ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 12月の時の詩:祝祭の鐘が鳴る時 】

2017-12-31 | 十二か月の月の詩
ライトフロウズノウト 今日の1頁にようこそ

先ほどまで、テレビでエッシェンバッハ指揮 NHK交響楽団の
ベートーベン交響曲第9番の名演奏を聴いておりました。

今年は何回第九を聴いただろうか、豊中市民の第九合唱団に
いれて戴いたので、暗譜とできるところの練習で 家では
CDを毎日繰り返して聞いていたのでした。

12月の詩ができたので、昨日に続き
今年最後のblog更新しました。

もしよければ どうぞお読みください↓

新年が どなたにとっても幸せ多い年になりますように
とお祈りいたします

来年もどうぞよろしくお願いいたします



【 12月の時の詩:祝祭の鐘が鳴る時 】

町に良きひとびとの祈り 映す
明りが灯る

一年がまた過ぎて
新しい年が始まる

祝祭の鐘が鳴る
今宵限りは

光の中の闇も
闇の中の光も

共に等しく

命の歌の中で

響きあう色彩となり
昇華する

過去から未来へ

生まれる前の記憶に
導かれて出会い
また別れて道を往く

ひとの身に安らぎの地は
限りなく遠いようでも

誰もがいつかは宙に帰る

そのことを知りつつ 私は

音の消えた雪山に
一人立つ樅ノ木の

上に輝く
冬の星になり

積もった雪たちの
透明な声を聴く
夢をみる




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2017年のレビュー☆彡 感謝を皆様に!

2017-12-30 | ライトフロウズ
ライトフロウズノウト 今日の一ページにようこそ♪





12月もう晦日、二日ほど前から
年末恒例の夜回り「火の用~心」拍子木と共に
聞こえて ぼんやりな私にも

ああ、年末なんだなと感じさせてくれます

ぼんやりの理由にまた風邪ひき というのがあって
12月は三分の二ほど風邪…というか気管支炎と折り合いつけて
きています。もともと熱の出ない体質で呼吸器は弱いという・‥‥

豊中市民第九演奏会の前後 三日ほどはうまいこと
治っていたのですが

家族間で風邪のキャッチボールをしてしまい
困ったものです 

お正月休みに治したい~静かにすれば大丈夫と思います^^


先週blogアップが空いてしまいました

にもかかわらず、記事を読みにきて
いただきありがとうございます


gooブログが自動的にしてくれるアクセス解析でblogを見に
来られた人数、とblog内ランキングで
読まれた記事が概ねわかります
ランキングの変化が楽しい私♪

どなたかまでは わからないのですが記事を読んでくださること
とても嬉しく 見えないHUGをさせていただきます

ここ一、二年はそれほど積極的にはSNS繋がりを増やしてないのですが
ありがたいことに ブログのご訪問増えて4・5クラス分~ほど

来年さらに良い記事がかけますように
アンテナと文章磨いていきたいと思っています

さて

2017年もあと少しなので
今年のレビューをしてみようと‥‥

思いましたが一年前がとっても昔のような気がする

毎年こんな感じだった?と自問自答しますが

一年前頃には年末 年始 二つお葬式が重なったので
特別な年だったかとも思う
実は三年続けて、うちは喪中にあたります。

数秘の年回りでは 西暦2017年→「1」 平成29年→「11」の年
新しく、また厳しくもあり、ミラクルもあり な数字の年でも
ありました。安定しにくい、というのもあります。

今年は私にとっても「お初」(天神さんではないですよ)
で後の進み方にとても大きな変化をもたらしてくれたことが
いくつかあります。

中でも5月、奈良は春日の氷室神社での「花咲か寄進の集い」
で万葉集の朗読のご奉納をさせて戴いたこと

万葉集の中で「桜」和歌を探して…いるうち
何とか4巻読み通した…ことは、春あたりにblogでも
書きましたが これは文庫本になっていて現代語訳・解説
ついていたおかげです。
奈良の都のみならず 日本の北から南までほぼすべての土地、
様々な階層の人々から集められた
世界最古の壮大な歌集

日本語の一音の重みと響きが重なり 韻律の中で描かれる
人の手がまだ入らない時代の
景色の美しさ、スケールの大きさ 宮廷の雅な様子kara
ひとの暮らしの情愛の細やかさ温かさまで表現されていて

