【今日のプリキュアメルマガ】
毎週日曜8時に、プリキュアさんは営業メールを送ってくださいます。
内容は当日放送のあらすじ紹介と、さりげない商品案内や特典情報等々。
本日のメルマガ担当はイースさんでした。
イースさん:
「みなさん、はじめまして。せつなです」
「私、イースからプリキュアに生まれ変わったけれど、自分でもまだどうしていいのかわからなくて…」
物凄く初々しいです。初めての営業メール。
リンクルンを握りしめながら、一生懸命文面を考えていたかと思うと胸がきゅんとします。
桃園さんなんて最早慣れ切って、片手間にバシバシ打ち込んで送ってくるというのに。
■フレッシュプリキュア! 第24話「せつなの苦悩 私は仲間になれない!」
ラビリンスを抜け出したイースさん、されど今後のことはノープラン。
とりあえずプリキュア変身は解除して、せつなモードで黄昏てみます。
これからどうしよう。ラビリンスには戻れない。プリキュアにもなれない。就職先がその二つしかないというのも不幸なことだ。
落ち込んでる彼女を見て、通りすがりのお姉さんが声をかけてくれました。
お姉さん:
「もし困ったことがあったなら、クローバータウンストリートにいらっしゃい」
「幸せになれる街だから」
まさか想像もしまい。
この娘が自分の娘さんと死闘を繰り広げていたなんて。
幸せの街・クローバータウンに不幸を撒き散らしていた本人だなんて。
そんな自分の過去に思い悩んでいるなんて。
しかし知った上でも受け入れそうなのがこの街の人々。
一方の桃園さんたち。逃亡したイースさんを捕縛すべく、街中を探索していました。
とりあえず彼女が行きそうなところをしらみつぶしにしよう。
ボーリング場に病院、いつぞやの広場。
思い当るところ=犯行現場。若干、イースさんの過去を物語るようで悲しいです。
しかも当のイースさんは全然関係ない所どころか、街の外ですし。
ふらふら迷い込んだところを即座に発見された。クローバータウンに死角はない。
蒼&ブキさん:
「…それじゃあ頑張ってね」
ターゲットを確認したのち、笑顔で応援して2人は去って行きました。
この3人の信頼関係は今までとちょっと違う。
例えば、霧生さんと日向さんを二人っきりにして「頑張ってね」と去っていく美翔さんとか想像できません。
それはただの逃げです。実際、ただの逃げだったし。
しかもその後に、血まみれで倒れ伏す日向さんが目に浮かぶのは霧生さんが怖いからだろうか。
そんな恐怖は感じないイースさん、道に迷った小動物のようです。
そこで桃園さんが懸命に交流を図ります。家族も動員して健気に盛り上げます。
これが夢原さんだった日には「分からない相手は敵。話す価値もない」と断じて粛清するのに。
頑なだったイースさんですが、徐々に心が溶けていく。
幸せはいつだって身近にある。些細な毎日の中にある。
イースさんが優しく微笑み始めたその時。
ウエスターさん:
「イースがプリキュアならナケワメーケを倒しに現れるはずだ」
「それとも目を覚まし、一緒に不幸を集めるか」
グレたイースさんを呼び戻すべく、ウエスターさんも頑張ってみる。
目を覚ますんだイース!そんな悪いことしてないで、一緒に不幸を集めよう!
