穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

Cri☆siS×ハピ☆ラバ ~東京☆ないと~ チケット発売 もしくは「ぴちぴちピッチ」万歳

2009年07月22日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
ここ最近、「人魚」ワードが巷に溢れてる気がする。

■Cri☆siS×ハピ☆ラバ ~東京☆ないと~ チケット発売

先日7月20日よりCri☆siSさんのライブチケットが発売になりました。

 日時:2009年11月01日(日)開場18:00/開演19:00
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ
 出演者:Cri☆siS、ハピ☆ラバ(又吉愛・門田幸子)
 予約URL:http://www.mandala.gr.jp/spc/ticket/yoyaku.html

Cri☆siSさんを知らないという方はこの界隈にはいらっしゃらないと思うのですが(決めつけ)、一応ご紹介。
おそらく、この紹介の仕方はご本人様たちは凄く嫌がるでしょうけれど、分かりやすいのでこうする。

【「Cri☆siS」メンバー】
 
 Miki(Vocal):
  土屋実紀さん (アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」シスターシェシェ役、他)

 Noriko(guitar):
  下屋則子さん (アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」シスターミミ役、他)

 Sayori(drums):
  石塚さよりさん (アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」イズール役、他)

 Megumi(keyboard):
  小島めぐみさん (アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア」蘭花役、他)

 Rumi(bass):
  ?さん(???)

狂ったように並ぶ「ぴっち」声優陣。
そのくせ「唄うのが一人だけ」の恐怖の声優バンドです。燦然と輝く「スキル:声優」が無駄使いされている。
ここまでくると逆にRumiさんが怪しすぎてラスボスにしか見えません。

しかも「声優バンド」であることをほとんど前面に押し出さないので、物凄く不可思議なオーラが流れてます。
以前に対バンがあった際には、そちらの共演者が「好きなコンテンツ」ネタで「Fate」話をしてたりして何やら妙な空気を味わいました。
声の出演者が、同時出演してやがる。

元々「ぴちぴちピッチ」の終了後、後夜祭として開催された自主ライブ「Voice in the Live」なるイベントが発端。
「ぴっち」関係者が集まって悪ふざけしてる内に、何故か自力でガールズバンドを立ち上げてしまいました。
しかも困った事に自力で作曲できる能力も保有してた。
かくしてド素人の思いつきで始まったバンドは、気がつけば真っ当に活動を軌道に。
失礼ながら、こんなにまともに長続きするとは全く思ってなかったですよ…。

次回ライブは11月1日。そのチケットの販売開始は7月20日の16時からでした。
チケットは店頭引き渡し。入場の整理番号もそこで手渡されます。
となると、販売開始と共に現地に行って買いたくなります。

幸い別件で近くまで出かけていたので、いそいそと販売時刻の16時にはチケット売り場に行ってみました。
当日は3連休の最終日。しかも蒸し暑い夏の昼下がり。
どうせ誰も買いに来てないだろうから、念願の整理番号1番とか手に入るといいな!

既に長蛇の列ができてた。

これだから「ぴっち」の信者は病的で困る!(含む私)

「楽勝で買える」とたかをくくっていた自分の、危機管理能力の甘さが呪わしい。
暢気に16時ジャストに買いに行ったりしたもんだから、数十番代にまで落ち込んでしまいました。
「Cri☆siS」さんを舐めてた。申し訳ないです。



そんなわけで興味のある方はお早めに。予約だけならネットからでも可能です。

今年の夏は待望の初CD「Little grace」も発売予定。
これで脳内再生の日々からようやく解放される…。あの曲、好きなんですよ。お世辞抜きで。
「ぴっち」ファン以外にも「Cri☆siS」のファンも増えてきてるようですし、これからも楽しみです。

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歌女-utaime- act.10 ~真夏の特別編~ (宮本佳那子さんご出演)

2009年07月21日 | プリキュア雑談・総合
先日参加したライブの際にアンケートに答えました。
答えたところ、次のライブのご案内メールが届きました。
届いたので、行ってきました。

■歌女-utaime- act.10 ~真夏の特別編~



 日時:2009年7月20日(月)開場18:00/開演18:30
 場所:赤坂グラフィティ
 出演者:宮本佳那子、美羽、さくらかおり(出演順)

曲順
曲名
01.キラキラしちゃってMyTrueLove!
02.おかえりなさい
03.年下の男の子
04.サンキュ!は I LOVE YOU
05.おさんぽの歌
06.花咲く丘に涙して
07.ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!
08.手と手つないでハートもリンク!!

(本感想記事は私の記憶・曲解・思い込みによるものであり、出演者の実際の言動や意図とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

必殺の「録画・録音・撮影許可」ライブでした。
屋内ライブでは久々に遭遇した気がします。そしてそういうときに限ってデジカメを忘れててどんより。
せっかくの佳那子お姉さんの雄姿が…。

【開場前】

チケットはライブ会場で手渡し販売。
その際に整理番号も配布されます。
現地に早くいった人から入れるシステム。

今回は配布開始が17時からで、私が着いたのは10分過ぎくらい。
そのタイミングで整理番号10番強でした。
早いというべきか、遅いというべきか…。

チケットを受け取る際にちょっとライブ会場内に入ったのですが、ちょうどまさに聞き覚えのある声がしてた。

???:
 「次、4曲目。『サンキュ!は I LOVE YOU』」

佳那子お姉さん、開演の1時間前だというのにリハされてた。
熱心です。
素の練習声が真剣で素敵でしたので、そのまま立ち聞きしてたい誘惑にかられたものの、我慢。

【開演前】

ラッキーなことにまた最前列に座れた。
赤坂グラフィティさんはテーブルつきの椅子付き会場。
いっそディナーショー形式にしてもいい気がする。

観客は30~50人前後くらい。
若干、地味といえば地味だったかもしれないですが、3連休のこのタイミングを考えると上出来だったと思います。
プリキュア客層かどうか、という面では判断に困る感じ。目立つほどの多数派ではなかったですが、前列は宮本さん支持派が多かった印象。

【お歌】

今日の佳那子お姉さんは、とてもお姉さんな格好でお姉さんしてました。
思わず手を振りたくなる感じ。
佳那子お姉さーん。お姉さーん!

