値引きシール

残り物には福がある

強者と臆病者5

2011年10月16日 | 

前に別所に行ったのはもう10年以上も前
その時も別所温泉駅には古い車両が
保存されていたのだが
整備状態があまりよくなかった
今回行ってみると

      

まだ整備中とのことで
最終的にどんな展示になるのかはわからなかった

上田に向かう別所線のつり広告に

      

電車と居酒屋 という組み合わせは珍しく
つい撮ってしまった
上田からは「しなの鉄道」に揺られて小諸へ

      

小諸に以前来たのは旅行中に酒を切らしたので
途中下車して駅前の酒屋でワインを買っただけ
今回は折角だから「懐古園」こと小諸城へ

      

この城は信濃佐久地帯を治めた大井氏に築かれ
武田信玄の軍師「山本勘助」が縄張をしたと伝えられる
そして近世城郭として整備したのが「仙石秀久」


この仙石秀久という武将は
豊臣秀吉の最古参の武将の中では
もっとも早く大名になりながら
九州征伐の初期にあった「戸次川の戦い」
軍監として参加しながら大失態をし
島津軍に大敗し他の味方の軍勢を置き去りにして
逃げ帰ってしまった そのため

三国一の臆病者

と嘲笑されてしまった
秀吉の怒りをかい
当時の所領の讃岐を没収されたのだが
家康のとりなしと小田原攻めで軍功をたて
小諸城を与えられたのである

       

隣の上田城には「日本一の強者」の真田氏

こっちは「三国一の臆病者」の仙石氏

なんとも皮肉な取り合わせ



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする