中国迷爺爺の日記

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韓国紙論説委員のコラム

2013-05-28 07:36:45 | 海外あれこれ

 韓国紙の中央日報が、安倍晋三首相らの歴史認識を批判しながら、広島と長崎への原爆投下を「神の懲罰」と主張し「日本への“仕置き”が足りないと判断するのも神の自由だ」などと、非戦闘員の大量殺戮を肯定するかのようなコラムを掲載しました。 

 最近の韓国では反日の機運が高いようで、大統領自ら日本への批判をしていますからその空気に乗ってこのようなコラムが出されたのかも知れませんが非常識もはなはだしいことです。菅義偉官房長官は23日の記者会見で、「誠に不見識だ。断じて許すことはできない」と批判したのは当然でしょう。中央日報紙は「社の意見ではない」と弁解したといいますが、その新聞の社説までを扱う論説委員がいかにコラムと言えども執筆したら、それはその社の意見だととられても仕方がないでしょう。弁解だけでなく謝罪するべきです。 

 「神の懲罰」と言いますが、何の神なのでしょう。韓国にもクリスチャンが少なくないようですから、この論説委員もそうなのかも知れません。そうするとクリスチャンとしても失格でしょうし、ましてジャーナリストとしては極めて質が低いと思います。韓国では日本の政治家の発言をよく妄言と批判しますが、この論説委員の意見はまさに妄言中の妄言で怒りを覚えます。韓国は北朝鮮の核の脅しを絶えず受けています。そのことを考えれば、「神の懲罰」などとは軽々には言えないはずです。 

 広島での原爆の炸裂の瞬間を目の当たりにして、その後「これが地獄というものなんだ」と思い、死ぬまで原爆と戦争を憎んできた妻がこの韓国紙の論説委員の妄言を聞いたならば、どんなにか腹を立てるだろうかと思います。 

 

*その後当の論説委員は同紙に、「(本来伝えようとした)趣旨と異なり、日本の原爆犠牲者と遺族を含め、心に傷を負われた方々に遺憾の意を表します」という釈明文を出したそうですが、何か従軍慰安婦問題についての橋下氏の弁解を連想します。

 

 

 

 

 


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