中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

80歳

2013-07-06 18:53:41 | 身辺雑記

 パソコンの具合が悪くて電気店に出したりしているうちに日がたって、ブログはしばらく休みました。その間に誕生日の4日を迎え、何とか80歳になることができました。傘寿(さんじゅ)です。傘の略字体が八十なのでこう言いますが、漢字の国中国ではこういう言い方はありません。八十八歳の米寿、九十歳の卒寿、九十九歳の白寿なども日本独特の呼び名です。 

 若い頃に80歳になるまで生きるとは考えてもみませんでしたが、こうして「めでたく」傘寿を迎えると、健康な体に産んでくれた両親に感謝したくなります。父は77歳の喜寿の前に母は87歳の米寿の前に逝きましたから、父の年齢は超えましたが、母の年齢まであと7年もあります。喜寿を迎えた時は傘寿までと欲を出しましたが、今は米寿は遠いので、まずは母の年齢までと思っていますけれども、それもだいぶ遠いように思います。近頃は何とはなしに、84くらいかなと考えることがあります。 

 もっとも喜寿、傘寿などは数え年で数えるのだそうで、そうすると父は喜寿を、母は米寿を迎えたことになりますし、私は今年81歳ということになります。その81歳は傘寿などのように一般的ではありませんが、「半寿」と言うそうです。半の文字を分解すると八十一になるというわけです。またいっそうマイナーな言い方になりますが「盤寿」という言い方もあるようです。盤は将棋盤の盤で、将棋盤のマス目は81あるからだとか。かなりこじつけのようにも思えます。 

いずれにしても80代に入りました。「思えば遠くに来たもんだ」という気持ちです。