1曲目、「キラキラしちゃって」は前回のライブで聴けずにちょっと寂しかったのでとても嬉しかったです。
「プリキュア5」といえば、この曲は外せないと個人的には思ってる。
2曲目、「おかえりなさい」はまさかの夏木さんリスペクト。夢原さんのコールが幻聴のように脳内に響きます。
プリキュア関連の持ち歌は山とあるのに、カバーで来るとは。
まぁ非プリキュアライブでは歌いづらい曲が多いのかもしれません。

3曲目も謎の変化球でキャンディーズから。佳那子お姉さんがファンだったのか、客層を予想しての根性の一投なのか。
後者なのだとしたら、年齢層を高く見すぎてるような気も。
その路線ならばプリンセスプリンセスの方が刺さると思って見た。

4曲目5曲目は現在稼働中の「まめゴマ」より。
先日と同じく、今日もまめ太くん(2代目)を持参されていました。可愛いです。
なお1代目は抱っこしまくった結果、黒ずんで人前に出せなくなりました。
2代目もいつまでも持つのか…。その内こっそり3代目になってそうで不安が募ります。

6曲目、ご本人いわく「宮本佳那子初の失恋ソング」。
今日のお姉さんは「年下と年上、どちらが好きですか?」だの「失恋…失恋か…」と一人もにょっておられたりと、挙動不審な態度が見られました。
なんてこった。私たちのお姉さんがお年頃!

7曲目8曲目は気合いのプリキュアED。佳那子お姉さん、超頑張ってた。
佳那子お姉さんとしては、プリキュアソングを期待されてはいるものの、プリキュア無関係の出演者もいる状況でそれは大冒険。
ギリギリのラインの選択だったかと思います。

【感想】

佳那子お姉さんがとてもお姉さんされてました。
舞台上で面白い生き物と化してるお姉さんが愛しかったです。
トップバッターでソロってのはハードル高かったと思いますが、お疲れ様でした。

今回もアンケート用紙が配られたので答えてみました。
「歌って欲しい曲は?」というのを今回も聞かれていたのですが、方向性を模索されてるんでしょうか。
個人的には4、5曲目の方向は声質的にもあってて好きです。
他番組で申し訳ないですけれど、「ふしぎ星のふたご姫」関連曲とか谷山浩子さんとか合いそうな気がする。
お姉さんの今後の展開が楽しみです。

【他の出演者様】

佳那子お姉さん目当てで参加したもので、感想が脇になってしまって申し訳ないです。
さくらかおりさんは、何と言うか日本刀のような方だと思いました。
己の信念とキャラを持って覚悟決めておられる。だから何か凄い無茶な言動してても安心して楽しめる感じでした。(…こんな感想でいいんだろうか)

帰り際にCDを一揃え購入してみました。とても丁寧に1枚1枚にサインしてくれた。良い人だ。
次回のライブは8月4日(ご本人様の誕生日だそうだ)とのことで、機会がある方はぜひ。
一応、公式ページも張ってみる。

物販といえば、宮本さんも「まめゴマ」CDとサインカードを手にご本人自ら行われていました。
申し訳ないながら、前回のライブでCDは買ってしまっていたので今回はパスしてしまった。
物凄く罪悪感。いっそその2代目ください。抱っこしますから。

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仮面ライダーディケイド 第25話「外道ライダー、参る!」

2009年07月20日 | アニメ・日曜朝 感想その他
今年の夏休み商戦は賑やかで熱いです。
前々から偉い人たちが「ヒーロータイムの連携を強めていきたい」と株主総会等々でおっしゃっていましたが、本格的に実りだした気がする。
これが、組織力…!

■仮面ライダーディケイド 第25話「外道ライダー、参る!」

ディケイド兄さんがやってきた新しい世界、そこは「仮面ライダー」とは全く違う「シンケンジャー」の世界。
あまりにも違いすぎる世界だというのに、やってみたら意外としっくりコラボってしまいました。
そしてそれは、「シンケンジャー」の世界の破壊も意味していた。



鳴滝さん:
 「ディケイドに侵入された世界は破壊される」
 「既にライダーの浸食が始まっている」
 「ライダーなど全く不要だったはずのこの世界で、最初のライダーが現れてしまった」 
 「ディケイドのせいで…!」

「戦隊もの」として確かな世界観を持っていたはずの「シンケンジャー」なのに、「ディケイド」の世界と融合できてしまった。
すなわち、最早「原典」などというものが存在できない。
何でもかんでも、「ライダー」フォーマットで描写できてしまうのなら、オリジナルにどんな意味があるというのか。

けれどその懸念は、違う疑問で塗り替えされました。



夏みかんさん:
 「仮面ライダーがいたら…」
 「ディケイドがいたら、ダメなんですか?」

蜜柑娘のその発言は、とても重く響きます。

「シンケンジャー」と「仮面ライダー」の融合。もっと言えば旧来の「仮面ライダー」と「ディケイド」の融合。
かなりの思い切ったアプローチだったと思いますし反論もあったかと思いますが、冷静に考えてみるとこの疑問に当たります。
「シンケンジャー」の世界に、「仮面ライダー」がいて何が悪いのか。

今までのシリーズだって、単に描写されていなかっただけで同じ世界に戦隊やライダーが存在したのかもしれない。
それがたまたま合流したからって、何が問題なのか。
いやそれ以前に、異なる世界の異なる登場人物が共闘したからって、それは「世界の破壊」と悪しざまに言うようなことなのか。
だったら「新しい敵の出現」や「続編」だって「破壊」だし、二段変身や新アイテムによる世界の変化だって「破壊」じゃないか。
当初と異なる環境に置かれるという意味で、両者にさしたる違いはないはずです。

続く台詞も重いです。



ディケイド兄:
 「待ってる人間がいれば、そこが帰る場所だ」
 「這ってでも帰ってくるもんだろ、そういう場所」

仮面ライダーがいたからって悪いわけじゃない。
そうは言っても、何の土台もなく自由にやりすぎれば話が成立しないのも確かです。
じゃあその拠り所となる土台は何かと言えば、結局「原典」になる。
ここでいう「原典」は単なる「元の番組」という意味ではなく、それを見た当時の思い出や思い入れも含んだ広い意味での「原典」。
今まで長い間見てきた私たちにとっては、ただの「面白い話」だとかデータ的なことを越えたものを、その番組に対して抱いている。

察するに、それが「帰る場所」なんじゃなかろうか。
仮面ライダーが出ようと、if世界の展開になろうとも、「帰る世界=原典」があるのならそこに戻ることができる。
楽しくお祭り騒ぎをして、終わったら元の世界に戻って元の展開に立ち返れる。ファンはそこでずっと待ってる。原典もそこで待ってる。

「ディケイド」化に限らず、二次創作も続編も、全てそういう要素を持ってると思います。
原典が好きでリスペクトしているからこそ、改編や続編、パロディも安心して楽しめる。
だって帰る場所を、私たちは知ってるんだから。

「シンケンジャー」の世界は確かに侵食されたけれど、それで番組がダメになってしまったわけじゃない。
一つのエピソードとして、上手く取り込んでいってます。
次回からはまた安心して、いつもの世界に戻っていける。

