ライトフロウズノウト
今日の1ページにようこそ♪
生駒の暮らしの追伸のような話題を2つ、
もしよければ
おつきあいくださると嬉しいです♪
【 庭の小さななやみ、どれが”雑草”なのか 】
今の生駒の家は何かしらご縁があって出会った
と思っているのですが
前の持ち主さんが建てられたもので、小さな庭があり
そのかたとご家族が色々な草木を植えておられました。
私たちが昨年の晩秋に越してからこのかた
冬~春~初夏、日々の庭を見ていると
その季節ごとに咲く花とハーブなど
上手く組み合わせて植えておられたことがわかり、
この庭は前のかたのとても素敵な置き土産であった
ことに気づいたのでした。
秋の終わり、越してすぐには葉も茎も小さくなって
ほとんど見えず、春先から伸びてきて見つけたのもたくさん
ありました。
日当たりが良いのと栄養十分な土にされていたこと
などのおかげで、草木を育てる知識と技など
よくわからない私でも毎日見ているだけなのに
色々順番に咲いてくれるのでした。
椿、コデマリ、モッコウバラ、芍薬三姉妹、
紫・白・薄紫三色同じ木に咲く
ニオイバンマツリなどなど
季節の花の開花を見るたび新鮮な感動でした。
(ニオイバンマツリ 豊中では見かけなかったけれどご近所にもあり)
豊中の家の時は、大きな緑地公園が近くて
季節ごとに花がたくさん咲いて
緑も溢れていて気持ち良い場所でしたが、
少し残念な気がしたのは花の入れ替わりの時に
前のを掘り返して新しいのと植え替えていたこと
でした。全部ではなかったと思うし
公園の景観を整えるために必要だろうとは思います。
ただ、かなり前のですが、とあるテレビ番組に出ていた
イングリッシュガーデンの持ち主(やはり英国の人)で
花の開花のタイミング、その彩りとレイアウトを
季節ごとに素晴らしい組み合わせになるよう
自然に咲かせるかた…ガーデニングの名人、
というよりすでにアーティストな領域のかたのことを
思い出して、まだ咲いていて抜かれる花たちが
少しかわいそうな気がしたこともありました。
今の家の庭では
イングリッシュガーデンでも日本庭園でもないけれど、
季節の花が身近に蕾の膨らむところから次々咲くのを
楽しむことができます。
越してきたときに新しく植えた枝垂れ梅、枝垂れ桜、桜
の小さな苗木も案外咲いてくれました。
(吉野桜・紅枝垂れ桜…八重のほう)
今梅雨に入り花たちは一段落の感じでジューンベリーが
赤い可愛い実を付けています。ジャムにできるらしい…
あとひとつ植えたキンモクセイも咲いてくれると
良いなと期待、これは秋まで待ちます。
夏の花が少ないかもなので、朝顔など増やして
みましょうかと思います。
で、悩みというのは、草取りのことで…
今草木が伸る成長期のとき、
これまでも時おり間引きはしてきたけれど
今すごい勢いで増えて大きくなっているミントと
十薬(ドクダミ)を一回しっかり整理、散髪必要、
根っこごとしっかりとらないと、というのはググってくれた
若者Tの助言です。
ミントの葉はアイスクリームやアイスティーを飾る、という
大きさではなくなってしまいカップごと隠れるほどで、イメージ違う
大きさになってしまいました。これだけ強ければ
殺菌作用もあるよねと納得、
している場合ではなくちょっと草抜きがんばらなくてはです。
少し前に植えてみたナスとほうれん草のあたりは
すっかりミントに覆われてしまいました。
それで、悩みというのはミントとドクダミたいへん
というのもあるのですが、もうひとつは
「どれが雑草なのかわからない」
夫とそう言いつつしばし考えますが答えは
はっきり出ません。色々な下生えの草も増えてきたのですが
その合間合間に小さな可愛い花も咲いたりします。
中にはブルーベルやカンパニュラ、
檜扇桜(フリージア・ラクサ)など可憐な花で
前のかたが好まれたのだろうなと思われるのもあります。
しばらくはグーグルレンズのお世話になりつつ
調べてみます。
昭和天皇とお供の学者様の会話として侍従が記録された
「雑草と言う草花はなく、みな名前があるのだ」
という言葉も思い出されます。
でも家の庭のは限られた範囲のこと、
一年、季節一回りしたらきっと色々わかってきますね。
(カンパニュラ・勿忘草かも・檜扇桜
ユウゲショウ・ユキノシタ・カタバミ
ジューンベリー・カスミソウ?・ヒメジョオン、グーグルレンズで検索)
半分は道端の花たち。どこかの庭から種が飛んできた…?
あと、虫たちにまだ慣れないこと…
蜘蛛・蜂・毛虫・蚊etc
豊中のより栄養がいいのか、皆少しずつ大きい…
蜘蛛の巣は綺麗なのがかかってますが‥
カマキリの卵らしいのもあったし。
(↑ある場所にお移りいただいた)
ヤモリの赤ちゃんも見ました。
モンシロチョウの番、アゲハ蝶、
青紫の蝶か蛾なども。
【 山の正面はどこ? 】
少し前にふと気づいたこと、
最寄りの生駒駅までの道の間で数メートル、
生駒山を進行方向 正面に見ながら歩くところがあり、
というのは前に少し書いたのですが、その
道両端の家々で左右の景色が切り取られて、
ちょうど山の頭の部分が緩やかに丸く均等に見えているし、
山頂の聖天さん方向に行くケーブルも見えているので
何となくひとつの山の正面をみながら歩いている
ような気に一時なっていたのですが
坂道を下りて視界が広がり、それまで見えてなかった左右の景色、
生駒山地の全体が見えるようになると
(↑これは大阪府側から、フリーサイトより)
(☆山の説明のリンクはウィキペディアへ)
「私は自分の正面方向に山を見て歩いていたけれど
”山の正面”を見ていた、のとは違う」と気づきました。
生駒山地は主峰は生駒山ですが
南北に長さがあり、そのちょうど真ん中、あるいは
山地の正面がどこかはわからないのです。
もしかしたら、今駅への道で見ている景色を
大学時代に見ていた甲山のイメージに
重ねていたかも知れません。
これはお椀を伏せたような形で、見る方角が変わっても
あまり形が変わらない山、ここもいろいろ伝説がありますが
こちらのほうが山の形では珍しいかも
(古い火山の痕跡の山だそう)と思いました。
見る角度が変われば形も変わる、立体では特に…
一方向からの形が全てではないので、
山以外のことでも思いこみに注意、と
ふとした気づきを得たことでした。
(おとといの不完全なハロ 生駒の庭から)