“反共の安倍氏を尊敬。各地で選挙応援した”
国際勝共連合トップが証言
NHK番組
国際勝共連合など統一協会関連団体のトップを務める梶栗正義氏が29日、NHKテレビ「クローズアップ現代」のインタビューに応じ、安倍政治に賛同して選挙支援したことを認めました。
梶栗氏は、冒頭、「数ある反共意識の高い政治指導者を応援させていただいた中に安倍家3代の方もおられた」と証言しました。
梶栗氏は、安倍晋三元首相について、「反共意識が強いリーダーの一人だったので、尊敬していた」とのべ、「安保法制など安倍元首相が掲げてきた政策に対して、理解を深めるためのさまざまな勉強会を各地で行い、選挙では応援を依頼された方を各地において応援させていただいた」と語りました。
番組では、「宗教と政治」が専門の塚田穂高上越教育大学准教授が、統一協会による正体を隠した勧誘、脅しととられかねない献金など民事訴訟が300件以上とのべ、「こういう団体と政治家がつながって、付き合ってきたというのが第一の問題」と指摘しました。
「一瞬たりとも油断できない」
デニー知事 緊急メッセージ
沖縄知事選 序盤戦で謀略的「情勢調査」
大激戦・大接戦の沖縄県知事選(9月11日投票)をめぐり、一部メディアが、「オール沖縄」の玉城デニー知事が自民・公明推薦の佐喜真淳氏に対して「先行」していると報道。加えて先週末、デニー氏が大幅リードしているという「情勢調査」が国会やメディア関係者にいっせいに流されました。しかし、これらはデニー陣営や県民に「大丈夫」論を広げる謀略的な動きです。
![]() (写真)訴える玉城デニー知事=30日、沖縄県沖縄市 |
デニー知事は公式SNSで「一瞬たりとも油断できない」と緊急メッセージを発信。「相手陣営は圧倒的な物量をもとに沖縄を潰(つぶ)しにかかってきています」と訴えています。
実際、佐喜真陣営は期日前投票の徹底、さらに同日投票の地方議員選との「二刀流」を基本戦略として、徹底的な締め付けを行っています。少なくない企業関係者から「連日、期日前投票の報告を要求されている」との声が相次いでいます。
また、9月5日から議員選の期日前投票が始まるため、これに合わせて爆発的な動員を仕掛けてくる可能性もあります。市長選も行われる宜野湾市では、「トリプル選挙」だと気勢を上げています。(29日の佐喜真陣営決起集会)
さらに自民党は、「(元維新の)下地幹郎氏の出馬で保守票が割れる」としていますが、下地氏は米軍に三つの基地を差し出す政策を掲げながら、「辺野古の軟弱地盤を埋め立てさせない」などと喧伝(けんでん)。むしろデニー支持層や無党派層から票を奪おうとしています。
デニー知事は「最後の最後まで気持ちを抜かずに、力強い支援を広げてください」と呼びかけています。
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