「ディケイド」展開により、世界は変わってしまったし、そういう意味では「原典」も破壊されてしまったのかもしれない。
だけど少なくとも私たちファンの中にある「原典」への想いは変わらないし変えられない。
それが「帰る場所」たる不変の「原典」なのかなと思ってみた。
公式設定がいくら変遷しようとも、楽しんで番組を見た思い出は変わらないし、その思い出がある限り、どれだけ「ディケイド」化しても破壊されることはないのだろうと思う。

「シンケンジャーの世界」なんてネタ以外の何者にも思えないのに、こんなに考えさせられるとは思いませんでした。
平成ライダーの世界でお祭り騒ぎをしたあとなだけに、構成が上手いです。
自分たちの一喜一憂を、見事に取り込んで回答してくれてる気がする。

…で、当の「ディケイド」さんが悩むことになるんだろうか。

彼にとっては「原典」がない。「原典」は今まさに作ってる最中だけど、それは既に「ディケイド」化している。
だから過去もないし、記憶もない。原典がないんだから。
根なし草の旅を続けるしかなく、彼は「通りすがりの」仮面ライダーでいるしかない。

最後はどう落とすんだろう。
自分で自分たちの世界に行く展開はあってもおかしくないかもしれない。第1話はそんな感じだったような気がしますし。
今年のヒーロータイムはつくづく目が離せない。


(左画像)
Journey through the Decade

(右画像)
CAST-PRIX SPECIAL 侍戦隊 シンケンジャー 公式ヴィジュアルブック 五侍粋変化 (GLIDE MEDEIA MOOK 35)


【蛇足1】



夏みかんさん:
 「何ですかあれ!」

突如出現した巨大兵器を前に戦くライダーヒロインの図。
文化の違いを垣間見たようです。
彼女は「巨大ロボの存在しない世界」のヒロイン様。

【蛇足2】



桃緑寿司:
 「よっしゃ!」
青黄鍬:
 「よし!」

個々の戦闘で勝利し、歓声を上げる各チームが熱かった。
これが夏の劇場版と言われても納得できるスケールです。
テレビサイズでこれなら、劇場版はどんなことになるんだろう…?
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フレッシュプリキュア! 第24話「せつなの苦悩 私は仲間になれない!」

2009年07月19日 | フレッシュプリキュア!感想
【今日のプリキュアメルマガ】

毎週日曜8時に、プリキュアさんは営業メールを送ってくださいます。
内容は当日放送のあらすじ紹介と、さりげない商品案内や特典情報等々。
本日のメルマガ担当はイースさんでした。

イースさん:
 「みなさん、はじめまして。せつなです」
 「私、イースからプリキュアに生まれ変わったけれど、自分でもまだどうしていいのかわからなくて…」

物凄く初々しいです。初めての営業メール。
リンクルンを握りしめながら、一生懸命文面を考えていたかと思うと胸がきゅんとします。
桃園さんなんて最早慣れ切って、片手間にバシバシ打ち込んで送ってくるというのに。

■フレッシュプリキュア! 第24話「せつなの苦悩 私は仲間になれない!」

ラビリンスを抜け出したイースさん、されど今後のことはノープラン。
とりあえずプリキュア変身は解除して、せつなモードで黄昏てみます。
これからどうしよう。ラビリンスには戻れない。プリキュアにもなれない。就職先がその二つしかないというのも不幸なことだ。



落ち込んでる彼女を見て、通りすがりのお姉さんが声をかけてくれました。

お姉さん:
 「もし困ったことがあったなら、クローバータウンストリートにいらっしゃい」
 「幸せになれる街だから」

まさか想像もしまい。
この娘が自分の娘さんと死闘を繰り広げていたなんて。
幸せの街・クローバータウンに不幸を撒き散らしていた本人だなんて。
そんな自分の過去に思い悩んでいるなんて。
しかし知った上でも受け入れそうなのがこの街の人々。

一方の桃園さんたち。逃亡したイースさんを捕縛すべく、街中を探索していました。
とりあえず彼女が行きそうなところをしらみつぶしにしよう。
ボーリング場に病院、いつぞやの広場。
思い当るところ=犯行現場。若干、イースさんの過去を物語るようで悲しいです。
しかも当のイースさんは全然関係ない所どころか、街の外ですし。



ふらふら迷い込んだところを即座に発見された。クローバータウンに死角はない。

蒼&ブキさん:
 「…それじゃあ頑張ってね」

ターゲットを確認したのち、笑顔で応援して2人は去って行きました。
この3人の信頼関係は今までとちょっと違う。
例えば、霧生さんと日向さんを二人っきりにして「頑張ってね」と去っていく美翔さんとか想像できません。
それはただの逃げです。実際、ただの逃げだったし。
しかもその後に、血まみれで倒れ伏す日向さんが目に浮かぶのは霧生さんが怖いからだろうか。

そんな恐怖は感じないイースさん、道に迷った小動物のようです。
そこで桃園さんが懸命に交流を図ります。家族も動員して健気に盛り上げます。
これが夢原さんだった日には「分からない相手は敵。話す価値もない」と断じて粛清するのに。



頑なだったイースさんですが、徐々に心が溶けていく。
幸せはいつだって身近にある。些細な毎日の中にある。
イースさんが優しく微笑み始めたその時。



ウエスターさん: 
 「イースがプリキュアならナケワメーケを倒しに現れるはずだ」
 「それとも目を覚まし、一緒に不幸を集めるか」

グレたイースさんを呼び戻すべく、ウエスターさんも頑張ってみる。
目を覚ますんだイース!そんな悪いことしてないで、一緒に不幸を集めよう!
ウエスターさんは、これはこれでいい人なんだと思いたい。



桃園さん:
 「いくよ、せつな!」
イースさん:
 「……あぅ。」

応戦に出た桃園さんの「さ、プリキュアだよね。一緒に変身しようね」はぬるっとスルーされました。
まだ早かった。
自分の勇み足に舌打ちしつつも、ここは深く追求せず、一人立ち向かう桃園さんが格好いいです。

桃園さん:
 「…せつなは安全なとこにいて」
 「チェインジ・プリキュア・ビートアップ!」



 ずどむ。



 どしゃり。

敵が、強かった。

桃キュアさん、秒殺。
きっとご出陣前は「ピンチを演出してせつなにプリキュアの自覚を促してみようかな」とか考えてたんでしょう。
「でもそんなのダメだよネー」とか一人突っ込みしながらも、結構その気だったりして。彼女にはアカルンを罠にかけようとした前科がありますし。

