連合東京は19日の執行委員会で、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)で、2020年前回都知事選に続き、3選を目指し立候補表明している小池百合子氏の「支持」を決定した。執行委員会には小池氏も姿を見せ、「雇用・労働政策の充実」などの政策協定を結んだ。
委員会後に記者会見した斉藤千秋会長は「新型コロナウイルス禍において、雇用と生活を守るための政策を実現してもらった」と小池氏を評価した。
連合が支援する立憲民主党は、小池氏の有力な対抗馬となる蓮舫参院議員を全面支援する方針。斉藤氏は「連合東京内のそれぞれの組織において、小池氏以外の候補者を応援することについては互いに尊重し合おうと確認した」と述べ、傘下の産別組織が蓮舫氏を支援することを容認する考えを示した。蓮舫氏側から連合東京に応援要請はないという。
都知事選と同日投開票の都議補選で、立憲民主党の銀川裕依子氏(足立区選挙区)を推薦、都民ファーストの会の荒木千陽氏(中野区選挙区)を支援することも決めた。(三宅千智)
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