佐渡の金銀山と佐渡の文化を考える「子供サミット」開催

　こども達と共に佐渡の金銀山と佐渡の文化を学習し、情報交流を行う「子供サミット」が去る１２月４日（日）に新潟県で開かれました。５回目となる今回も、コロナ禍でオンライン開催となりましたが、新潟県内の５つの小学校生が修学旅行で訪れた佐渡での体験や調べた事をもとにお互いにテレビ会議形式で発表しました。

　参加した学校は村上市の金屋小学校、新潟市の沼垂小学校、南魚沼市の城内小学校、上越市の板倉小学校、佐渡市の小木小学校。修学旅行で体験したこと、佐渡金銀山について感じたこと、世界遺産の取り組みに感じたこと、佐渡に期待すること、佐渡と地元の関係等、幅広いテーマに沿って各校の発表が行われました。

　トキ、たらい舟、金銀山を英語で動画紹介した学校、佐渡の人40人にインタビューし、その結果を作表し、発表した学校、SNSを活用して世界に発信したらと提案した学校、地元から世界へバトンリレーによる金銀山の発信を提案した学校、佐渡の自然と人の温かさをアピールした学校、等小学生の感性、発想の豊かさにびっくり、感嘆させられた素晴らしい発表でした。

最後には「佐渡の宝、新潟の宝である佐渡金銀山の魅力を磨き守る・・」という趣旨の宣言を発表して閉会となりました。

この「子供サミット」は新潟日報メデァシップをホスト会場に県内5会場を繋いで行われたもので、主催は(一社)佐渡を世界遺産にする会、佐渡を世界遺産にする首都圏の会、佐渡を世界遺産にする新潟の会の３団体。他に新潟日報社、東北電力からも共催を頂いております。

佐渡での起業、企業誘致に手厚いサポート

佐渡で起業する方が近年増えているのはご存じでしょうか。
コロナ禍でリモートでのビジネス活動が一般化し、島内の民間企業の経営者が運営する「NEXT佐渡」という団体の関連だけで、２０１５年からの７年間で３０社ほどの会社が佐渡で創業、企業誘致を行いました。

「NEXT佐渡」では、ビジネスモデルの作り方や人脈の紹介まで、さまざまな支援を行っていますので、ぜひ、検索してみてください。
また、この団体では佐渡市と連携し、「ビジネスコンテスト」も実施、入賞者には手厚い事業費補助のサポートも受けられます。
詳しくは、佐渡市地域振興課　TEL：0259-67-7863　FAX：0259-63-2750
E-mail：ko-kakujyu@city.sado.niigata.jp　までお問い合わせください。
佐渡ビジネスコンテスト2023 (sado-business-contest.com)

　この他に東京圏から就業・起業した方へは、補助金を交付される制度もあります。
金額は最大100万円。さらに18歳未満のお子様を帯同して移住した場合、お一人につき、30万円を加算もあります。
詳しくは、下記のサイトでご確認ください。
https://www.city.sado.niigata.jp/site/ijyu/28048.html
佐渡市移住交流推進課 移住交流推進係
Tel：0259-67-7153Fax：0259-63-5125

現在、佐渡にはリモートオフィスを提供する事業社が複数あります。以下に紹介しますので、興味のある方はお問い合わせください。（人気の施設はあと少しの枠しか無いとのことです。）

【予告】巣鴨地蔵通り商店街で佐渡市フェアが開催されます。11月23日から

11月23日（水）から27日（金）の５日間、豊島区の巣鴨地蔵通り商店街の「ガモールマルシェ」にて佐渡市フェアを開催されます。
「ガモールマルシェ」は大正大学が企画運営する日本各地のアンテナショップ、そして地域を活かす人材育成を行う学生の実習の場です。この度は、佐渡市との連携による佐渡市フェアが開催されます。お時間のある方はぜひお出かけください。
https://thegamall.shop/marche.html
住 所　　：〒170-0002 東京都 豊島区 巣鴨 3丁目20−14（巣鴨地蔵通り商店街）
TEL 　　：03-5980-8741
営業時間：10:30〜17:30

佐渡汽船への送り迎えはお任せ！ 【期間限定】佐渡汽船シャトルが実証実験中（ご利用料金無料）

　ご存じの方も多いかと思いますが、いま、「佐渡汽船シャトル」が船の出航に合わせて両津港とご自宅周辺を運行しています。自宅やホテルの近くまで送り迎えするので家族の負担が軽減できます。大変便利、しかも実証実験中なのでご利用料金は無料！！
　
期間：11月11日（金）から12月18日(日)
※ご利用無料！！　便ごと最大10席の定員
※船の時間に合わせて便利！佐渡汽船シャトルは船の発着時間に対応。船に合わせて乗り換えなしで便利・快適に移動できます。
※乗降ポイントは国仲平野の１８６か所、旅行者の方も安心です。
※ご利用には予約が必要です。

詳しくは：
佐渡汽船シャトル - さどトリコ（サドトリコ・さどとりこ） (sadotrico.jp)

【報告】佐渡連合商工会と首都圏佐渡連合会の意見交換会・開催

　
　３年ぶりとなる佐渡連合商工会と首都圏佐渡連合会の意見交換会が令和4年１１月９日（水）に東京・目黒で開催されました。
佐渡連合商工会からは各地域の商工会長等１１名、首都圏からは各郷土会会長を始め首都圏佐渡連合会の会長・役員、佐渡市東京事務所駐在員等１８名が参加。総勢２９名で意見交換会が行われました。

佐渡連合商工会の本間会長からは佐渡の経済・景気概要、個別業界の状況などの状況報告の他、現在の１０商工会から令和６年には４商工会（１．両津、２．相川・佐和田、３．金井・新穂・畑野・真野、４．小木町・羽茂・赤泊）に統合されるとの紹介がありました。
また、コロナ禍の中で落ち込んだ業況が本年から改善に向かっているが、飲食業を除き、まだコロナ以前の状況には戻っていないとの事です。人口減の厳しい状況の中でも、さまざまな活動をとおし、佐渡の産業活性化に取り組んでいると紹介されました。

意見交換会の中では、加茂湖周辺のトレーラーハウスを使用したワーケーション施設やさまざまな新しいビジネスの誕生、そして、人口減が続く中でも若い人の移住・定住が各５００組もあったこと、赤泊地区では佐渡の産品を定期的に通販で届ける試みがスタートしている等、参加者双方から様々な意見や提言が活発に出され、大変有意義な意見交換会となりました。

１時間半以上に渡る意見交換会の後は、懇親会に移り、更なる情報交換と親交の杯を重ね、久しぶりの再会の貴重なひと時を愉しませていただきました。