それなのに蓋をあけてみたらこの有様ですよ。
最近イースさんとばかり戦ってたせいで忘れておられたようです。
プリキュア一人だけで勝てる相手ではないと。



泣け喚く街の人々。倒れ伏す桃っぽい人。
さっきまで、あんなに幸せだったのに。
幸せはいつだって簡単に壊れてしまう。

だから。



イースさん:
 「私、あんなに楽しい気持ちになったのは初めてだった」
 「みんなでおしゃべりをしてご飯を食べて」
 「それを奪う権利なんて、誰にもないわ!」

過去の贖罪だとか関係ない。
幸せを守るために戦う力があるのなら、今、それを使おう。
イースさん、とうとう覚悟を決めてしまいました。



赤キュアさん:
 「真っ赤なハートは幸せの証…」



赤キュアさん:
 「うれたてフレッシュ・キュアパッション!」

うれたて。「熟れたて」と「売れたて」のダブルミーニングですか。
あれおかしいな。熟成と新人さんの両方の意味が被ってる。
イースさんも自分で何を言ってるか分かってないのかもしれない。ポーズも何やら愉快。



ウエスターさん:
 「目を覚ませイース!」
赤キュアさん:
 「私はもうイースじゃない。キュアパッションよ!」

お嬢さんが、完全にグレた。
ウエスターさんも涙こらえて拳を振るいますが、悲しいかな、彼の思いは届かない。
これで「お前が羨ましかった」「変ね。あれだけ激しく戦ったのに心が清々しい」とか言いながら倒れ伏し、再びイースさんがラビリンスに目覚めてくれれば…。
桃園さんたちも酷いですよ。
ウエスターさんが必死に「イース!」と呼びかけてるのに、そのたびに「パッション!」と全否定するように被せてきて…。



赤キュアさん: 
 「唄え、幸せの狂詩曲」
 「吹き荒れよ、幸せの嵐!プリキュア・ハピネスハリケーン!」

幸せを吹き荒らしていいんだろうか。
ていうかそもそも、幸せとはそうやって吹き荒れるものなんだろうか。
イースさんの箍が外れ切ってしまってる…。幸せ撒き散らすのー。

戦いが終わり。
桃園さんは意を決してイースさんに同棲を申し込みます。
両親からも了承済み。
今まで歴代ヒロイン様は、行く宛のない謎生物をこっそり家に引き込んでましたが、桃園さんはちゃんと会話のできる良い子です。
あとイースさんが謎生物枠。

幸せは簡単に壊れるけれど、振りむけば些細な幸せが山のようにある。
青い鳥は山の向こうや迷宮の奥にいるんじゃない。
だからみんな、毎日の生活を大事にしてるんだし、やり直していける。



桃園父母:
 「今日のレストランも美味しかったけど、私の手料理もすっごく美味しいのよ」
 「僕の作る肉じゃがも」

桃園さん:
 「あたしの作るハンバーグもすっごく美味しいんダヨ」
 「ねぇせつな、全部食べられるかな?」

幸せてんこもり。一流店で外食しなくっても幸せはそこにある。
そしてもちろん、一流店で食べるご飯だって美味しくて幸せ。
幸せの形は一つじゃない。幸せだと感じられれば幸せなんです。



イースさん:
 「精一杯、頑張るわ」

だからお嬢さんも頑張ってみることしました。
過去は変えられない。
でも未来と現在は守っていける。だから頑張ろう。



桃園さん:
 「夕ごはーん夕ごはーん♪みんなでおうちで夕ごはーん♪♪♪」
イースさん:
 「……み、みんなでおうちで夕ごはーん

そこは頑張らなくてもいい。


(左画像)
フレッシュプリキュア! ふんわりキュアフレンズ キュアパッション

(右画像)
フレッシュプリキュア! キュアドール!キュアパッション


【今週の明かされた謎】

家出したイースさん、せつなモードでした。
「もうイースじゃない」等の台詞も多発されましたし、「イース」「パッション」も対称的に使われていました。
ということは。

『ラビリンスの皆様は、人間態が元々の自然な状態である』

このようにならないでしょうか。
しかし今までのラビリンス風景では、彼女たちはイース服モードでした。
そこから導かれる自明の結論。

『ラビリンスの皆様は、いつも変身したままでいる』

あのコスプレは制服みたいなものであって、本体は「せつな」さんなんでしょう。
すると彼女たちは、変身したままで日常生活を行っていたのか…。
これもラビリンスの管理方針なんでしょうか。良い国家じゃないですか。変身能力を持つ娘さんは、ずっと変身したままでいるべきなんですよ!(桃園さんを見つめながら

【今週の職場】



ウエスターさん:
 「こんなこと絶対認めん!」
 「イース!絶対に俺が連れ戻してやる」

サウラーさん:
 「ラビリンスに生きたものが」
 「ラビリンスを捨ててどこかで生きていけるはずがないぞ、イース」

言い方はきついものの。
彼らは彼らなりに心配してるんだと思いたい。
何故。何故裏切ったんだイース…。ここにだって幸せはあったのに。

【今週の4人目】



この娘が4人目でもいい気がする。
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プリキュアさんスタンプラリー:2009年 西武線スマイルスタンプラリー

2009年07月18日 | プリキュア雑談・総合
今日から巷の学校さんは夏休み開始です。
楽しい楽しい夏休み。
そんなタイミングを見計らって、今日からプリキュアさんたちも新しいお仕事です。

2009西武線スマイルスタンプラリー

(リンク先より文章抜粋)
 実施期間
  ファーストステージ:2009年7月18日(土)~8月14日(金)
  セカンドステージ :2009年8月15日(土)~9月23日(水・祝)

 実施時間
  10時00分~16時30分

 スタンプポイント・記念品引換ポイント
  練馬駅・大泉学園駅・保谷駅・西武球場前駅・西武新宿駅・高田馬場駅・田無駅・所沢駅・国分寺駅の9駅と、
  西武園ゆうえんちの1施設

(抜粋終わり)

10月末の映画を見据え、桃園さんが宣伝活動に精を出しておられます。
頑張り屋さんで良いことですね。
4人目商法の吹き荒れた今週の最後を飾る、とても良い企画。

そこで早速、協力してあげるべくスタンプをラリーすることにしました。
ですが、私は電車が嫌いです。タバコが駄目な体質なので。
とはいえスタンプはラリーしたいのです。このジレンマ、どうしてくれよう。

悶々と悩みましたが、桃園さんの気合に私も答えてあげたいです。
この暑い中、天使キュアフォームはかなり辛いと思います。
汗だくになりながらもお仕事してる彼女を見捨てるなんて…。

仕方がないので、観念してスタンプラリーに参加することにしました。


自転車で。

【1駅目:国分寺(タルト)】



ぎゃりぎょりぎゃり。

調達した自転車で、とりあえず国分寺駅へ。
電車が嫌なら乗らなきゃいいんです。何て簡単な答え。
人は電車なんかに頼らなくても生きていけるんだ。

ぶっちゃけのところ、国分寺は我が家の最寄りでもなんでもないのですが、コース的にここをスタートにするのが綺麗です。
まぁ国分寺からスタートするためにはここまで自転車を持って来なければならず、色々困ったのですが省略。

