雪に覆われた平原のようですが
五稜郭公園のお堀です。
お堀の水が凍り、その上に雪が積もっています。
晴れた日。お堀の雪面に映った 周囲の桜の木々の影。
遠くに見える、雪をかぶった山々。
美しいとは・・・こういうこと。そう思います。
周囲は人が歩ける程度に除雪されていました。
こんな寒い日でも、ウォーキングやランニングの人が。
寒いから出来ない。暑いから出来ない。
Noからは何も始まらない・・・か・・・。
五稜郭タワーと雪をかぶった桜の木々。
枝をよ~く見ると、芽が見えました。
晴天の日は、できるだけ歩くようにしていますが・・・
「雪焼け」に要注意。
帰宅後、顔がほてっていました・・ヤバッ!
(昔スキーをしていた頃は、気をつけていたのに)
朝ベランダのカーテンを開けると
はるか遠くの海が真っ白。
津軽海峡に流氷が??
地球に大異変か?
改めて目をこすると白く見えるのは
海面から立ち上る水蒸気。
雲海が漂っているような海と
その先に霞む下北半島に
しばし見とれていましたが・・・
後日、これが「気嵐(けあらし)」という
現象だと知りました。
北海道の真ん中あたりの街、旭川市。
その街に流れる「忠別川」の浅瀬が
白い花畑になったと・・・
昨日の夕刊に載っていました。
「フロストフラワー」。
川面の水蒸気が急激に冷やされて
花びらのような形に凍りついた現象だ
そうです。
昨日の旭川の最低気温は中心部でも
マイナス22℃。
江丹別ではマイナス30・5℃らしい。
きょうの函館の予報は
最高がマイナス2℃。最低はマイナス9℃。
まだまだ暖か(?)です(笑)。
トップ写真は昨日行った図書館で。
雪に覆われた中庭のベンチです。
暖かな廊下の窓から撮りましたが
こんな「ツララ」さえ新鮮に見えるのは
長く北海道を離れていたからでしょうね。
今・・・カーテンを開けてみると・・・
朝日を浴びて桜色にほんのり染まった
津軽海峡と静かにたたずむ下北が
見えました。
静かな朝。これから朝刊を開きます。
最高気温もマイナス(!)の真冬日が続いています。
さぞかし寒い・・・・と思うでしょうね。
暖かなところの方は。
たしかに、寒い。はんぱなく寒い。
でも、そうでもない・・・。
たとえばバスや電車を待っていたり
戸外に長くいると、それは冷えます。
歩いていても、やっぱり寒いけれど
長い時間でなければ そうでもない。
ダウンコート。マフラー・帽子・手袋。
防寒対策、怠りませんもの(笑)
札幌にいた頃は、若かったから・・
ヘラヘラとお洒落していましたが
今はとんでもございません。
慎重に安全第一。
だから、用もないのに夜間外出は
しない・・はず。
(凍結道路で転ぶと危険だし)
でも「ちょっと出かけようか?」と
大門横丁へ。
函館市電。18時から~終電までのパス。
「トワイライトパスを使って行こうよ」と
車は使わず出かけました。
お目当ては「真ダチの天ぷら」。
(真ダチ=真鱈の白子)
ふぅんわり熱くて、とろける甘さと
濃厚な味は 真冬の味覚です。
その他、モツの辛み鍋や天ぷらなども
いただきましたが・・・
圧巻はこれでした。
ホッケのお刺身。
画像が悪くて、活きの良さがわかりませんが
プリプリで、それはそれは美味でした。
タイやヒラメなど白身のお魚より濃厚で、ブリよりは
淡白・・・と説明すると良いかも。
お腹いっぱいで帰宅したのが8時頃。
小さな街は電車で移動しても、楽ですね。
幸い、昨夜は吹雪もせず・・・・
たぶんマイナス5℃くらいだったのでしょうが
それほど寒いとも思わず帰宅しました。
秋の日差しを浴びた津軽海峡。
下北半島・津軽半島を臨むことができます。
素晴らしい眺望の「ココハ・・・・」??
こちらです。
↓
函館の太陽さんと呼ばれ、昨年12月に亡くなった「グロード神父様」が
創設されたホームのお祭りに行ってきました。
このパンフレットにも書いてありますが(交通)、この為に特別バスを
運行させているほどの大規模なイベントです。
第37回。当初は施設の支援者の皆さまに施設の発展ぶりを
見ていただくためだったようですが・・・
今は市民に来てもらうため・・・になったようです。
トップ写真は、広大な施設敷地にある「展望公園」の塔からの
素晴らしい眺めです。
函館山。
函館郊外の丘陵地で、さらに塔の上からなので
市街はもちろん(五稜郭タワーも見えています)松前方面の
山々まで見えました。
塔の周囲には案内プレートが。。。。
国際的表示ですが・・・
もう少し狭い範囲の説明表示がほしい・・・(笑)
でも、国際的表示は ごもっとも!