ウエスターさんは、これはこれでいい人なんだと思いたい。
桃園さん:
「いくよ、せつな!」
イースさん:
「……あぅ。」
応戦に出た桃園さんの「さ、プリキュアだよね。一緒に変身しようね」はぬるっとスルーされました。
まだ早かった。
自分の勇み足に舌打ちしつつも、ここは深く追求せず、一人立ち向かう桃園さんが格好いいです。
桃園さん:
「…せつなは安全なとこにいて」
「チェインジ・プリキュア・ビートアップ!」
ずどむ。
どしゃり。
敵が、強かった。
桃キュアさん、秒殺。
きっとご出陣前は「ピンチを演出してせつなにプリキュアの自覚を促してみようかな」とか考えてたんでしょう。
「でもそんなのダメだよネー」とか一人突っ込みしながらも、結構その気だったりして。彼女にはアカルンを罠にかけようとした前科がありますし。
それなのに蓋をあけてみたらこの有様ですよ。
最近イースさんとばかり戦ってたせいで忘れておられたようです。
プリキュア一人だけで勝てる相手ではないと。
泣け喚く街の人々。倒れ伏す桃っぽい人。
さっきまで、あんなに幸せだったのに。
幸せはいつだって簡単に壊れてしまう。
だから。
イースさん:
「私、あんなに楽しい気持ちになったのは初めてだった」
「みんなでおしゃべりをしてご飯を食べて」
「それを奪う権利なんて、誰にもないわ!」
過去の贖罪だとか関係ない。
幸せを守るために戦う力があるのなら、今、それを使おう。
イースさん、とうとう覚悟を決めてしまいました。
赤キュアさん:
「真っ赤なハートは幸せの証…」
赤キュアさん:
「うれたてフレッシュ・キュアパッション!」
うれたて。「熟れたて」と「売れたて」のダブルミーニングですか。
あれおかしいな。熟成と新人さんの両方の意味が被ってる。
イースさんも自分で何を言ってるか分かってないのかもしれない。ポーズも何やら愉快。
ウエスターさん:
「目を覚ませイース!」
赤キュアさん:
「私はもうイースじゃない。キュアパッションよ!」
お嬢さんが、完全にグレた。
ウエスターさんも涙こらえて拳を振るいますが、悲しいかな、彼の思いは届かない。
これで「お前が羨ましかった」「変ね。あれだけ激しく戦ったのに心が清々しい」とか言いながら倒れ伏し、再びイースさんがラビリンスに目覚めてくれれば…。
桃園さんたちも酷いですよ。
ウエスターさんが必死に「イース!」と呼びかけてるのに、そのたびに「パッション!」と全否定するように被せてきて…。
赤キュアさん:
「唄え、幸せの狂詩曲」
「吹き荒れよ、幸せの嵐!プリキュア・ハピネスハリケーン!」
幸せを吹き荒らしていいんだろうか。
ていうかそもそも、幸せとはそうやって吹き荒れるものなんだろうか。
イースさんの箍が外れ切ってしまってる…。幸せ撒き散らすのー。
戦いが終わり。
桃園さんは意を決してイースさんに同棲を申し込みます。
両親からも了承済み。
今まで歴代ヒロイン様は、行く宛のない謎生物をこっそり家に引き込んでましたが、桃園さんはちゃんと会話のできる良い子です。
あとイースさんが謎生物枠。
幸せは簡単に壊れるけれど、振りむけば些細な幸せが山のようにある。
青い鳥は山の向こうや迷宮の奥にいるんじゃない。
だからみんな、毎日の生活を大事にしてるんだし、やり直していける。
桃園父母:
「今日のレストランも美味しかったけど、私の手料理もすっごく美味しいのよ」
「僕の作る肉じゃがも」
桃園さん:
「あたしの作るハンバーグもすっごく美味しいんダヨ」
「ねぇせつな、全部食べられるかな?」
幸せてんこもり。一流店で外食しなくっても幸せはそこにある。
そしてもちろん、一流店で食べるご飯だって美味しくて幸せ。
幸せの形は一つじゃない。幸せだと感じられれば幸せなんです。
イースさん:
「精一杯、頑張るわ」
だからお嬢さんも頑張ってみることしました。
過去は変えられない。
でも未来と現在は守っていける。だから頑張ろう。
桃園さん:
「夕ごはーん夕ごはーん♪みんなでおうちで夕ごはーん♪♪♪」
イースさん:
「……み、みんなでおうちで夕ごはーん」
そこは頑張らなくてもいい。
【今週の明かされた謎】
家出したイースさん、せつなモードでした。
「もうイースじゃない」等の台詞も多発されましたし、「イース」「パッション」も対称的に使われていました。
ということは。
『ラビリンスの皆様は、人間態が元々の自然な状態である』
このようにならないでしょうか。
しかし今までのラビリンス風景では、彼女たちはイース服モードでした。
そこから導かれる自明の結論。
『ラビリンスの皆様は、いつも変身したままでいる』
あのコスプレは制服みたいなものであって、本体は「せつな」さんなんでしょう。