読み返すたびに感動がより深く胸に広がるのです

そこから 古代詩がその国固有の文化の
芯の部分を表す言葉の世界と気付きました

  ~ 来年ひとつFacebookページを作成しようと思います
    心に響いた詩のご紹介など。

そしてこの時のご縁は夏から秋、冬、来年にも
続いていきます。夏から秋に
奈良県主催シンポジウム映像に参加させて
いただきました。


氷室神社催事も 奈良県シンポジウムも
お声かけていただいたのは
映像作家 保山耕一さん 第一線のカテレビメラマンとして培われた
磨きぬかれた技と豊富な経験、百万色を見分ける鑑識眼と
「奈良」という土地への真摯な愛情をもって
奈良の四季を撮り続けておられます。

私はこのかたの映像の大ファンで上映を見に
東京にも行ったのですが、泊りがけでも出かけていったのは

ピアニスト田部京子さんのコンサートに続きお二人目。

このかたの映像は日本の自然の真の色彩や
流れる時間、風のすがたなど目に見えないものまで
みるものに感じさせてくれる本当に美しいものです。もしまだ
ご覧になっていない方は、ぜひ一度動画のサイトへどうぞ→

「奈良、時の雫」保山耕一氏作


そして豊中市民第九演奏会の参加、これは秋から冬練習あり
先週末 12月24日豊中市立文化芸術センター 本番でした

(写真↓は練習時の小ホール、本番の写真そろそろ非公開でアップされる頃)


この第九合唱団に入れていただきましたが
私は合唱のステージは、第九だけでなく他の曲いれても
遡って小学生の時の課外活動でどこかの私学の講堂で発表した、
以来という正真正銘の初心者(?)でしたが

合唱練習~本番まで
飯森範親マエストロ、
佐々木正利先生、
富岡健先生 の
楽曲への愛溢れる暖かなすばらしい合唱指導に
恵まれ、またオーケストラはプロの日本センチュリー交響楽団
で、全くの初心者=私には猫に小判…という
言葉が幾度か頭をかすめました。

練習初回から第九合唱とても楽しく
(先生方にはたいへん御世話をかけたはず)
第四楽章GP~リハ~本番 と
飯森マエストロの指揮のもと、オーケストラの
ご演奏の音に気合が入っていくのを
わくわくしながら聴いておりました。

指揮のご様子を前から見られるのも合唱の位置ならでは、

でオーケストラとやりとりされるのを
見ているのもとても楽しかった…とともに
真剣勝負の気迫も感じました。

合唱にむけてのご指示の中で、
「星々の彼方に 愛する父は住みたまう」など
歌詞の意味する高みを見て歌うようにと
言われる箇所があったのですが

本番の時にされた指揮の合図 手のひらを上にすっと
さし示された美しい所作は今でもはっきりと目に浮かびます。

ドイツ語の貴重なレクチャーもいただきました。
正統派の品格ある響き…教わってすぐ真似できるものでは
ないのですが、それでもたいせつな教えの数々、

発音をきっちり、というと窮屈に感じられるのは
英語でもあることと思うのですが、私は

アクセント、発音 正確なものにより近いほうが、
より話しやすい(この場合は歌いやすい)ようになって
いると思います。カタカナつけてしまってはリズムが変る、

英語の一講師としても学ぶところ本当に多くありました
 
終演後。主催 豊中市立文化芸術センター ・豊中市の
心づくしの打ち上げがあり

先生方と見事な歌唱されましたソリストのお話いただき

合唱団員 親睦をはかったのですが
合唱団は一旦解散 なので名残惜しく

別れ際 隣のひとたちと、図らずも
「抱きあおう」の歌詞のとおり
再開を願いお互い抱きあったのでした

お伝えしたいことまだまだあるのですが
私にしては少し長めの文章になっているので
今回はここまでにして続きは別の時に、

奈良のこと 第九のこと
本当はひとつずつアップしたかったのですが
今年中に書きたい気がして

ぎりぎり大晦日に何とか^^;

今年から来年へのキーワード、
来年~少し先のキーワードも出てきたのですが

先のほうでまた書きます


皆さま、佳いお年を!






























































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季節の忘れ物 ・ 言葉遊び 10月~11月☆彡

2017-12-16 | 十二か月の月の詩
ライトフロウズノウト 今日の一ページへようこそ




先週 寒波到来で雪の便りもあちらこちらから
聞こえてきましたが 大阪は雪の少ないところ、

ここ北摂のあたりでもまだ雪は見られませんでした。
もうじきかな…

クリスマスシーズンらしく街は賑やか、
でも今年はなぜか うるさすぎるクリスマスソングのお店
~ 時折あるのですが~ 今年はまだ入らずにすんでいます。

ほどよい感じのBGMのところは助かる♪
気持ちよくお買い物ができるので

クリスマスらしいことをせずにすぎる年も時々あるのですが

今年は12月はじめに教会でのメサイヤをお聴きして
明日Pi・er・celloさんクリスマスコンサート、

クリスマスイブに 豊中文芸センターで第九合唱参加

色々あります… 

仕事のほうの予定 来週はアゼリアクラス 算国 英 朗読、どれも
今年まとめと来春準備のあり私的な宿題けっこうたくさん
… ということを今思い出しました!