「9600キロカラ トンデキタ」のですもの。
60年ほど前にフランスからいらした神父様の広~く
深い、ご見識やご視野を想うと・・・
国際的表示にも納得させられます。
ここは夜景も夕景も素晴らしい・・・とか。
お友だちが来たら、ご案内したい「秘密の展望台」を
本日知りました。
つづく・・・
逆光で撮ってみました。↑
夕方4時半頃から、ウォーキングに。
横浜で「断捨離&引っ越し作業」を
してきたが・・・
その消費カロリー以上に、摂取カロリーの
方がずっと多いはず。(過食の毎日)
ついた脂肪を断捨離せねば(笑)!
1時間で3周のペースが良さそうです。
(時速5・5キロくらい)
今日の最高気温は26℃。
昼間、直射日光のあたる所は暑かったけれど
夕方は23℃くらいかしら?
歩くと汗ばむ程度の心地よさです。
草刈作業をしていたので、草の青々した香りを
嗅ぎながらのウォーキングでした。
草刈の他、お堀の清掃も。
船ですくい上げたゴミや藻をクレーンで車に
積んでいました。
夏の終わりの定例作業なのでしょうか?
一面の桜に覆われた公園も今は静か。
桜の木々の下に、こんなお花が群生しています。
時間がなくて、2周しか歩けなかったのが残念。
次回は、もう少し早めに行って絶対に3周。
歩きます。
下関~北九州へと「関門トンネル人道」ウォーキングを
していたのは13年前。
その後、横浜の自宅近くでもウォーキングをしたが
・・・こうして、函館でウォーキングすることになるとは
まったく予想をしませんでした。
明日はわからない。
そう思いながら、せっせと歩いてきました。
こちらに来て、えっ?と思ったこと。
消火栓の色です。
市内どこへ行っても、こちらのカラー。
赤いのを見たことがありません。
ネットで見ると・・・あるある。
同じ疑問を抱く人が多いらしい(笑)。
それらを読んでいくと、アメリカ式とか。
さらに、札幌も同様とか?
ワタクシ、生まれも育ちも札幌。
根っからの札幌っ子でござんすが・・
消火栓の色を覚えていません・・・
札幌の方、教えてくださいませ~
大沼へ行った日、城岱(しろたい)牧場にも寄ってきました。
ここは、函館や大野平野が見渡せる場所。
<城岱牧場展望台>の「場」の上。
ポチっと見えるのは 函館山です。
望遠で・・・↓
5月に来た時も良いお天気で、ここからの眺めの
大ファンになってしまいました。
ここは七飯(ななえ)町の町営牧場。
町内の牛たちを預かって放牧する、牛の保育所みたいな
ところ(?)です。
5月に来た時は、まだ牛を預かっていない時だったので
今回は「草を食(は)む牛たち」を見られる・・・と
期待してきました。
が・・・いない。
管理棟の方が「昨日までは、すぐ近くの牧草を食べていたけれど
きょうは場所が移動して、向こうにいます」
・・・・・・
さらに・・・「あ~、暑いから木蔭の方に行ってますねぇ」
はい。確かにいます。遠景に。
↑雲の影で山肌の色が変わっています
前回、管理棟の方に「とても良いところですね。
ここでお茶を飲んだり出来ると良いですね」と話すと
「何かしたいと計画しているのですが、ここは飲料水がなくて」
なるほど・・・。
ちなみに、トイレ(簡易水洗)は川の水を利用しているそうです。
この日も、もちろんカフェなどはありませんが
素晴らしく美味しい牛乳がありました。
自販機にあった「山川牧場」の牛乳!
生クリームの小さな塊が瓶についているような
濃~い牛乳です。
「クリームの塊と知らずに、この牛乳腐ってる。
と言った人もいるんですよ」
おーっ、マンマ・ミーア!
私は20才くらいまで牛乳嫌いでしたが
飲めるようになって、本当に良かった~!
こんな牛乳を飲むたびに、我が身の幸運に感謝。
そして、近くにいなかった(笑)牛さんにも感謝です
大沼公園の前回記事は5月。
木々の緑のボリュームが全く違う。
湖面に映る島々の影も違います。
きょうは足こぎボートに乗ってみよう!
・・・と・・・スワンボートを目指した。
だが、「足こぎボート・2人乗り」は白鳥さんじゃなかった。
こちらは4人だか6人用。
背後に写っている小さなボート。あちらでした。
のんびり進む。我らのボート。
いえっ、真面目に漕いでるんですが
足も動かすが、目も動かします。
夏の駒ヶ岳!
30分だと遠くまでは行けないね~と、戻る時間も考えながら・・・・
蓮がきれい。近くまで行ってみよう!
