
四万の病を治すので四万温泉といわれ、硫黄の強い草津温泉に対して、
刺激を和らげるために「なおしの湯」と言われたそうです。

四万温泉で一番古い宿、積善館に予約。
この紅い橋は慶雲橋。「千と千尋の神隠し」の油屋と
いう風呂屋のモデルになったのは道後温泉本館と言われ
ていますが、風呂屋の入り口の赤い橋はココがモデルと
言われているそうです。

橋を渡って本館の玄関へ。積善館は元禄4年(1691年)に
建てられ、現存する最古の湯宿。県の重要文化財に指定されています。
この玄関上の部屋には泊まれません。文化財ですから。
(湯婆婆が住んでいそうです)

陽が落ちて灯りが点った古い宿と紅い橋は温泉宿の
イメージも手伝って一層の雰囲気を醸します。

橋の右手の建物が「元禄の湯」
勿論今でも使われています。脱衣場がなくて、手前の角(洗面台の
見えている所)で服を脱ぎ着します。ここも千と千尋に似ていますネ。

山の斜面に沿って、本館の上に大正時代に建てられた
山荘があり、さらにその上に新館があります。
山荘も風格ある桃山様式の日本家屋でここも県の文化財
に指定されています。
フロントは新館にあり(旧暦の七夕でした)各館に大浴場、
露天風呂があります。中でエレベーターを乗り継いで
どの館にも行くことが出来ます。
ちなみに宿泊したのは新館です。女将が美人で気さく、
食事は懐石、とても美味しく、総合的に






温泉街を流れる四万川を少し登ると四万川ダム。

ダム湖である奥四万湖。
コバルトブルーの水の色が鮮やか。
ダムから湖を一周することができます。