第九練習後で一時的に忘れていた@@


そんなこんなで 12月も中旬 真冬入口のタイミングですが

10月・11月の言葉遊び アップします

前の季節の忘れ物 ということで…


【 10月の言葉遊び 】


雲の影 ライトグレイ

空の青 透んでいる

白い風 心地よい

木の葉の 薄化粧

虫の声の合唱

団栗のダンス

公園は一日賑やか
小鳥も元気

秋の遠足
劇や歌の発表会

学校は先生も
生徒もいそがしい

美味しい果物
よりどりみどり

梨 葡萄 柿 栗

ハロウィン頃には
カボチャのお菓子

日暮れはだんだん
早くなるけど

知らない町を
歩いてみたい

遠い国を
旅してみたい

そんな季節は
黄昏時に気をつけて

いつもの
角を曲がったはずでも

知らない世界に
入っているかも




【 11月の言葉遊び 】


「1」2つ並んだ月は
緊張感あり

油断をすると
リセットされそう

秋が短い
すぐ冬になる

緑地公園
見上げるくらいの
大きな金木犀たち
枝葉の先には 橙色のシェード
地面に小さな花たちのラグ
懐かしい香りのミスト

紅葉黄葉
自然のエール

日本の四季の
鮮やかなこと

それぞれみんな
今年の仕上げの
段取り組むころ

晩秋  夜長は
静かに座って

レビューするのに
ちょうど良い

飲みものほっこり温かく
ココアやカフェオレ
ホットワインも
良いでしょう












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お着物着付け~モダンとクラシック:姫路と東京

2017-12-06 | 和心~wagokor...
ライトフロウズノウト 今日の1ページへようこそ♪



12月に入り急に冬らしくなったような気がします。

火曜の夜は アゼリアカルチャー小学生英語からの
帰り道 箕面川の橋のたもとにある
時計台にデジタル表示温度計があるので見ると3℃、

夜風が冷たいわけやね
ひとりで納得しつつ夜空を見上げると
お月さまはとても綺麗に輝いていました
寒いのは苦手なので(防寒対策はばっちり)
ですが

冬のきんと張った空気は好きだったりします^^
お月さまや星が冴えて見える

毎年12月の初旬はまだ一年の終わりという
実感がなくて年末の準備を早めに、というのが
できない

もう町中にはクリスマスやお正月の商品が
並んでいるのですが…それでも、

何となく今年を振り返ってみたり
し始める時季ではありますね^^

その中で この秋にお着物着付けで良い体験があったので
この頁でご紹介しますね♪ それは

10月と11月、ふた月続けての機会が
色々な点で好対照で印象的だったこと。

お着物を着るのはいつでも好きです…
けれど 今のところ年に数回といった頻度で
自分でできるときは自分で着る ~ その時は毎回
かろうじて予定の時間内に完成、という感じで
まだまだ思う様に着られなかったりもします。

なので、たいせつな機会にはやはり着付けを
プロのかたに頼みます。

10月は、とある催事に出席のためにお着物を着ました。
奈良県主催で「天忠組」をテーマにされたシンポジウムが
東京で開催されたのですが、



その二部で上映された映像作家保山耕一氏の映像作品に、私は
朗読とナレーションで参加させて戴き、またシンポジウム内容が

奈良は吉野の美しい自然の中 天忠組の史跡を辿る意義深く
とても勉強になるもので、テーマに沿った和太鼓演奏と書、
のコラボの舞台などもあり、全体を是非拝見したいと
会場の有楽町ホールまで出かけて参りました。

この日は私は観客で フォーマル必要ではなかったので、
青紫の色無地に見えて 少しだけ桜の花びらが散っている
飛び小紋(というらしい)の着物に帯は銀灰色濃淡の
細い縞と大きな花柄で御太鼓結び、
場所が東京だったこともあり、結婚式場併設のホテルの
確かな美容室に、先もって一式郵送して当日はお任せ、

