ここんとこ会社のイベントその他で少々モヤモヤ気味。
なのでそんな気持ちを払拭すべく久しぶりにガッツリ歩いてきました。
「八ヶ岳」 この山域にくると何かだホッとします。
夏場の全国山行脚から戻り、 はたまた喧騒が去り冬前の静かな八・・。
「ただいまー」 って感じです。
金曜夜中いつもの赤岳山荘P着、 仮眠、 4時起床、 5時出発。
久しぶりだゾウ。
今日は南沢から。
天気良さそう。
営業を終えた山小屋、 静かな佇まい、 そして僕一人。 うん、 いい感じ。
さて行くか。 まずは阿弥陀岳へ。
アサー!
朝陽が眩しいね。 そして谷から吹きあがって来る冷たい強風に身も縮む。。
おはようござい。
今行くからね。
振り返れば赤岳。
THE 阿弥陀岳。
ここでも独り360°貸切。
北岳、 甲斐駒、 仙丈、 木曽駒、 御嶽、 北アの峰々。
ウッヒョー♪
1年間ご苦労さまでした。 奥穂、 北穂、 大キレット、 槍ヶ岳。
三兄弟揃い踏み。 北岳、 甲斐駒ヶ岳、 仙丈ヶ岳。
そして主峰へ。
また今冬登ろうかな。
去年の12月、 よくこんな所を・・。
オオ! ブルースカイ!!
THE 赤岳。
すんばらスィ景色。
ちーすっ。
いざ、 縦走!
ツルンツルン♪
見上げれば赤岳。
いつもの場所で。 小春日和。 (-3℃)
横岳、 キミも立派だよ。
風邪引かぬよう。。
少々緊張。
後ろからずっと見守られています。
THE 横岳。
大同心、 小同心、 鉱泉小屋。 そして茅野市街をのんびり望む。
たまにはいいね、 こんな山行も。
硫黄へ行くよう。 (爆)
ここで一人の山ガールと立ち話。
「毎週山に来ています。 先週は千丈ケ岳に登りました。 山、 めっちゃ楽しいです」 と。
分かるよその気持ち。
袖添尾根から来て横岳、 硫黄岳に登り今から袖添尾根を下るそう。
そして以前は県界尾根を登り真行寺尾根で下ったとも。 さすがだね!
海の口にクルマを停めた若い女性の単独行でした。
幾多のケルンに導かれ。
歩いてきたコース。
久しぶりー! 今年の2月に山ちゃんと一緒に登りました。
2月の厳冬期と違い今日は暖かかったです。 (それでもマイナス2℃、 風あり)
休憩。 持参のショウガ湯で乾杯。
下ろうか。
この山行も終わりを告げる時間。
また来るよ。
たまには泊りたーい、 生ビール飲みたーい。
いつもの場所で最後の休憩。
アイスキャンデー丸裸。 (笑)
久しぶりに、 足、 長ぇーーーーーー。 (爆)
そろそろ冬やね。
お互い お疲れさまー。
無事戻ったゾウ。
そして、、 ただいまー♪
これにてガッチリ買いましょう、 じゃなかった、、 ガッツリ歩きましょう、 完了です。
「いやあ、、 スゴク楽しかったです」
山、 やっぱイイわ。
以上です!
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【メモ & 後記】
・登山道には概ね雪はなしだが北側斜面には残雪ありで凍結ツルツル。
・頂上と稜線上は風強くマイナス気温で相応の服装や装備は必須。(手袋取ると手が即かじかむ)
・装備・・ ハードシェルジャケット、オーバーズボン(下はタイツ) ←これくらいでちょうどよかった。
モンベルジオラインEXP、ウールシャツ2枚、冬用手袋(厳冬期用ではない)、防寒帽子、
インナーウール手袋(写真撮り用)、アイゼン(6本刃、チェーンスパイク共に未使用)、
他、ツェルトや無線機非常食等、緊急装備品類は毎度。
・上は雪こそ無いが秋を通り越して既に冬山。なので相応の装備は必須と思った方がよい。
・赤岳と横岳奥の院トラ路の残雪(凍結)は石の頭に足を置き難なくクリア。
(アイゼン未使用だったが今後は厳しいかも)
中には雪無し稜線を12本アイゼンとピッケル持ったカップル(服装も全部新品で初心者ぽい)もいた。
そのカップルは新品ピッケル(ブラックダイヤモンド製のいかにも柔らかそうなシャフト←初心者向き?)
を岩にガンガンぶつけながら登ってきた。
↑ それを見ていた他者は、「それ違うやろ」 と突っ込み入れたくなったハズ。
これから山は冬山に変わる。 今日はドピーカンだったが天候の急変に耐えられる装備や体力は必須だと感じた。
自分としては赤岳から硫黄岳下の赤岩の頭まで、ルート、コース状況、時間軸共慣れた道ゆえ焦らず歩けた。
(赤岩の頭からは林間下りで鉱泉小屋~北沢~林道~駐車場と難なしコースため自身心配はなし)
11時間の山行だったが自分としては余裕を持った11時間だった。 全行程安心しながら楽しく歩けた。
「晩秋の山行、 静かでゆっくり歩けるが心して行く必要あり」 です。