言えない。西武さん以外の交通手段に金を使ったなんて、桃園さんの前では言えない。

何はともあれスタンプラリーの参加費を払い、シートや参加賞をゲット。
私が1番目だったらしく、駅員さんがちょっと混乱されていました。
国分寺の女児様たちは何をやっておられるのだろう…。



記念すべき一発目のスタンプはタルトさん。
改札を入ってスタンプ押したら、すぐに改札を出て駅の外へ。
怪訝な顔するタルトさんを背に、頑張ってペダルを漕ぎ出してみる。

【2駅目:田無(山吹祈里)12:10着】



いつものようにスタンドバイミー方式で田無駅を目指します。
私は割と普通に2,3時間くらいの距離の駅間は歩ける。
しかも今回は自転車。徒歩と比べとても楽で速いです。実に快適、お気楽です。

…というつもりで走り出したのですが。

徒歩と違い、自転車は小回りが利きません。
速度が速すぎて、ちょっと道を間違えると大火傷になります。
今まで徒歩の感覚で地図を見てたせいで、距離感も時間間隔も狂う。

おかげで 国分寺 - 田無間で迷いに迷いました。
住宅地が鬼門すぎる。何あの複雑なラビリンス。
全くもって管理されてません。

四苦八苦した結果、いさぎよく線路から離れることにしました。
自転車は多少遠回りになっても、直線を突っ走れないとダメだ。
折しも見つかった自転車道に歓喜したのも束の間、今度は調子に乗りすぎて駅を行き過ぎたり。

これは予想以上に難しい。しかも、暑い。
水分補給と日焼け止めは準備してきましたが、気温そのものはどうしようもありません。
熱中症以前に、体力を削られる。

ちなみにこのスタンプラリーの参加賞には「サンバイザー」が含まれています。
桃園さんらしい細やかな気遣いだと思います。これで日光を遮ろうネ!ということなんでしょう。
言うまでもなく、着用する気には全くなれませんでしたが。桃園さんは若干、頑張るところを間違えておられる。



のたうつようにして、ようやく2駅目。

ここのスタンプ担当はブッキーさん。
何か凄く嫌なものを見る目で見られた気がする。
ふぅん。そこまでして電車使わないなんて、西武さんに恥かかせるような真似するんだ、みたいな。

【3駅目:西武新宿(キュアベリー)13:45着】



もしかしてこれはプリキュアさんに喧嘩を売ってるんじゃなかろうか、とようやく気がつきました。
西武さんの宣伝に全くなってない気がする。
いや、でもちゃんとフリーパスは購入したんだし、何も悪いことは…。



ぶつぶつ言い訳しながら、青梅街道をひたすらに東進。私は悪くない私は悪くない。
嗚呼でも夢原さんだったら話なんて絶対に聞かずに殴ってきそうだなぁ…。
その点、桃園さんは「辛くなったらいつでも電車に乗ってイイんだヨ」とか言ってくれそうです。天使の微笑みで。優しい子です。

…その後ろでは蒼い人が「その優しさを無下にしたらコロす」的目をしてそうですけれど。

【4駅目:高田馬場(ウサピョン)14:05着】



予想に反して西武新宿には楽につきました。
大分コツを掴みました。大通りをたどっていけば到着できる駅は楽だ。
次の高田馬場は西武新宿からわずか1駅。さして苦労もせずに無事に到着。

ここで出迎えてくれたのはゲスト謎生物のウサピョンでした。また人を舐めきった生き物だ…。



その後、駅ホームでしばらく待機。
スタンプラリーの期間中、素敵なことにプリキュアさん仕様の電車が走ります。
事前に調べた出発時間によれば、ちょうどこのタイミングで高田馬場で遭遇できます。乗る気はないけど。

望みは叶い、首尾よくプリキュアトレインはやってきました。



ッ!4人目!!

しかも単独の起用です。
イースお嬢さんもお偉くなったものです。
ちょっとプリキュアになった途端、この優遇待遇ですか。そういう特権意識って、どうなんでしょうね。



…よく見たら、プリキュア仕様と言いつつ、デコレイトされてるのは電車正面のみでした。

これは…。何も知らない人が見たら、「何あのキャラ?」レベルの微妙な感じです。
ていうか、そこらの女児様にも全く気がつかれずにスルーされてます。そりゃ電車の正面なんて、早々見ないし。
何か優遇待遇とか言って申し訳ないです。これはかなりキツイお仕事押し付けられてるな…。優遇と言うより新人いびりな気がする。

【5駅目:練馬(蒼乃美希)14:45着】



時間がない。その懸念が現実になってきました
この企画、16時半までしかやっていません。
参加するお子様が明るい内に帰れるようにという運営さんの御配慮です。素晴らしい。
でもおかげで全駅回るのは不可能になってしまいました。
ちくしょう。田無までで手こずり過ぎた…。



高田馬場から目白通りに乗っかって、練馬まではほとんど一瞬でつきました。
それだけに、田無で苦戦したロスタイムが悔やまれる…。
スタンプラリーのクリア条件自体は、全駅ではなく5駅分集めれば良いので、一応ここで最低限のノルマは達成。

【6駅目:大泉学園(キュアパイン)15:30着】



途中、結構な山っぽい起伏を越えたような。
それなりの大都会扱いの新宿から、自転車でたった1時間ちょっとでこうなる。
本質的に、日本に大都会はないんだと思う。

道のりは平たんではなかったものの、それ以外は特に問題もなく大泉学園に着。
返す返すも田無で苦戦したのが…。
ブッキーさんから「ていうか電車使えば?」な目をされましたが、見なかったことにします。



なおこの駅には東映アニメーション様の著名なギャラリーが存在します。
噂の在庫倉庫を見たい方はぜひどうぞ。
美翔さんが100均の値札に埋もれてる様を拝むことができます。

【7駅目:保谷(キュアピーチ)15:45着】



この時点で愛しの桃園さんは全くスタンプに現れていません。
どんな嫌がらせですかそれは。
おかげでリタイアしたくてもできません。桃園さんはこういうところで腹黒いと思う…。



大泉学園の隣なので、あっという間に到着。そして唖然としました。



も、桃園さん、その髪型は、何!?

ご自慢のツインテールを一つにまとめ背中に流しておられます。
いきなりイメチェンなんて…。そんなに「髪の毛下ろすと可愛いよ。ブッキーみたいで」と言われ続けたことを気にされてたんでしょうか。
夏は娘さんを変えていく…。

と思ったのですが、よく見たらツインテールの外側がスタンプの枠からはみ出してるだけのようです。
この娘は…。また頑張りすぎて、カメラの前に出ちゃったから見切れたんだ…。
決めの笑顔が痛々しいです。桃園さん…。もう半歩、後ろに下がって撮影しないと、ツインテールがツインテールに見えないですよ…。

【8駅目:所沢(桃園ラブ)16:45着】



残り時間はあと僅か。所沢まではかなりの距離。
どうにか間に合わせようと、懸命に自転車を漕ぎます。
所沢で待っていてくれるのは桃園さんです。これは頑張らないと!

