高井たかしの国会質問!衆議院・政治改革特別委員会(2024年12月12日 14:10頃~)
<全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)>◇30日◇富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場(7区間43・4キロ)
30日に行われる全日本大学女子選抜駅伝のエントリー選手が発表された。来春から実業団の三井住友海上へ進む不破聖衣来(拓大4年)は、大会3年ぶりの出走へメンバー入りを果たした。7連覇を目指す名城大、10月の全日本大学女子駅伝を制した立命館大など全24チームの登録選手は以下の通り。
見方:No 学校名
※タイムは5000メートル(★は3000メートル、☆は1500メートル)
1 立命館大
区間 | 選手 | 学年 | タイム |
---|---|---|---|
中地こころ | 4 | 15分32秒21 | |
福永楓花 | 4 | 15分54秒45 | |
村松灯 | 4 | 15分36秒98 | |
土屋舞琴 | 3 | 15分56秒97 | |
柳井綾音 | 3 | 16分29秒07 | |
太田咲雪 | 2 | 15分47秒1 | |
田村優芽 | 2 | 16分45秒76 | |
池田悠音 | 1 | 15分53秒72 | |
白波瀬彩 | 1 | 16分37秒05 | |
森安桃風 | 1 | 16分09秒48 | |
山本釉未 | 1 | 15分37秒38 |
2 大東大
区間 | 選手 | 学年 | タイム |
---|---|---|---|
藤原唯奈 | 4 | 16分09秒14 | |
四元桃奈 | 4 | 16分01秒18 | |
川瀬真由 | 3 | 15分56秒74 | |
山田春佳 | 3 | 9分39秒73★ | |
相場茉奈 | 2 | 16分14秒41 | |
サラ・ワンジル | 2 | 15分00秒68 | |
蔦野萌々香 | 2 | 16分06秒80 | |
野田真理耶 | 2 | 15分37秒46 | |
平尾暁絵 | 2 | 15分57秒86 | |
森彩純 | 2 | 16分15秒03 | |
吉井優唯 | 2 | 16分04秒80 | |
蓑毛愛子 | 1 | 9分32秒71★ |
3 城西大
区間 | 選手 | 学年 | タイム |
---|---|---|---|
田代なのは | 4 | 17分00秒77 | |
金子陽向 | 3 | 16分03秒59 | |
兼子心晴 | 3 | 15分45秒84 | |
高橋葵 | 3 | 16分10秒38 | |
石川苺 | 2 | 15分53秒04 | |
澤井風月 | 2 | 9分29秒01★ | |
白木ひなの | 2 | 16分08秒33 | |
鈴木優菜 | 2 | 9分28秒66★ | |
沖田梨花 | 1 | 16分14秒59 | |
茂野葉湖 | 1 | 9分33秒92★ | |
鈴木維莉 | 1 | 9分27秒72★ | |
本澤美桜 | 1 | 15分59秒46 |
4 名城大
区間 | 選手 | 学年 | タイム |
---|---|---|---|
谷本七星 | 4 | 15分41秒24 | |
石松愛朱加 | 3 | 15分52秒28 | |
上野寧々 | 3 | 16分15秒24 | |
柳樂あずみ | 3 | 15分51秒09 | |
原田紗希 | 3 | 15分47秒62 | |
米澤奈々香 | 3 | 15分31秒33 | |
瀬木彩花 | 2 | 15分57秒04 | |
田中咲蘭 | 2 | 16分09秒10 | |
山田未唯 | 2 | 15分58秒36 | |
力丸楓 | 2 | 16分03秒36 | |
近藤希美 | 1 | 9分07秒59★ | |
山田桃子 | 1 | 16分21秒97 |
5 東北福祉大
区間 | 選手 | 学年 | タイム |
---|---|---|---|
矢内楓恋 | 4 | 16分45秒33 | |
柴田梨花 | 4 | 16分21秒66 | |
平藤楠菜 | 3 | 16分34秒08 | |
