先日のプロフェッショナル・・・の本をもう一度読み返してみた。
結構いいことが一杯書いてあります。
始めの部分でめげないことですね。
何故、この本を書くか、という意味みたいなものを難しい言葉で表現しているので、ここでめげてしまうともったいない。
特に歴史的な変遷を太古の昔にさかのぼって説明しているので、ここはとばしてもOKかなと。
本題は優しい言葉でわかりやすく、筋だって順番に書いてあります。
仕事上で何が大切か、ということ。
ただ、この知識型社会の内容は理解した方がいいかも。
それが結構難しい。
いわゆる学校で習う知識とは少し違った意味で使っている。
教科書的な知識ではく、もっと高度に専門的な知識
ジェネラリスト的な知識ではなく、何か専門的な分野の最新知識を常に吸収していくことが大切だと。
その方法論みたいなものです。
特に組織の中でどうやって知識を共有し、革新につなげていくか、というところが肝心
フラットな組織、情報を組織で共有する、チームで働く、
個々の専門知識を横断的に共有して、仕事(プロジェクト)をしていく。
日本人向けに書いているのかどうか、日本についての言及もかなりあります。
それに必要なのがマネジメントだと。
いわゆる経営という意味ではなく、個人個人が自分の生活、仕事全般をマネジメントしていくことが大切だと。
コミュニケーションが肝心、
どのようにコミュニケーションをとるか、上意下達はここでは通用しない。
というところまで、読み返しました。
至る所に、黄色マーカーが引いてありました。
例えば、
「どのような貢献ができるか、を自問することは、自らの仕事の可能性を追求することである」
「直接の成果、価値への取り組み、人財の育成の三つである。」 これは、組織について言っているところ。
今の会社はこの方向に向かっているのかな?
私が少し前に働いていた外資系では、MBOを導入してやいのやいの、言ってました。
この本を読んで、やっと腑に落ちましたが、MBOで一番大事なのは、上司と部下のコミュニケーションだと言っている。
それが、ともすれば忘れられがち。だって、日々の仕事は忙しく、二人で膝突き合わせて何時間もレビューしたり、将来を話し合うことは非常に困難。コミュニケーションをとるのが苦手な上司や部下がぞろぞろいて、結局MBOはお題目で終わっている。
なんて状況でした。
もちろん、今は知らないですけど・・・
で、確かコミュニケーション講座をやろう、っていう話も出ていた様な・・・