「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

裏銀座、 表銀座縦走   (4日目、  西鎌尾根編)

2010年08月30日 09時34分09秒 | 山歩き
8/24(火)  三俣蓮華C ~ 双六岳巻道 ~ 双六小屋 ~ 樅沢岳 ~ 西鎌尾根        
         槍ヶ岳山荘 ~ 槍ヶ岳登頂 ~ 東鎌尾根 ~ ヒュッテ西岳C泊。



4日目です。   裏銀座を槍ヶ岳で終了し、その槍ヶ岳を基点にいよいよ表銀座へ入ります。  
          あこがれの  “西鎌尾根、 槍ヶ岳、 東鎌尾根”  核心部縦走です。
 

     おっしゃー!   行ぐどーー!!!

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「槍ヶ岳」  

  今さら槍ヶ岳について語るのも愚かなくらい、周知の山である。三千米を越える高さといい、
  颯爽とした鋭い形といい、わが国の山の中で最もユニークな存在である。


「鎌尾根」

  槍ヶ岳は東西南北の四つの山稜を引き、それが痩せて険しいところから鎌尾根と呼ばれている。
  双六に続く西鎌や、穂高に連なる南鎌(とは普通言わない)、中でも悪いのは北鎌で数人の犠牲者を出している。
  そして大正十二年に付けられたのが燕岳から槍ヶ岳に致る東鎌(喜作新道)である。
  
                                   
                               深田久弥著  「日本百名山」  より抜粋引用。


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2:00  起床。   残飯整理、 ストレッチ、 緊張解し。
3:30  出発。   この時間で行動者する者他にいず。

天気予報は午後からくずれる?見通しで本日の移動距離も長いことから、朝早くから行動開始とした。 (鉄則)

またしても真っ暗な登山道を歩き始めた。  昨日登った三俣蓮華岳の分岐を過ぎ巻道へ。
(双六岳稜線歩きも考えたが風が強過ぎで今あの稜線に立ったら危険と判断した)

いやあ、毎日毎日いい天気です。   ホント晴れ男です。


右に双六岳を見て・・   って真っ暗なため全然見えなかった。

双六方面を振り返る。   

 
分岐     ここまで長かったです。    (ゴミ袋でかー (^^; )


やっと双六小屋です。   ここまで2時間30分。  (あの山を登り返す)



ここで殆んど方(9.5割方)は新穂高温泉へ下りた。 でも僕はここからが本番。 槍を目指して突き進む。

登って来た道を振り返る。    鷲羽岳左下の鞍部には、、


三俣山荘が。     今朝、あそこから来た。


樅沢岳


槍ヶ岳まで下りたり繰り返します。   右下は左俣谷。



振り返ります。   あっと言う間にガスが稜線を過ぎる。


まだ先は長いですね。   でも一歩づつ近づいてます。


比較的安全な稜線を過ぎるとやがて岩場が出てきます。

ここから西鎌尾根の核心部の始まりです。

左右要注意です。


ヤセ尾根。   お互い道を譲り合い上下しました。

皆さんけっこうなお歳の方たちでした。


ヤセ尾根を進みます。    左右スッパリで気持いいですよー


鎖を握りしめ・・    右側はジェットスライダーです。


たまに人とすれ違う程度。   ちなみに登りは僕一人。   嬉しいような寂しいような・・

こんな道見ると天気良くてよかったなあと思う。    荒天時はダメですね。


ヒューヒュー     背中寒ぅ~     足下ほぼ垂直。


千丈乗越到着。   背後には大槍小槍。   鎌尾根の核心部は過ぎました。  ホッと一息です。


振り返ります。


やっとここまで来た。。       昨年泊った槍ヶ岳山荘が真上にあります。


ここに来てのこの登り・・・   昨年もこうだった。       このつらさ、 槍の直下に来たことを実感す。

あと少しだ。


「槍ヶ岳」       左が小槍。(危険過ぎて一般者は行けない)   頂上の人わかりますか。


「西鎌尾根完了!!」         感無量、 言うことなし。

(この時間で登ってきたの僕一人だと思う。  途中途中で振り返るも目で見える範囲には誰も確認できなかったから)


本物のトンガリ君です。


弾けてます。      許してやってください、 達成感でいっぱいなんです。   ハハハ・・



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        裏銀座、 西鎌尾根完全制覇!!!


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