すると彼女たちは、変身したままで日常生活を行っていたのか…。
これもラビリンスの管理方針なんでしょうか。良い国家じゃないですか。変身能力を持つ娘さんは、ずっと変身したままでいるべきなんですよ!(桃園さんを見つめながら
【今週の職場】
ウエスターさん:
「こんなこと絶対認めん!」
「イース!絶対に俺が連れ戻してやる」
サウラーさん:
「ラビリンスに生きたものが」
「ラビリンスを捨ててどこかで生きていけるはずがないぞ、イース」
言い方はきついものの。
彼らは彼らなりに心配してるんだと思いたい。
何故。何故裏切ったんだイース…。ここにだって幸せはあったのに。
【今週の4人目】
この娘が4人目でもいい気がする。
毎週日曜8時に、プリキュアさんは営業メールを送ってくださいます。
内容は当日放送のあらすじ紹介と、さりげない商品案内や特典情報等々。
本日のメルマガ担当はイースさんでした。
イースさん:
「みなさん、はじめまして。せつなです」
「私、イースからプリキュアに生まれ変わったけれど、自分でもまだどうしていいのかわからなくて…」
物凄く初々しいです。初めての営業メール。
リンクルンを握りしめながら、一生懸命文面を考えていたかと思うと胸がきゅんとします。
桃園さんなんて最早慣れ切って、片手間にバシバシ打ち込んで送ってくるというのに。
■フレッシュプリキュア! 第24話「せつなの苦悩 私は仲間になれない!」
ラビリンスを抜け出したイースさん、されど今後のことはノープラン。
とりあえずプリキュア変身は解除して、せつなモードで黄昏てみます。
これからどうしよう。ラビリンスには戻れない。プリキュアにもなれない。就職先がその二つしかないというのも不幸なことだ。
落ち込んでる彼女を見て、通りすがりのお姉さんが声をかけてくれました。
お姉さん:
「もし困ったことがあったなら、クローバータウンストリートにいらっしゃい」
「幸せになれる街だから」
まさか想像もしまい。
この娘が自分の娘さんと死闘を繰り広げていたなんて。
幸せの街・クローバータウンに不幸を撒き散らしていた本人だなんて。
そんな自分の過去に思い悩んでいるなんて。
しかし知った上でも受け入れそうなのがこの街の人々。
一方の桃園さんたち。逃亡したイースさんを捕縛すべく、街中を探索していました。
とりあえず彼女が行きそうなところをしらみつぶしにしよう。
ボーリング場に病院、いつぞやの広場。
思い当るところ=犯行現場。若干、イースさんの過去を物語るようで悲しいです。
しかも当のイースさんは全然関係ない所どころか、街の外ですし。
ふらふら迷い込んだところを即座に発見された。クローバータウンに死角はない。
蒼&ブキさん:
「…それじゃあ頑張ってね」
ターゲットを確認したのち、笑顔で応援して2人は去って行きました。
この3人の信頼関係は今までとちょっと違う。
例えば、霧生さんと日向さんを二人っきりにして「頑張ってね」と去っていく美翔さんとか想像できません。
それはただの逃げです。実際、ただの逃げだったし。
しかもその後に、血まみれで倒れ伏す日向さんが目に浮かぶのは霧生さんが怖いからだろうか。
そんな恐怖は感じないイースさん、道に迷った小動物のようです。
そこで桃園さんが懸命に交流を図ります。家族も動員して健気に盛り上げます。
これが夢原さんだった日には「分からない相手は敵。話す価値もない」と断じて粛清するのに。
頑なだったイースさんですが、徐々に心が溶けていく。
幸せはいつだって身近にある。些細な毎日の中にある。
イースさんが優しく微笑み始めたその時。
ウエスターさん:
「イースがプリキュアならナケワメーケを倒しに現れるはずだ」
「それとも目を覚まし、一緒に不幸を集めるか」
グレたイースさんを呼び戻すべく、ウエスターさんも頑張ってみる。
目を覚ますんだイース!そんな悪いことしてないで、一緒に不幸を集めよう!
ウエスターさんは、これはこれでいい人なんだと思いたい。
桃園さん:
「いくよ、せつな!」
イースさん:
「……あぅ。」
応戦に出た桃園さんの「さ、プリキュアだよね。一緒に変身しようね」はぬるっとスルーされました。
まだ早かった。
自分の勇み足に舌打ちしつつも、ここは深く追求せず、一人立ち向かう桃園さんが格好いいです。
桃園さん:
「…せつなは安全なとこにいて」
「チェインジ・プリキュア・ビートアップ!」
ずどむ。
どしゃり。
敵が、強かった。
桃キュアさん、秒殺。
きっとご出陣前は「ピンチを演出してせつなにプリキュアの自覚を促してみようかな」とか考えてたんでしょう。
「でもそんなのダメだよネー」とか一人突っ込みしながらも、結構その気だったりして。彼女にはアカルンを罠にかけようとした前科がありますし。
