京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ポーランド・チェコの旅―No.3

2014-10-08 21:42:47 | 
ワルシャワから列車に乗って3時間、ヴィエリチカへ。バスだと4時間以上かかるそうです。

        
        列車移動もいいもんです。6人掛けのコンパートメント、全席指定のようです。

              
              社内販売のワゴンが回ってきます。若いおにいさんのようです。

        
        コーヒーを注文、おまけに林檎をくれました。勿論、すぐに丸かじりです。

ヴィエリチカからはまたバス、岩塩鉱を見学して、クラクフの街へ。
あくる日はまずはアウシュビッツへ。

        
        今回のツアーでちょっと気がすすまなかった場所ですがツアーに組み込まれて
        いるのですから仕方ありません。知っておくことも大事かナと思い直しました。

        収容所入り口ゲートに掲げられた「ARBEIT MACHIT FREI」 働けば自由になる
        という意味だが、作らされた囚人たちのわずかな抵抗の跡がBの字の上下を
        逆さまに取り付けた所に見られるという。

        
        初期のころに収容された棟、自分たちで煉瓦を摘んで造らされた住居ですが、
        はじめは藁を敷き詰めて寝かされていたそうです。

        
        収容者が増えてくると部屋も間に合わなくなり、木造になり、内部はもっと粗雑
        になっていました。

        
        近隣の国から貨車にギュウギュウ詰めで運ばれてきた収容者たちの、まさに
        終着駅です。
        新しい土地で新しい仕事をするという名目で、全財産を背負って移ってきた
        人たちで、その場で振り分けられてガス室に送られた人も多いそうです。

        勿論ガス室も焼却場も銃殺刑場もありとあらゆる悲惨な場所も公開しています。
        ポーランド人の政治犯を収容するために造られたこの施設は最後は大量殺人工場
        と化したのです。

        ポーランドの学生たちが大勢見学に来ていたのが印象的でした。

        ほとんど写真は撮っていないけれど、心に重く残りました。


気分を変えてランチ!

              
              このあたりでは数少ない本格的なレストラン。
              「RESTURACJA SKORPION」
                         ↑
              なんて発音するのかな?

              
              なんだか喉が渇いて、ワインよりジュースが飲みたくて…
              アップルジュースです。

        
        テーブルにはサラダと、ゆで卵の入ったお皿が置いてあった。ン…??

        
        給仕さんがスープの入った大きなボウルをかかえてやってきて、ゆで卵の乗って
        いたお皿にスープを注ぎ込んだ。そういうことだったの! 

         
        ジュレックスープというポーランドの伝統料理。ライ麦を発酵させたものから
        作る酸味のあるスープだそうです。

        
        メインは魚のフライ。タラのような…。

        
        レストランはオシフィエンチムという駅の駅前にあります。オシフィエンチム
        はアウシュビッツの最寄り駅です。

ここから、クラクフに戻り、世界遺産の旧市街を観光します。