武田莉奈 | 2 | 16分16秒11 | |
木村優香 | 2 | 16分48秒24 | |
小林日香莉 | 2 | 16分40秒55 | |
鈴木結菜 | 2 | 16分54秒25 | |
佐々木菜月 | 2 | 16分15秒39 | |
澤井望乃 | 2 | 17分08秒39 | |
中野芽衣 | 1 | 16分18秒85 | |
村上果蓮 | 1 | 16分58秒45 | |
小林望迪 | 1 | 4分24秒77☆ |
6 大阪学院大
区間 | 選手 | 学年 | タイム |
---|---|---|---|
永長里緒 | 4 | 15分35秒65 | |
小林舞妃留 | 4 | 15分53秒64 | |
依田来巳 | 4 | 15分39秒71 | |
山下彩菜 | 3 | 16分10秒19 | |
北野寧々 | 2 | 16分08秒39 | |
千葉妃華 | 2 | 16分23秒70 | |
依田采巳 | 2 | 16分13秒12 | |
赤堀華 | 1 | 17分08秒11 | |
佐内瑞希 | 1 | 16分31秒96 | |
田中海優 | 1 | 17分31秒91 | |
本田心七海 | 1 | 16分48秒01 |
ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領が核の威嚇を一段と強めている。「核ドクトリン(基本原則)」を改定して核兵器の使用基準を引き下げ、「実験」と称して核搭載が可能な新型中距離弾道ミサイル(IRBM)でウクライナを攻撃した。
核兵器をもてあそぶロシアに国連安全保障理事会常任理事国の資格はない。日本政府は唯一の戦争被爆国として、ロシアに強く自制を求める先頭に立つべきだ。
ロシアの核ドクトリンはこれまで、核兵器の使用条件を「国家存亡の危機」に限定していたが、改定後は「主権および領土保全に対する重大な脅威を生み出す通常攻撃」にも広げた。
巡航ミサイルやドローン(無人機)などが大量発射され、ロシアを攻撃する情報を得た場合にも核使用を可能とし、核保有国が支援する非核保有国も核攻撃対象になると明記した。ウクライナが念頭にあることは明らかだ。
北朝鮮のウクライナ参戦を受け米政権がウクライナに長距離地対地ミサイルATACMSのロシア国内への使用を容認した直後、プーチン氏は開発中の極超音速IRBM「オレシニク」でウクライナ東部ドニプロを攻撃したと発表した。プーチン氏はオレシニクが多弾頭で迎撃不可能とする。
欧州では冷戦時代から、米国には届かないものの欧州各都市を短時間で攻撃可能なロシア(ソ連)のIRBMに対する恐怖が強い。オレシニクの実戦使用で核の脅威が一段と高まった形だ。
プーチン氏が核の威嚇を強める背景には、米欧間や欧州内での亀裂を誘い、ウクライナに屈服を迫る内容の和平協定を強要する狙いがあるが、核兵器廃絶を求める国際世論の高まりに逆行する。
ノーベル平和賞を今年受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)代表委員の田中熙巳(てるみ)さんは授賞式での演説で「『核のタブー』が壊されようとしている。限りない悔しさと憤りを覚える」と訴えた。
ロシアをはじめ核の威嚇を続ける指導者は、核廃絶を求める声に真摯(しんし)に耳を傾けるべきである。
〈スキマバイトの隙間 乱立するアプリの陰で〉第6回
スマホ1台あれば、空いた時間にアプリを通じて履歴書も面接もなしに仕事ができる「スキマバイト」。
記者が働いてみると、多くの疑問と謎に直面した。取材を通じて、働き方を問い直します(4~6回は加藤豊大が担当します)。
◆アプリに明示された集合・就業場所で張り込み取材
スキマバイトアプリを眺める。
すると、人材系企業が雇用主となる求人の中には、労働法制をないがしろにしたグレーなものが紛れ込んでいるのではないかと思うようになった。
派遣会社による労働者の日雇い派遣は原則禁止されている。
だから現場の管理をしていないのに業務を請け負ったことにし、1日限りで雇用した人を違法に働かせているのではないか。
それを裏付けるには、多くの現場の実態を調べる必要がある。