アップで撮る。
さて・・・そろそろ戻ろうか。
んん?あれ?進まない
蓮たちが、引き留めているらしい。
蓮で座礁・・・
ペダルを逆に漕いでバック。バック。
その後、元通りに漕ぐ。
再び進むようになりました。
・・・が・・・桟橋近くで。再びアクシデント。
「船長!前方に鳥が。ぶつかりそうです」
ぶつかる。ひかれる。と心配になるほど、ゆっくりのんびり泳いでいます。
ここで生まれた子カモちゃん。
今、独り立ちの訓練中です。六羽いたが、一羽はトンビの餌食になったらしい。
座礁と小鴨衝突を回避して、無事桟橋到着。
その桟橋で、子ガモ見守る親ガモ。
この日、観光バスが何台かは来ていましたが、ゆっくり散策する人は少ないようです。
北海道の学校の夏休みは終わったが、本州方面はまだ夏休みなのに・・・
函館空港からも近いのに・・・
これだけ??と思うくらいの人の数。
四季それぞれの表情がある大沼・小沼。
もっと沢山のお客様が来ても良いのではないでしょうか。
私たちは 秋に。
秋色に染まった湖面をお届けできると思います。
とある所で、1時間くらい待たなければならなくなり
「暑いけれど、あのポットのカフェに行ってみよう」と
散策開始。
そこから歩いて数分で たどり着いたカフェ。
「おひとりお茶」
ゆっくりと丁寧に落とし、信楽焼きのカップで運ばれたコーヒーです。
BGMはバロック音楽。ゆったりとした空間。
落ち着いたインテリア。
そして・・・全席禁煙(これ重要!)
店内はひとり女子率高し。それぞれ、ゆったりと過ごしています。
置いてある雑誌が、好きな雑誌ばかり・・・
ミセスの最新号にするか?暮らしの手帖にするか?
それとも・・?
迷った挙句(笑)「暮らしの手帖」を選び、8人掛けの大テーブルに。
(小さなテーブルは 他のひとり女子たちで満席)。
ページをめくりながら、至福の時間です。
かのリンドバーグ夫人の「海からの贈り物」ならぬ
「カフェからの贈り物」?
横浜だと石を投げれば当たるほど、そこかしこにあった
ド○ールやタリー○。スタ○は この街では各1店(たぶん)。
その代り、昔ながらの喫茶店や 落ち着いたカフェが
あるようです。
でも・・・
8人テーブルの向かい側にいた母と息子。うるさいのです。
「お母さん、あーした。こーした」「○○(息子の名)どうした。こうした」
ず~~っとしゃべってる。途切れなく延々と。
いえ、小さなお子様ではございません。
大学院博士課程在籍らしき お坊ちゃま。
就職が決まり(抜擢ですって)、院をやめて来年4月から勤務らしい。
母親がパリに行くときは、お決まりのホテルがあり
そこのアメニティーのブランドが何たら・・
「お母さん、○○(ブランド名)好きだものね」erc・etc
大声で個人情報を店内に垂れ流しの 母&息子
(お耳が遠い訳ではないらしい)
聞きたくなくても聞こえる会話。
私が 振り込め詐欺を稼業としていたら・・・
とても貴重な情報でしょうが、う~ん、残念。稼業に非ず。
賑やか=おばさんチームだと思っていたが
新種も登場かと 認識しているうちに、時間が来て
お店を出ました。
次回は ここで静かな時間を過ごしたいと
思いながら。
昨夜「函館野外劇」を観てきました。
今年で26回目ですが、観たのは初めて。
史跡五稜郭で行われる、規模の大きな劇とは
知っていましたが、お堀に船が出る。
馬が走る。大砲が鳴る。放水があれば
花火も上がる。
劇の主題は函館の歴史物語ですが・・
五稜郭の起伏やお堀を生かした、舞台装置。
演出、音楽、ライトetc・・・
想像していた以上のものでした。
これだけのものが市民の手で。
それも、ほとんどボランティアさんたちで。
26回も続いてきたのです。
臨時に設置されたスタンド席を見た時から
そこに座っての観劇中も、そして終了後も
裏方で支え、作り、続けてきた大勢の方々の
ご苦労を想いました。
国の史跡五稜郭で行う野外劇。
素晴らしいイベントの発案者は、「函館の太陽さん」と呼ばれていた
グロード神父さま。
当時の文化庁からNoと言われ、文化庁長官に直接掛け合って
実現したのは 有名な逸話となっています。
今年は、昨年のクリスマスに天に召されたグロード神父様に捧げて・・・
会場には 神父様の大きな大きなお写真がありました。
私たちが観たのは、神父様のお写真のすぐ近くから。
「ハハハ。早く来ましたね。ここは一番良い場所ですよ」
パイプをくわえながら、にこやかに話しかけてくださる
神父様のお声が聞こえるようでした。
昨日は父が亡くなってから、ちょうど6か月。
階段があるし、夜は冷えるし・・と最近は 見に来なかったようですが
昨日は どこかで見ていたと思います。
きょう母に「見てきたよ」と言うと、「行くと良いのに~と思っていたの」。
持参したプログラムを 楽しそうに眺めていました。
車椅子でも行かれますが・・・
野外劇に限らず「そこまでして出かけたくない」。母の信念(?)。
たぶん、私もそう言うでしょうね。
だから、プログラムと あれこれと報告。
今夜の公演で最後ですが
函館以外のかたも!是非 ご覧になってください。
ユーチューブなどに 素晴らしい映像があります。
いえっ、来年。無理なら 再来年。
函館にいらして、生の舞台をご覧くださいませ。
トップ写真はフィナーレです。
沢山の、本当に沢山の出演者が全員出ています。
出演者たちに、裏方さんたちに 大きな拍手が
会場から湧き上っていました。