牛肉として大量に販売されていたハンバーガー用肉に多くの馬肉が混入したという食品偽装問題が、ヨーロッパで大きな問題になっています。特に英国やアイルランドでは問題にされていますが、英国では伝統的に「馬は、犬や猫とあまり変わらないペット」とみなされています。イギリス人の多くにとって、馬を食べることは“タブー”のようです。
もっともこのような拒否感はヨーロッパでも国によって違うようで、強い拒否感のある英国のお隣のフランスでは、「(馬肉は)体にもいいし、優れた点がいろいろある肉」という声もあるそうです。ヨーロッパでは前からタルタルステーキのように牛肉や馬肉を生で食べる料理がありましたから、国によっては感覚が違うのでしょう。この騒ぎ、今月に入って冷凍のミートソースやラザニアなどの製品に混入が判明したことから起こりました。これらの製品の原料の肉を卸していたのはフランスの食品加工業者で、結果として、ヨーロッパ18か国に馬肉が流通していました。その会社は「仕入れた肉が馬肉だとは知らなかった」と主張しており、責任の所在は未だ不明です。表示の偽装は詐欺行為だとして今も調査が続けられています。EUの警察機構「ユーロポール」は「馬肉を牛肉として売る詐欺行為が国際的に行われている」として大規模な捜査を準備中だということです。日本なら偽装したのならともかく、ちゃんと馬肉使用と表示していたらあまり問題にはならないかも知れません。
この記事を見て、冷凍庫に馬刺し用の肉があることを思い出して食べました。なかなか旨く、むしろ生の牛肉よりも美味しいように思いました。近頃刺身用の鹿肉も買ったのですが、何となく寄生虫が怖くてステーキにして食べましたが、少しバサバサしていました。欧米では鹿はよく食べられるようです。
。
一度、初めて長野県諏訪市の旅館でで馬刺しを食べましたが、何となく食べる気分になれず、食べ残しました。
イギリスの連邦国、豪州アドレードにいた時、馬をペットとして共同牧場で飼育し、休日には乗馬を楽しむ人が多くおりましが
英国やアイルランドでは問題にされることは理解できます。