のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

粉粧楼

2012-07-02 | ティー(T)・チャイナ(Ch)・シュラブ

粉粧楼(Fen Zhang Lou,チャイナ,20世紀初頭)

という名前が親しまれていますが、実はクロチルド・スーペールという
1890年前後にルクセンブルグで生まれたポリアンサリアだったということが
近年、世界バラ会議で発表されたようです・・
ポリアンサは日本のノイバラの血を引く系統。なんだか親近感がグッと増しますね^^

これも引越しの時に挿木にして持ってきたもので、付き合いは長いです。
地植と鉢植2つの3株に増えました。
上の写真は地植株です。蕾の数が多いです。




前のところでは蕾がボールのまま開かないこともよくありましたが、
こちらに来てからふんわりと開いてくれます。
湿度が低いからでしょうか?咲き始めは、中心が濃いピンク色。



咲き進むにつれて白く優しい表情に変化します。
秋にも咲いてくれるので、そばにいないと困るバラです^^



手をかけてあげられないのに、毎年沢山の花びらをありがとう。


シャルル・ド・ミルのローズウォーター

2012-07-02 | ガリカ(G)・モス(M)

今日は薄曇りで過ごしやすい天気です。
私の庭の南面も非常に華やかに・・・見方を変えればゴチャゴチャに^^;なりました。


さて、ローズウォーターといえば、ブルガリアのバラの谷で作られるダマスクのガザンリクで作った蒸留水が有名ですね。
去年、ダマスクではありませんが、アルバのフェリシテ・パルマンティエでローズウォータを初めて作ってみました。
蒸留ではなく、普通に鍋で沸騰させた水にバラの花びらを入れただけなのですが、
これが非常によい香りでした。
色は薄いピンクのバラだったので少し黄色っぽい感じに仕上がりました。

今年は濃い色の花でやってみたら、もしかしたらきれいなピンク色になるかな~と考えて・・・
庭で咲いているガリガのシャルル・ド・ミルで挑戦してみました。



もったいなけれど写真に残して~



つみました~^^



いい香りです。


精製水を沸騰させて、鍋に投入



弱火にして花弁を返していきます。



火を消して蓋をし、5分。
キッチンペーパーで花弁をこして清潔な瓶にいれて出来上がり^^

きれいなピンク色のローズウォーターができました~



いい匂いです^^
まず手に使ってみて異常がなければ全身に使ってみます。