判。ネタニヤフ首相の辞任を求めるデモも起きました。
同国メディアによると人質は150~200人とみられます。ハマスは14日、過去24時間で外国人4人を含む捕虜9人がイスラエルの空爆で死亡したと発表しました。
2023年10月16日(月)
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