G.W.最終日は、どうしてもオオバナノエンレイソウを見たくなって、十勝まで足を延ばしてきました。
里は、山桜のピンクにこぶしの白、白樺やカラマツの淡い緑がきれいでしたが、
日高山脈が近づくにつれてこぶしの白だけに。まだまだ目覚めたばかりの北海道です。
十勝の平野に入ると、耕運機が大活躍していて、黒々とした肥沃な広大な大地が現れてきました。
真直ぐに伸びる防風林。景色が気持ちいいです。
でも、去年の台風の爪跡が河川という河川にことごとく出ていました。
大きくえぐれた跡、護岸の構造物も壊れ、小さな橋は架け替えられ、
大きな橋はまだ工事中で通行止めになっています。
国道の日勝峠はずっと通行止めのままだそうです。
どんだけ被害が大きいんだか><
そんなことを思いながら、芽室町の最初の目的地に着きました。
町のスキー場があります。景色がとてもいいところ。昔ここでご当地チャーハンを食べました♪
建物のすぐ横に小川が流れており、もしかして何か咲いているかなと思ったら、想像を超えるリュウキンカ!
ニリンソウもきれいに咲いていました。
大きな葉はバイケイソウです。咲いたら立派でしょうね。
来る途中、小さな小川もことごとく被害があったので、もしかしたら
川沿いに咲く山野草が大打撃になっているのでは?と心配でした。
でも、きっと心配は現実になっていると思います。
ここは大丈夫のようです^^
エゾエンゴサクや
ユキザサ?もありました。
ニリンソウも可愛い~
ちょうどお昼だったので、コーンチャーハンを美味しく頂きました!
割箸の袋には何やらこの地にはコロボックル伝説があるとの説明が。
確かに、コロボックルがいそうですよね。小さい頃、佐藤悟の小節を夢中になって読んだ記憶がよみがえりました。
食事の後、少し移動してみると、ありましたよ!
エンレイソウの群落。道路のすぐ脇です。
あたり一面、真っ白!!
エンレイソウとニリンソウでいっぱいでした!
すごいです!!
あっ!傘みたいなフキを発見。きっとこの下にコロボックルがいたのかも!?^^
こごみもぐるぐる伸び始めてます。
いいなあ、こんな素敵なところがうちの近くにあったらいいのに^^
大自然が作り上げた素晴らしい世界を、何もしていない自分が簡単に見てしまってよいのだろうか・・・・
人間も自然の一員であったら・・・嬉しいなと感じたひと時でした。
つづく