結果、道に迷いました。

またやってしまった。見事に住宅地に迷い込んでしまいました。
GPSを使えば自分がどこにいるのかは分かります。ですので方向を見失うことはありません。
でもその方向に向かって直進できない。住宅地ではスピードを上げるわけにもいかない。ああもう、全然先に進まない!

なお悪い事に、自転車を漕いでいたこの時は「スタンプラリーは16時まで」と勘違いしていました。
多少はロスタイムがあるだろうと、それに賭けてはいたのですが、20分も過ぎる頃には心が折れてしまいました。ぼっきり。
かくして身も心も疲弊しつつ、所沢に着いたのは16:45。



既に店じまいされていました。微かに桃の残り香はするものの、桃園さんも楽屋に引っこんでお茶でもすすっておられるのでしょう。
思わず、駅員さんに交渉して引きずり出して貰おうかとしましたが、同じ社会人として定時後に働かせるのは気が引けます。
ここは涙を飲んで引きさがろう。怨嗟の声を上げながら。ももモモもも!モモももモモ!(怨嗟

【結論】

本日の成績:

 クリア駅(7駅):国分寺・田無・西武新宿・高田馬場・練馬・大泉学園・保谷
 未クリア(3駅):所沢・西武球場前・西武園遊園地



大敗北です。
予定では最後に西武園に到着して、ニコニコとプリキュアさんのステージショーを見て帰る完璧なプランだったのに。
まぁ西武園さんは、何故かこのタイミングで「ステージショーはやりません」なんて謎の戦略を取られてますので、元々無理な計画ではあったのですが、負けは負けです。

せめてもの抵抗で、後日改めて未訪問駅に行きたいのですが…。
残ってる3ポイントからすると、西武ライオンズさんの試合でも見に行けばいいんでしょうか。西武線に乗って。
その上、本来ならスタンプラリーのフリーチケットで西武園さんに入れたのですが、これが1日で失効するので、後日行くには別途入園料が必要に。
おかしい。電車が好きくなくて自転車を選択したはずなのに、西武さんにより金を払う羽目になってる気配がする。

ふと横を見たら、桃園さんが「だから西武鉄道に乗って、幸せゲットだよ」と優しげな顔をされてました。
い、いや。これは優しいんじゃない。「身を持って知ったよね。電車乗ろうネ」の笑顔だ。
力で制圧するのではなく、包み込むように支配する。それが桃園さんの流儀なんだろうか。

苦い敗北感と酷い疲労感を抱えながら、今日は泣きながら寝ることにします。
なお帰り道の陰鬱な長い行程は、陰鬱なだけなのでなかったことにする。
所沢から、移動にまた云時間…。

【蛇足】

スタンプはファーストステージとセカンドステージで合計20個。
デフォルトの3人娘は変身前×2個+変身後×2個で計4個。
一方、4人目ことイースさんは変身前1個(ファーストステージ)・変身後1個(セカンド)の2個のみ。
あれ?そこはかとなく、先輩3人と待遇に差が…?
あれほど4人目商法でちやほやしてたのに、もう用は済んだと言わんばかり。彼女が出オチではないことをお祈りしたい。

【追記】

完走しました。
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映画「ドラえもん のび太の人魚大海戦」公式ページを見た

2009年07月17日 | アニメ、ゲーム・全般
いつもお世話になってるTJ-type1さんのところで知りました。

映画ドラえもん のび太の人魚大海戦(注:音あり)

ドラえもんさんの映画もとうとう30周年。
その記念すべき映画のテーマは「人魚」。
時代は今、人魚なんですよ。小学館さんも物の道理を分かっておられるじゃないか。

人魚さんと言えば、「魔界大冒険」のセイレーンのお嬢さんは記憶に生々しいのですが…。
確か同じく海を舞台にした「海底鬼岩城」では出てこなかった気がしますし、「アニマルプラネット」では陸上生物だけが不当に贔屓されてた覚えがあります。
そんな人魚さんに冷たいドラえもんさんが、とうとう未来を夢見る大海戦ですよ。数年ぶりに映画館に見に行ってみようかしら。

惜しむらくは予告編に一切全く全然人魚さんが出てこないことです。
人魚さんが出るよ出るよ商法ですか。これで静さんがちょっとコスプレするだけとかだったら暴動が起きますよ。
ドラえもんには一刻も早く、主役たる人魚さんを公開していただきたいものです。
コメント (2)
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一言感想:週刊少年マガジン 「波打際のむろみさん」

2009年07月16日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #1「瀬戸際のむろみさん」、#2「沖合のむろみさん」

今年春にマガジンさんで短期集中されていた「むろみさん」が華々しくご帰還されました。
生まれて初めてアンケートはがきを出した甲斐がありました。しつこく「正式連載を」と訴えた甲斐がありました。
マガジンさんは、読者のニーズに応える優良企業様。

どんな漫画かといえば、可愛い人魚の「むろみ」さんと戯れる漫画です。
むろみさんは人魚。すなわち魚です。ただひたすらに魚です。これ重要。
稀に「人魚は人間の魚態(すなわち海洋性ほ乳類)では?」と言う人もいます。侮辱ですね。人魚を舐めないでいただきたい。おサカナ万歳。

(漫画本文より抜粋)
 これまでにわかっている むろみさんの生態:

  ・水棲哺乳類(主にイルカ・クジラ)を敵視している
  ・淡水魚より海水魚の方が偉いと思っている

素晴らしき正論です。ツボを分かっておられる。
むろみさんは人魚。すなわち魚です。救いようがないほどに魚です。これ重要。
魚なので当然魚脳です。ミミズを貪るように食い漁り、魚騙しの釣り具に容易に騙されて漁船に捕まる。それがおサカナさん。

いたって普通に漁船のおっちゃんに馴染まれていたり、マグロと一緒に水揚げされても優しく床に転がされてたりと、むろみさんが大変愛されている様子が微笑ましいです。
やっぱり人魚さんはこうでないと。
この漫画家さんは人魚の良さを分かっておられる。

(漫画の柱より)
  方言漫画家ならぬ人魚漫画家!?博多在住の名島先生にファンレターを!!

