10月5日(金)~7日(日)に実施された第13回ふるさと再発見の旅「団体旅行」の続編です。
2日目、今日も台風はどこへやら、とても嬉しい青空です。佐渡はフェーン現象で気温も30度を超える暑さとなりました。今日は主に「ジオパーク」見学です。
まずは佐渡奉行所の見学奉行所の中では実は金の精錬が行われていたという解説員の説明を聞く。お白洲ももちろんあります。佐渡奉行所の中には3つも!!
奉行所から望む相川の街並み、台風前とは思えない晴天でした。
佐渡奉行所跡の見学の後、長手岬方面に行く途中、ジオパーク専門ガイドさんがバスに乗り込んでいただき、「クイナ浜」に向かいました。「緑色凝灰岩」の美しい真っ青な海。丁寧なジオパーク専門ガイドさんの説明は今年も快調です!
。白っぽく見える「緑色凝灰岩」の磯辺の風景。長手岬、夫婦岩とジオパークめぐりは続き、夫婦岩での昼食後は尖閣湾へ。
夫婦岩前で記念撮影
夫婦岩ドライブインの向かいの塩製造所も見学
そしていよいよ尖閣湾に到着
透視船のエンジンも軽やかに、晴れてきれいな海を満喫。少 し日焼けを気にするほどのお天気です。
グループに分かれて水中透視船に乗船海藻や魚の群れに歓声、大きな石鯛も悠々と泳いでいました!!
リアス式海岸の壮観
荒々しい尖閣湾の風景を満喫!!
そして大野亀。午後の「ジオパーク」見学のはじまりです。かのトライアスロンで有名な、Z坂の見える所まで来ると大きな1枚岩の大野亀が左手に見えています。だんだんと近づいて大迫力! カンゾウの花の頃が有名ですが、秋の今頃は空気もきれいでおすすめです。ここでもガイドさんの説明は好調です。
車窓から見える大野亀
秋の気配の大野亀、大迫力!!
願集落の上にかかる願大橋で、「温石石(おんじゃくいし)」の説明を受ける。熱しにくく、熱が冷めにくい!
願大橋から二つ亀を望む
いよいよ二ツ亀へ。「ジオパーク」も今回はここで終了。
絶景と共に親切なガイドさん4名とお別れです。佐渡ジオパークは学 術及び観光資源としてはもちろんの事、小・中・高校生の修学旅行にも採用できる格好の佐渡の財産です。宣伝あるのみです。一行は両津へと向かいました。台風で心配されたジェットフォイルも17:25発が出航し、Aコース参加の皆さまとはここでお別れ。残りBコースの20名の面々は椎崎温泉あおきやへと向かいました。
予定通り諏訪神社で行われた「薪能」。荘厳な雰囲気の中で、今日の演目は「葵上(あおいのうえ)」真っ暗な中に、「薪」の燃え跳ねる音がパチパチと聞こえます。ただうっとりと鑑賞しました。
3日目。前の晩にいよいよ台風が到来。加茂湖を吹き抜けるものすごい風音に驚かされました。あの静かだった加茂湖の湖面が暗がりの中に波立っています。明日の気船の運航状況が気になる一時でした。6:00汽船案内は『フェリー・ジェットフォイルとも午前中は全便欠航です』と淋しい案内。でも「12:40発のカーフェリーは欠航が決まっておりません」との事。唯一の望みを12:40発のカーフェリーに託しました。
12:40発のカーフェリーは出航。無事、この旅行を終えることが出来ました。
関係者の全ての皆様に感謝申し上げ、終わりにします。来年ぜひ、お会いしましょう。
(報告:佐渡市東京事務所 駐在員 北嶋 准)
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