それなのに蓋をあけてみたらこの有様ですよ。
最近イースさんとばかり戦ってたせいで忘れておられたようです。
プリキュア一人だけで勝てる相手ではないと。
泣け喚く街の人々。倒れ伏す桃っぽい人。
さっきまで、あんなに幸せだったのに。
幸せはいつだって簡単に壊れてしまう。
だから。
イースさん:
「私、あんなに楽しい気持ちになったのは初めてだった」
「みんなでおしゃべりをしてご飯を食べて」
「それを奪う権利なんて、誰にもないわ!」
過去の贖罪だとか関係ない。
幸せを守るために戦う力があるのなら、今、それを使おう。
イースさん、とうとう覚悟を決めてしまいました。
赤キュアさん:
「真っ赤なハートは幸せの証…」
赤キュアさん:
「うれたてフレッシュ・キュアパッション!」
うれたて。「熟れたて」と「売れたて」のダブルミーニングですか。
あれおかしいな。熟成と新人さんの両方の意味が被ってる。
イースさんも自分で何を言ってるか分かってないのかもしれない。ポーズも何やら愉快。
ウエスターさん:
「目を覚ませイース!」
赤キュアさん:
「私はもうイースじゃない。キュアパッションよ!」
お嬢さんが、完全にグレた。
ウエスターさんも涙こらえて拳を振るいますが、悲しいかな、彼の思いは届かない。
これで「お前が羨ましかった」「変ね。あれだけ激しく戦ったのに心が清々しい」とか言いながら倒れ伏し、再びイースさんがラビリンスに目覚めてくれれば…。
桃園さんたちも酷いですよ。
ウエスターさんが必死に「イース!」と呼びかけてるのに、そのたびに「パッション!」と全否定するように被せてきて…。
赤キュアさん:
「唄え、幸せの狂詩曲」
「吹き荒れよ、幸せの嵐!プリキュア・ハピネスハリケーン!」
幸せを吹き荒らしていいんだろうか。
ていうかそもそも、幸せとはそうやって吹き荒れるものなんだろうか。
イースさんの箍が外れ切ってしまってる…。幸せ撒き散らすのー。
戦いが終わり。
桃園さんは意を決してイースさんに同棲を申し込みます。
両親からも了承済み。
今まで歴代ヒロイン様は、行く宛のない謎生物をこっそり家に引き込んでましたが、桃園さんはちゃんと会話のできる良い子です。
あとイースさんが謎生物枠。
幸せは簡単に壊れるけれど、振りむけば些細な幸せが山のようにある。
青い鳥は山の向こうや迷宮の奥にいるんじゃない。
だからみんな、毎日の生活を大事にしてるんだし、やり直していける。
桃園父母:
「今日のレストランも美味しかったけど、私の手料理もすっごく美味しいのよ」
「僕の作る肉じゃがも」
桃園さん:
「あたしの作るハンバーグもすっごく美味しいんダヨ」
「ねぇせつな、全部食べられるかな?」
幸せてんこもり。一流店で外食しなくっても幸せはそこにある。
そしてもちろん、一流店で食べるご飯だって美味しくて幸せ。
幸せの形は一つじゃない。幸せだと感じられれば幸せなんです。
イースさん:
「精一杯、頑張るわ」
だからお嬢さんも頑張ってみることしました。
過去は変えられない。
でも未来と現在は守っていける。だから頑張ろう。
桃園さん:
「夕ごはーん夕ごはーん♪みんなでおうちで夕ごはーん♪♪♪」
イースさん:
「……み、みんなでおうちで夕ごはーん」
そこは頑張らなくてもいい。
(左画像) フレッシュプリキュア! ふんわりキュアフレンズ キュアパッション (右画像) フレッシュプリキュア! キュアドール!キュアパッション |
【今週の明かされた謎】
家出したイースさん、せつなモードでした。
「もうイースじゃない」等の台詞も多発されましたし、「イース」「パッション」も対称的に使われていました。
ということは。
『ラビリンスの皆様は、人間態が元々の自然な状態である』
このようにならないでしょうか。
しかし今までのラビリンス風景では、彼女たちはイース服モードでした。
そこから導かれる自明の結論。
『ラビリンスの皆様は、いつも変身したままでいる』
あのコスプレは制服みたいなものであって、本体は「せつな」さんなんでしょう。
すると彼女たちは、変身したままで日常生活を行っていたのか…。
これもラビリンスの管理方針なんでしょうか。良い国家じゃないですか。変身能力を持つ娘さんは、ずっと変身したままでいるべきなんですよ!(桃園さんを見つめながら
【今週の職場】
ウエスターさん:
「こんなこと絶対認めん!」
「イース!絶対に俺が連れ戻してやる」
サウラーさん:
「ラビリンスに生きたものが」
「ラビリンスを捨ててどこかで生きていけるはずがないぞ、イース」
言い方はきついものの。
彼らは彼らなりに心配してるんだと思いたい。
何故。何故裏切ったんだイース…。ここにだって幸せはあったのに。
【今週の4人目】
この娘が4人目でもいい気がする。