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残り物には福がある

強者と臆病者4

2011年10月10日 | 

この宿はじゃらんで「ハイクラス」となっていたので
ついつい厳しい目で見てしまうのかもしれない
どんな強打者だって弱点はあるわけで
ある程度は仕方ないのか

挽回という訳ではないが
料理はなかなかだった
結構酒には力を入れているらしく
通された食事処の入口には

     

宿おすすめの酒が並んでお迎えしていた
予約時に「信州の地のモノを・・・」と希望していたのだが
予想以上だった

     

前菜に「塩イカの酒粕のあえもの」がでたが
「塩イカ」は伊那谷では夏になるとよく食べられていて
小ぶりの塩漬けになったイカを塩抜きし
きゅうりなど一緒に食べたりする
以前は飯田のバスセンター辺りでよく売っていて
その味を知っている人が山のように買っていた
甲州名物「煮貝」同様いわゆる塩の道からやってきた
海産物なのだがいつのまにか
海なし県の名物となっているのである

他にも桜鱒と岩魚のお造りがでたが
刺身のツマが定番の大根ではなく「テングサ」だった
「テングサ」は言うまでもなく寒天の原料で
諏訪のあたりでは冬の名物詩である
別所温泉のある上田は北信それも群馬よりなのだが
中信の諏訪 南信の飯田 あたりの名物を
加えてくる発想力には驚いて
料理を運んできたスタッフに思わず

料理長によろしくお伝えください

といってしまった
朝食はというと

       

茶粥と麦とろの選択なのだが
茶粥を頼んでおきながら

調子がよければ麦とろもよかったな

と家族としゃっべていたのが仲居さんに聞こえてしまい
持ってきてくれた

       

宿を出発する際はちょっとしたサプライズがあるのだが
それはここでは書かなくてもいいかな

じゃらんのこの宿にたいしての口コミの点数が極端なのは
利用者が旅館にたいして求めるモノが
多様化しているのも一因かもしれない



コメント (2)
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