2014年も年早や1ヶ月が経ちました。
季節のおもてなしお玄関は、華やかなお正月風景から
例年通り節分? いえいえ今年は初お目見えの博多人
形の少女と童子。どちらも梅柄の着物を着ています。
2月の花と云えば梅を連想しますので使ってみました。
季節のおもてなし「立春」って云う題は如何でしょうか。
童子は手に鶯を、少女は文を。
2体は、女学生時代に博多人形に凝っていた時の母か
らの誕生祝だったと思います。
目の描き方から同作者のものの様です。
張子の馬の鞍も梅鉢紋です。
暦の上では立春2月4日ですが、まだまだ寒く春を待つ
という日々。 額に入れる色紙は何にしよう、梅の絵とか
文字はないかと考えておりましたところ、昨年当館の教
室の先生の書を思い出し、元谷先生の書かれた書と梅
の絵をコラボし、色紙を作成させていただきました。
梅花百福の兆し。(梅花百福兆す。)
わたくしのお気に入りの書のひとつです。
禅語で 冷たい雪の中で膨らむ梅の蕾のように、困難な
環境の中にこそ、たくさんの福が隠れているという意味
だそうです。
元谷裕蘭先生の書は、当館の外にも掲示しております。
今回、掲示の書も一部入れ替えてましたので、御来館
の際は、足を止めて見ていただきますと幸いです。