中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

広東省の旅(11)

2008-05-19 08:47:09 | 中国のこと
佛山祖廟
 北宋・元豊年間(1078~1085)に創建された道教の廟で、水害が多かったこの地の治水を願って北方玄天大帝を祀っている。佛山には廟が多くあるようだが、その中でも最も歴史が長いということから祖廟と呼ばれているとのことである。











 佛山には陶磁器の製造工場が多く、日本の有名なサニタリーのメーカーも進出している。

陶板画

 
 この廟の建物にも精巧な陶磁器製の人物群像が置かれていて、歴史の古い伝統芸術の展示場のようになっている。













 建物の屋根の形が特異で面白い。


 佛山はまた、北の河南省少林寺に対する南方カンフー(功夫)の発祥地である。廟の敷地内には演武庁があり、カンフーに関する展示がある。あmた佛山の近くで生まれた武術家として有名な黄飛鴻(私は知らなかったが)記念館もある。


 黄飛鴻像

 黄飛鴻記念館の前の広場で、獅子舞が行われる。獅子舞も有名らしく、いろいろな獅子の像もあった。