ご本人様や編集部さんも自覚なさってるんでしょうか。
確かに、「人魚漫画家」を名乗る資格がおありになります。
これからも是非、この路線でお願いしたいです。

しかも今週号のマガジンさん、「むろみさん」の後ろに掲載されている「FAIRY TAIL」でまで人魚さんを出して来ています。
マガジンさんは分かってらっしゃいますね。人魚さんの需要を。
これは一気にライバル他誌に差をつけるチャンスですね。

以前に「むろみさんを連載してくれたらマガジンを購読する」と書きました。



約束は守ります。
そしてこれからもこの路線で行く限り、購読を続けます。
大事なことですから、誤解のないように改めて書きますね。


「波打際のむろみさん」が連載されたので「マガジン」を買いました。


今までは「サンデー」派で毎週感想記事も書いていました。
主に「絶対可憐チルドレン」目当てで読み始めて、「魔王」が好きで贔屓にしていたのですが…。
「魔王」は最終回を迎え、「絶チル」は海ネタをやってるのに人魚さんが出てくる気配もありません。これは良くない。
そこでこれを機に寝返って「マガジン」さんに鞍替えします。
大事なことですから、誤解のないように改めて書きますね。


「波打際のむろみさん」が連載されたので、「サンデー」から「マガジン」に切り替えました。


この事実を、両編集部さんはぜひとも受け止めていただきたい。

よし、後はせっせとアンケートはがきを出し続けよう。
今週号のアンケートは「むろみさん」特集です。
上から順に「01,02,04」「01」「04」。
最後の質問の「04」に関しては「ミミズを貪るむろみさん」とか「シールが痒いむろみさん」で大興奮です。
そういう方向性の「04」でお願いしたい。


#連載開始を教えてくださった方、ありがとうございました。
#コメント返信が全般に遅れております。申し訳ありませんが、気長にお待ちくださると助かります。


【追記】
 「むろみさん」は「絶望先生」でもいきなりネタにされています。
 偶然とはいえ幸先が良いです。
 もっともネタの関係上、一番肝心な「人魚」を削除するという愚昧な行為をなさってますが…。
コメント (6)
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東京おもちゃショー2009 ~しつこくキュアパッション登場~

2009年07月16日 | プリキュア雑談・総合
東京おもちゃショー2009が開幕(msnニュース)

また…、4人目ですか…。

イースさんのスケジュールがとんでもないことになっている。

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映画「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の大集合!」 感想(3周目)

2009年07月15日 | プリキュア雑談・総合
プリキュアさん万歳!プリキュアさん万歳!

■映画「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の大集合!」 感想(3周目)

そんなわけで待望のDVDが発売されました。
内容がめちゃくちゃに豪華です。
昨年の超短編やDSゲームの特殊OPも完備。素晴らしい。

改めて見返してみると、全編に渡って突っ込みどころの嵐です。
何せDVDジャケットの裏面からしておかしなところばかり。
せっかくのジャケットなのに、紹介絵として逃亡シーンをチョイスされてる九条先輩とか。
現役プリキュアとして皆を代表して宣伝文句を書いた桃園さんの、実に微妙な広報文とか。
パッケージの時点でこんな有様なのだから、中の映像は語りたいところが多すぎる。

しかしながら一々全部書いてるわけにもいかないので、とりあえずEDの一枚絵について見てみたいです。
超短編および超長編のEDムービーでは、出会ったプリキュア娘たちの交流風景が描かれています。実に微笑ましいですね。
そこで早速、「何気ないキャラクター同士の交流の様子から、人間関係を勝手に推測して決めつける」という下卑た遊びをしてみたいと思います。

ターゲットは、我らの美翔舞さん。

美翔さんと言えば、人づきい合いがド下手くそなことには定評があります。
「おしとやか」とか「内気」というわけではなく、単に猫背なだけなところが彼女らしい。
しかも「内弁慶」という割とどうしようもない性質まで持っている彼女、果たして同年代の娘さんたちと仲良くやっていけるのかしら。

とりあえず、各場面での美翔さんの近くにいる娘をリストアップしてみる。



超短編01:
 雪城先輩
 秋元先輩
 水無月先輩



超短編02:
 雪城先輩
 日向さん



超長編01:
 水無月先輩
 ミルミルさん



超長編02:
 (画面内にいません)



超長編03:
 檸檬
 ミルミルさん



超長編04:
 檸檬
 雪城先輩
 ミルミルさん
 ブッキーさん



超長編05:
 夏木さん
 夢原さん
 雪城先輩



超長編06:
 (孤立してます)



超長編07:
 (画面内にいません)



超長編08:
 (孤立してます)



超長編09:
 雪城先輩
 秋元先輩
 ミルミルさん



超長編10:
 九条さん



超長編11:
 秋元先輩
 九条さん
 雪城先輩



超長編12:
 秋元先輩
 雪城先輩
 ミルミルさん



超長編13:
 雪城先輩
 夏木さん(但し視線は完全に別方向)



超長編14:
 檸檬
 ミルミルさん

合計:
 8回 雪城先輩
 6回 ミルミルさん
 4回 秋元先輩
 3回 檸檬
 2回 (孤立)
 2回 水無月先輩
 2回 九条さん
 2回 夏木さん
 1回 日向さん
 1回 夢原さん
 1回 ブッキーさん

以上の結果となりました。
孤立してる回数が地味に多いです。
美翔さんは期待を裏切らない。

ですが、まず褒めるべきところは褒めてあげましょう。
お偉い事に、日向さんと極力離れる努力をしておられます。
せっかく新しいプリキュア仲間と出会ったのですから、身内と別行動するのは良いことです。
アグレッシプな日向さんに単に置いて行かれただけな気もしますが、大変評価に値します。
美翔さん、頑張った。

で、主題の人間関係ですが。

ぶっちぎりで雪城先輩との行動回数が多いです。異様なまでに。性格面では特に接点はないというのに…。
美翔さん…。完全に頭を押さえられてますね…。
「雪城先輩と九条さん&美翔さん」の絵なんて、パシリ1号と2号にしか見えません。これはキツイ…。

意外なのが2位 ミルミルさん。
言われてみればこの2人、意外と相性良さそうです。
どちらとも素材は高スペックなのに、何かがとても残念なところとか。
両者とも世間知らずなので、2人だけで歩いていたらナンパのカモにされそうです。

意外と伸びなかったのが4位の檸檬。
この2人、一見同系統のキャラに見せかけて、むちゃくちゃに仲悪いイメージが強いです。
上下関係に過敏な檸檬さんですから、それと分かる営業スマイルを浮かべながら腹の中では「あ、失敗プリキュアさんですね」「先輩のおかげで私たちの出番が回ってきました。ありがとうございますぅ」とか思ってそうです。
一方の美翔さんもへらへらっとしながら、「でも人気投票は私が勝ったもん」とか思ってそう。
2人ともお気入りのキャラなだけに、水面下でギスギスしてる様子を思い浮かべると癒されますね。ね。

次に逆サイドを見てみましょう。
すなわち、「仲の悪い娘」。
先の画像から、「全く一緒に行動していない娘」が3人います。

 0回 美墨先輩
 0回 桃園さん
 0回 蒼乃さん

露骨ですね。
美墨先輩からは全力で逃げたんでしょう。
もしくは黒い人と白い人の間で、「あの鳥は白がシメる」と役割分担されたのかもしれません。
いずれにせよろくでもない。