人材系企業の求人では「マッチング後に集合場所や就業場所の詳細を伝えます」と詳細が分からないものが多い。
ただ、集合・就業場所がアプリに明示されているものもあった。
それを見つけるたびに、その場所近くで張り込みを始めた。
◆スキマバイトだけで生活をしようとする人も
10月中旬の夕、東京タワーを間近に望む都営地下鉄・赤羽橋駅前の狭い歩道は、20代~40代のワーカーであふれていた。
その日、シェアフルで人材派遣会社「fosbury」(新宿区)がイベント会場撤収作業のバイトを募集していた。
集合場所に指定されていたのが、赤羽橋駅だ。
集合時間の30分ほど前から駅前で待つと、20代くらいの男性が来た。
長袖長ズボンの動きやすそうな服装で、募集で指定されていた格好に近かった。
声を掛けると、スキマバイトユーザーだった。
男性が契約したのは「OneGenesis」(中央区)という会社だった。
LINEをみせてもらうと、前日から当日にかけてこのOneGenesis社の担当者とやりとりを続けていた。
男性は、以前は食品配達サービスの配達員として働いていたが、「報酬が下がり稼げなくなった」そうだ。
少し前にスキマバイトに登録し、しばらくシェアフルの仕事だけで生活していくつもりだという。
並行して就職活動も進め、間もなく派遣社員として雇用される。
だが、給料は心もとなく、就職後もスキマバイトは続ける予定だと話してくれた。
当初探していた「fosbury」社と契約して来た人もいた。
◆点呼で、登録していない会社になぜか名前が
働く現場は、全員同じで近くのホテル。複数の派遣会社に登録した人たちが同じ場所に集められていた。
外国人も10人ほどいた。
1人に声を掛けると全員バングラデシュからの語学留学生だという。
派遣会社に登録してここに来たと話したが、会社名を聞き取ることができなかった。
「fosburyの人はこちらに集まってください!」
しばらくすると、それぞれの会社の担当者が名簿を手に、集まった人の出欠をとり始める。
不思議なことが起きた。
最初に声をかけた男性が、事前に登録した「OneGenesis」社とは別の派遣会社「ワンダーグループ社」(渋谷区)の名簿に登録されていたのだ。
少し離れたところで様子を見ていた私は、不審に思いこっそり男性に声を掛けた。
「なんでだろう。自分でも分かりません」
困惑していた男性は、そのまま現場に向かった。
◆法人のオフィスは担当者不在の「バーチャルオフィス」
OneGenesis社とワンダーグループ社は別法人。
男性はワンダーグループ社とは雇用契約を結んでおらず、労働者の「貸し借り」は許されないはずだ。
労災が起きたとき、責任の所在はどうなるのか?
両社間で手数料が発生しているのなら、男性に支払われる報酬が不当にピンハネされているのではないか?
契約関係をOneGenesis社に電話かメールで問い合わせたいが、自社ウェブサイトは見つからない。
後日、法人情報を調べると、所在地は東京・銀座の中心部のビルの6階となっている。
ビルに向かうと、フロアに掲げられていたのは「GMOオフィスサポート株式会社」の看板だった。
GMOオフィスサポートのウェブサイトには
「月額660円~」
「バーチャルオフィスがあなたのビジネスを全力サポート」とある。
法人や個人事業主が実際に物件を用意することなく、法人登記や銀行口座開設のために「事業用の住所」が利用できるサービスのようだ。
インターホンでこのフロアの番号を押すと、「GMOオフィスサポート」のスタッフが応答した。
GMOスタッフが常駐するだけで、「オフィス」を借りる事業者らの姿はないという。
事業者に連絡を取りたいと伝えると、
「別途、事業社さまに直接コンタクトをお願いします」との返事が返ってきた。
バーチャルオフィスの法人向けサービスには、郵便物の転送が含まれている。
ビルの郵便受けにOneGenesis社宛ての質問状を置き残したが、現在まで回答はない。
◇ ◇
◆働く男性「どこと雇用契約したか、気にしていない」
10月中旬、新宿にあるイベント会社(X社)がシェアフルを通じて、代々木公園内イベント会場の撤収作業のバイトを募集しているのを見つけた。
