Chopin & Trefle a quatre feuilles

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シ ョ パ ン 一 家 と ゆとろぎの時空(とき)

奈良 ワグナー展と人形オペラ魔笛

2013-06-21 21:11:58 | トレフル ゆとろぎタイム

今日も雨、台風ではなくなりましたが、空梅雨から豪雨の
心配。何故こうも極端なことなのでしょうか?
雨の被害に遭われませんようにとお祈り申し上げます。

ところで昨日20日雨の中、また密なるスケジュールをこな
して来ました。
朝のウォーキングの後、10時30分に自宅を出て、江坂の
クリニックへ医療エステ治療通院。  そのあとの13時過ぎ
にそのまま帰宅せず、近鉄奈良に向かました。

奈良文化会館で「夢を奏でたワグナー展」と「人形劇オ
ペラ 魔笛
」を鑑賞するためです。


15時過ぎ奈良文化会館到着。
約1時間30分かけての鑑賞。
私のお気に入りの白亜の名城ノンシュバンシュタイン城
ルードヴィヒ2世ワグナーの関係。
日本初公開ワグナー愛用のピアノ、たっぷりじっくり学び
鑑賞いたしました。

鑑賞の後は、ドイツDallmayrの珈琲をいただき、フルーツ
ティーのフルーツフォレスト¥1,200.-をお土産に購入。 
甲子園テニス時代によく通った ドイツ菓子 カイザーさんも
出店されており、スタッフの方と思わずお話が弾み、なつか
しさのあまり、詰め合わせも買ってきました。
明日のアロマエステサロンのおもてなしに使用します。
明日の先生とお客様はお楽しみに。




17時半にいったん奈良文化会館を出、名物 柿の葉すし
を夕食に、そしてぶらりお土産屋さんを見て歩き、19時前
再び文化会館に戻り、19時より人形劇オペラの鑑賞。


ドイツ、ニュルンベルク の 劇団 タリアス・コンパニョンス
カウンターテナー ダニエル・クロガー氏によるオペラ魔笛
が開演されました。

カメラの下で、人形を動かしスクリーンに映し出します。

開演スタートでもう場内は大爆笑。
出演キャラクターがこれですから。 恐~い。キモカワ?
(この画像はチラシより)

カウンターテナーの歌手が、一人で男女のキャラクターを使
い分けると言うことに大変興味を持ち、やって来ましたので
わくわくです。 

さすがのカウンターテナーの音域と声に感心なのですが、そ
れ以上にこれまた彼のキャラが素晴らしくて可笑しくて、超コ
メディーなのです。 
シナを作って女形のようにパミーナを演じるわ、各キャラクタ
ーを表情豊かにそして声色を変え、人形顔負けに熱演。
(せりふの部分は人形遣い師が熱演です。)

期待の夜の女王のアリア、コロラトゥーラはどう処理するか、
パパゲーノとパミーナの例のパッパパッパ♪の二重唱はどうな
るのとか興味を持っていた部分、女王は一番高い処は悲鳴
でうまくごまかし、二重唱は楽器に助けられ、もう最高。

侍女達や妖精たち(ウィーン少年合唱団?)の合唱、大群の
合唱は楽団員や人形遣いの方に、または楽器に助けられな
がらも一人で大活躍。素晴らしい公演でした。

しかしながら、私のオペラ入門記念第一号の「魔笛」がこんな
になってしまうとは・・・・・ 
でも楽しかった、久しぶりに心から笑いました。

20時30分前閉演。
近鉄奈良駅20時49分の急行列車に乗り、近鉄JR鶴橋、大
阪駅経由、22時30分過ぎに帰宅。 
今回も過密な1日を送りました。

タリアス・コンパニョンスのメッセージにこのような事が書かれ
ていました。
魔笛の本来持つ、ジョーク、悪ふざけ、失われつつある図々し
さ等を取り戻し、魔法のコメディーの大作として創ったと。

しかし、これが入門のオペラとなった子供がいないことを祈り
ます。王子も王女もおとぎ話の期待を裏切らず美しいヒーロー、
ヒロインなのですから。(笑)






雨の中、奈良文化会館にかわいい姿を見せてくれた鹿クン
達に感謝。

コメント
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