だったのですが このお着付が熟練の技で素晴らしかったのです。

ご担当はおそらく着物を知り尽くしたベテランの女性、
着付に入る前の会話からも それは察せられたのですが 
もう一人の助手のかたに指示出されながら

いともスムースに前の打ち合わせ、衣紋の抜き加減など一度で
すっと決めて、あっというまに
数本のひもから帯まで絶妙の加減で結ばれ

お着物も帯もかたち良く、しっかりと楽を兼ね備えた着心地、
もちろん着崩れなどはまったくしませんでした。

これまで着付をお願いした中で
ベスト2にはいる一級品の技でした。感謝
(ベスト1は遥か昔 成人の日の着付け 大阪は中之島)

この日はオーソドックスに、全体を帯締め帯揚げ・草履等小物合わせても
色合い渋く、年相応に落ち着いた雰囲気で着させて戴いたのですが
東京の粋、を確かに感じる体験でもありました
同時に着こなしや立ち方など、私自身は課題多いともわかるというか
再確認・・;道は遠い けど楽しみながらいこうと思います。



そして11月には全く対照的な… アンティーク着物体験をすることが
できました。

11月末に 朗読家の染井吉乃さんのFBの投稿 拝見して
これはいこう!と直感でピンときて『 姫路のきもの祭り 2017 』
へ → このお祭りの中のひとつにアンティーク着物体験があり、

駅前商店街の着物店「城下町スタイル 侘助」さんの催しで
初めて伺うお店でしたがHPが素敵だったので申し込みをしました。

アンティークのお着物とはどんな?とお店のかたに
尋ねてみたいこともあったのですが

この日は他にもたくさん お着物レンタル~着付ヘアセット
順番待っていらしたので

様々な色や柄、古典的なのから斬新な図案のものもある
店内の着物と帯たちの由来などを
お尋ねする時間はありませんでした…また次の機会に。

城下町スタイル 普段からモダンな着付をされていて
海外の旅行者も素敵に着られているようですが

この日はお祭りでもあり、自由な感性での
着物選びと遊び心いっぱいの着付けをされていました。

私は薄い赤の地に大柄幾何学模様の お着物に
赤紫花柄の帯 + ベージュと紫の両面使える薄い半幅帯を
二つを飾り結びで

裾はかなり短く 足元ブーツと合わせます。

帯を二重にして頂いたのは私だけだったかもですが
(二つを見て迷っていると両方してみましょうとお店のかたが)

アンティーク着物体験では 
ほぼ皆さまブーツスタイル、大正ロマンな感じもあり
斬新な色柄合わせはカラフルネールやベレー帽とも
よく合い 若いかたがた可愛くとても素敵でした♪
中には付け下げだったか柄行を詳しく覚えてないのですが
伝統的お着物と着付のかたもおられ、こちらもお綺麗で
良くお似合いでした。

他のかたがたのお写真を少し戴いたらよかった‥
お見せできないのが惜しいところ、
言葉だけだと奇抜なイメージが浮かぶかもですが
お店のかたのセンスが光りみな趣味よく
華やかでした。

会場メインの姫路駅前の商店街には
体験の他にもお着物の美しいかたが大勢、あと千姫様や
鎧兜の武将や弁慶さん(少年期を姫路で過ごしたそう)やお侍、
かな?もいらして中々楽しいお祭り風景でした。

☆尼御前姿の染井吉乃さんの「千姫物語」朗読もお聞きしました♪
☆シマウマ写真と動物の置き物はアフリカンカフェ「ゼブラ」さん


10月と11月は
着付が 伝統的:現代的
    ベテラン:若手
着物は 自分でお着物一式準備・持ち込み:手ぶらでお店、小物までレンタル

… 自分で準備すると普段しまってあるので出すところからひと手間あり
季節やTPO、色合わせ小物あわせ 迷いながらでも
しまいっぱなしだとできないお手入れをすることになる、
と色々時間かかるのですが そのたび勉強にはなります(普段が不勉強)

手ぶらでいけると、これは身軽で気軽、楽に
新しい着物や小物、取り合わせができます…お時間くるのが
ちょっと名残惜しくはありますね^^

どちらも心弾むひとときとなりました。

洋服もフォーマルからカジュアルまで色々な機会と着方が
あるように お着物も着る機会と着方のバリエーション
あっても良いのだなと思います。

江戸時代~明治あたりでは、日常の着ものは
今ほどきっちり襟元締めずに着ていたとか、浮世絵の美人画などには
ゆったりめに、そして裾を引いて着ている姿も見られます。



実は少し時代を遡って
小袖のお着物 時代の変遷や階級で美しいもの様々ありますが
その着方や 大河ドラマで見た女性たちのように
細い帯で締める着方にも興味があったりもします。


こうした着物の楽しみ方があるかどうか?
~これから思案~模索していきたいところでもあります























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