X社のウェブサイトによると、厚生労働大臣による労働者派遣事業の許可は受けておらず、各種業務の「請負」を業務内容としている。
派遣業者として、シェアフルを通じて雇用したワーカーを別の事業社が請け負って指揮監督する現場に送り込むことはできないはずだ。
当日、イベント会場に行くと、男女10人ほどがイスやテントの撤去作業をしていた。
超大型トレーラーにそれらの備品を詰め込んでいく。
作業が終わった後、ほかのスタッフに指示を出していた40代くらいの男性に声をかけた。
千葉県の別のイベント会社(Y社)の代表取締役で「この現場を仕切っている」と言った。
現場を指揮監督しているのはX社ではなかった。
Y社がイベント主催者から直接、元請けとして撤収業務を受けたのだという。
「協力会社が何社かいて、入ってもらっています。会社名は言えません」
その代表取締役は言った。
X社について聞くと
「別の下請け会社がスタッフを連れてきたので分からない」という。
シェアフルで申し込んだ男性にも話を聞けた。
どこの会社と雇用契約したのかは「気にしていないから分からない」という。
現場については「元請け、下請け、孫請けとたくさんいるんでしょう。どこのだれが仕切っていたかなんて分かりませんよ」。
◆求人を出した会社「ルールは走りながら勉強中」
この現場は、実質的にはX社を派遣元とし、Y社を派遣先とする労働者派遣契約なのではないか。
そうであるならば、X社は派遣事業に関しては無許可だし、原則禁止の「日雇い派遣」もしていて、二重の不正をしているのではないか。
求人を出したX社はどんな説明をするのか。
会社のウェブサイトに掲載されていた番号に電話をかけ、やりとりをした男性社員と約束をした上で、JR新宿駅近くの本社所在地に向かった。
マンションの1室。
30平方メートルほどのワンルームにデスクやソファが整然と配置され、清潔な雰囲気が漂う。
ベッドがないことを除けば、1人暮らしの住居だと言われても疑わない。
電話でアポをとった若い男性社員は、今回の現場について、別の取引先企業から「人を出してほしい」と言われたという。
社員1人とシェアフルで募ったワーカー1人の計2人を送ったと説明。Y社側の話と合致する。
労働者派遣事業と請負との区別に関する厚労省のガイドラインにはこうある。
元請け業者と下請け業者が混在して同じ現場で作業をする場合、下請け業者の労働者が元請け業者から独立して業務を処理しなければ、実質的には派遣労働だとして「偽装請負」と判断される。
つまり、元請け業者が下請け業者に、業務方法に関して直接指示をすれば、違法とされる可能性がある。
しかし、男性社員によると、今回の現場も含め、元請け業者から下請け業者に業務に関する指示が出ることは日常茶飯事だ。
「大元(元請け業者)がいちばん偉い。『これ危ないからどけて』『これ運んどいて』と言われれば、それに従う」
違法の可能性が高い行為に思えるが、なぜ現場では許されるのか。
男性に労働規制との関係を尋ねると
「私もその辺は不勉強で…。正直な話、ルールは走りながら勉強している感じです」と打ち明けた。
◆労働現場で数々のルール違反が横行している可能性
過去に、こうした現場でX社の労働者が負傷する労災が起きたときは、どうしたのか。
元請け会社とX社、同じ現場にいた別の下請け会社が、労働者に出していた指示内容などを踏まえて協議し、どこが責任を負うべきか決めたという。
「一般的に元請けの発言力は大きい」とも言った。
労働現場で違法行為が横行しているとすると、要因の一つには事業者がルールへの理解や認識を欠いていることがあるのかもしれない。
労働の現場では数々のルール違反が横行している可能性が高いことが分かってきた。
それが何を意味するのか。背景には何があるのか。
「国による労働規制は現場の実態に全く合っていない」
その後、人材会社幹部がそう打ち明けてくれた。
◇
東京新聞では「スキマバイト」での困り事や経験談、ご意見を募集しています。
メールはogawa.s@chunichi.co.jp、郵便は〒100-8505(住所不要)東京新聞社会部「スキマバイト取材班」へ。
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