この宿はじゃらんで「ハイクラス」となっていたので
ついつい厳しい目で見てしまうのかもしれない
どんな強打者だって弱点はあるわけで
ある程度は仕方ないのか
挽回という訳ではないが
料理はなかなかだった
結構酒には力を入れているらしく
通された食事処の入口には
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/05/f684ef6cf79ecfbd08f5cc5388e5b236.jpg)
宿おすすめの酒が並んでお迎えしていた
予約時に「信州の地のモノを・・・」と希望していたのだが
予想以上だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/a6/b91ba9985f43582052681f2058d2845c.jpg)
前菜に「塩イカの酒粕のあえもの」がでたが
「塩イカ」は伊那谷では夏になるとよく食べられていて
小ぶりの塩漬けになったイカを塩抜きし
きゅうりなど一緒に食べたりする
以前は飯田のバスセンター辺りでよく売っていて
その味を知っている人が山のように買っていた
甲州名物「煮貝」同様いわゆる塩の道からやってきた
海産物なのだがいつのまにか
海なし県の名物となっているのである
他にも桜鱒と岩魚のお造りがでたが
刺身のツマが定番の大根ではなく「テングサ」だった
「テングサ」は言うまでもなく寒天の原料で
諏訪のあたりでは冬の名物詩である
別所温泉のある上田は北信それも群馬よりなのだが
中信の諏訪 南信の飯田 あたりの名物を
加えてくる発想力には驚いて
料理を運んできたスタッフに思わず
料理長によろしくお伝えください
といってしまった
朝食はというと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/3d/98e8873346db98116efbd0b7376c1804.jpg)
茶粥と麦とろの選択なのだが
茶粥を頼んでおきながら
調子がよければ麦とろもよかったな
と家族としゃっべていたのが仲居さんに聞こえてしまい
持ってきてくれた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c4/01369e812b5e5441a93b1c3c989f8420.jpg)
宿を出発する際はちょっとしたサプライズがあるのだが
それはここでは書かなくてもいいかな
じゃらんのこの宿にたいしての口コミの点数が極端なのは
利用者が旅館にたいして求めるモノが
多様化しているのも一因かもしれない