桃園さん、蒼乃さんと距離を置いているのも美翔さんらしいです。
フレッシュ組のもう一人、ブッキーさんとも疎遠。
要するに、新人さんとの間に壁を作っておられるようです。
良くないですね、そういうの。
「この娘たちの番組が2年続いたらどうしよう」とかそんなことを思ってるんでしょう。全く、美翔さんたら…。


美翔さんを実に象徴する一場面として、画像「超長編09」のお料理画面があります。
何やら得意気にお料理をなさっています。
美翔さん的には、料理スキルは結構ご自慢のようですからね。

ただ残念なことに、彼女の料理能力は「普通」の域を出ません。
確かに一般的な中学生としては、「料理ができる」というのは凄いことなのかもしれません。
しかしここに集まってるメンバーには、職業上のプロが2名(九条さん、ミルミルさん)+普通に日々の自炊を行ってる娘1名(桃園さん)が混ざってます。
描写はされてなかったと思いますが、夏木さんも食事当番くらいはこなしてそう。
そんな連中に交じって、ちょっと趣味でお菓子作れます程度のスキルででかい顔をなさるとは…。

そもそも日向さんからして、一流パティシエの娘です。
本人の能力は壊滅的とはいえ、老舗和菓子屋の娘・秋元先輩もいます。
蘊蓄女王たる雪城先輩の追及は厳しそうです。毎日良いもの食べてる水無月先輩は、悪気なく酷い感想を言っちゃいそうですし、檸檬は悪気あって酷い感想言いそうです。
頼りになりそうな夢原さんとはあまり仲が良くないようですし、蒼乃さん・ブッキーさんは確実に桃園さん基準で物事を考えるでしょう。
そんな状況で、お菓子作りですか。正気ですか。

あの画面の後の美翔さんの状況を思うと、居たたまれなさにニヤニヤ笑いが止まりません。


(左画像)
映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!(音符記号) オリジナル・サウンドトラック

(右画像)
映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!【初回限定版】 [DVD]


映画公開当時の感想1感想2

【蛇足】

上の画像一群、レモ子さんの扱いがかなり良いです。
映画の撮影の時点では、あの残酷な人気投票の結果は未発表ですものね…。
この頃が檸檬の最後の春だったのかもしれない。
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プリキュアスタイルカードグミ F ~やっぱりキュアパッション登場~

2009年07月14日 | プリキュア雑談・総合
今日も今日とてスーパーにお買い物に行きました。
そして絶望しました。
プリキュア関連商品がことごとく4人目体制に移行してます。
全国を4人目商法が席捲している。なんてこった。
桃園さんの悪質な販売戦略は、見事にターゲットに突き刺さったようです。困ったものです。

…いえ別に良いんですけどね。
賑やかなのは良いことですし、売上に熱心なのも良いことです。
ただ、どうにも素直に喜べないですね。
「4人目が出た」と浮かれ騒ぐその横で。お祭り騒ぎをするその影で。
陰鬱な顔してる美翔さんのことも、少しは慮って欲しいのです。

美翔さんってば、「どうして私たちは3人目&4人目商法をしなかったんだろう」と落ち込んでおられるようなのですよ。
嗚呼、「SS」放送のあの当時なら、「3人目&4人目」の登場インパクトは今以上だったのに。
あの時その戦略を採用していれば、今頃「SS」は希代の大ヒット番組と称されていたのかもしれないのに。
悔やんでも悔やみきれません。涙で枕を濡らす毎日です。

まぁその商法をしなかった最大の理由は、当の美翔さんが「満さんと薫さんはプリキュアじゃないもん」「プリキュアは選ばれた私たちだけだもん」と頑なな排他主義を貫いたからなんですけどね。自業自得なんですけどね。
そんな安っぽい特権意識が全ての不幸の始まりでした。
もっと大らかな広い心を持って、プリキュアの門戸を開いていれば、今頃はこんなことには…。




って、あ!
くだらないことを考えていたら、うっかり4人目グミをまた買ってしまいました。
何かが納得いきません。この訴求力は何。




とりあえず、おまけのカードの桃園さん。相変わらず可愛いです。小憎たらしいほどに。
カード裏面には一言メッセージが書かれているのですが、「ひらミニがイチオシ!」とか訳の分からないことをおっしゃってます。
プリキュアさんで「ひらミニ」なんて単語を聞く日がくるとは…。素材はいいのに、のんべんだらりんとしていた美翔さんの立つ瀬がありません。

また、カードによっては絵柄の娘さんへのインタビューが掲載されています。

質問:
 「おしえて!ラブちゃん!」
桃園さん:
 「いいよー。なんでも聞いてね!」
質問:
 「シフォンのすきなモノは?」
桃園さん:
 「…。」
 「……。」
 「…ピルンがつくるキュアビタンだよネ」

なんでも聞けるのに、わざわざシフォンの好物を尋ねる質問者さん。
ツボを理解しすぎてます。桃園さんの微妙な表情が堪りません。
あ。あたしに興味、ないんだネ…。

その他、グミの味が「パイン」味一種類だとか突っ込みどころは多いのですが、やっぱり目玉はこの人。
世界は今、彼女を中心に回っている。




キュアパッション様。はいはいお偉いですね。4人目ですね。
イースさんに一体どんな経緯があったのか、清々しい顔して4人目されています。
おのれ4人目め…。

誤解のないように書きますが、私は別に赤キュアさんが嫌いなわけではないのです。
しかしながら実に些細なことではあるのですが、極めて控え目に主張させていただくと、パッション服よりイース服に劣情を催すので着替えないで欲しいのです。
赤キュアさんは、ミユキさんにミスリードするために無駄にお姉さんな格好になってるのが好感度減。

…と思ってたのですが、こうしてじっくり見てると段々アリに思えてきました。
コスプレ臭が物凄いです。「何やってんだこの娘」感がバリバリします。恐ろしく間抜けな変身台詞も琴線をくすぐります。
これは、良いかもしれない。(ごくり)

美翔さん:
 「…。……。………。」

あ、何ですか美翔さん。またそんな胡乱気な目をして。
「安易に追加戦士に飛びつくのは良くないと思うの」とかそんなこと言いません。
やらなかった貴女が悪いんです。




そんな美翔さんのために、本日発売の「プリキュアオールスターズDX」を購入してあげました。

美翔さん:
 「…。……。………。」

あ、何ですか美翔さん。またそんな勝ち誇った目をして。
DVDジャケットを一瞥して、「4人目なんて生き物はいない!」みたいな顔をしません。
せっかくの夢DVDに、そういうケチをつけるのは良くないことなんです。

というわけで、今からドキドキとDVDを眺めてみる。グミ食べながら。
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