ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 五月の日と月の詩 : 未来の記憶 】

2017-05-26 | 十二か月の月の詩
ライトフロウズノウト 今日の一頁にようこそ♪

12か月の月の詩 一年ひと巡りして
五月は 日と月の詩になりました





もしよければ… 
写真の下に書いていますので…
御読みくださると嬉しいです^^





【 五月の日と月の詩 : 未来の記憶 】

ここにあり ここにない
そこであり そこでない

測る距離の幻影
共鳴の波のリアル

零の奥の多次元
宇宙の果てに生まれる原子

合わせ鏡の世界 視界は
透明な反射とともに

真実の愛だけが
今と彼方を照らす

その在り処を探して
旅をする命を

日と月は太古より見守り
光と影の未来を記憶する

これほどの
多様に生かされる幸福

唯一つの魂の孤独

日と月に遣わされたまれびとが
無垢な手で鏡の扉を
開くとき

嘉された世界は
限りなく精緻な模様を編み

融和し始める






















5月14日『 氷室神社 花咲か寄進の集い 』にて

2017-05-17 | 和心~wagokor...
ライトフロウズノウト 今日の一頁へようこそ♪

blogのあいだが少し空いてしまいました。
留守中に尋ねてくださった皆様
申し訳ありませんm(。。)m

先週末は奈良におりました


5月14日『 氷室神社 花咲寄進の集い 』

この前の日曜日

奈良の春日大社近く、氷の神様の
氷室神社での ご奉納会に
参加させていただきました

樹齢百年の枝垂れ桜の桜守りと
氷室神社さま第62次御造替事業への
一助として浄財を募ることを旨とし

「奈良・時の雫」の映像作家 保山耕一氏の呼びかけで
主催・出演・当日お席でのご参加
200名近くのかたがたのご参集あり

本殿前 拝殿にて清澄な
ご神気の御見守りのもと

皆みな様と心を合わせての
ご奉納となりました。

ひとつ一つの光景が今も
深い感動とともに蘇ります。


なかなかに言葉での表現がおいつかない時があり
今もそうなのですが、

言葉を使ってお仕事させて戴いている
というのに、自在に表現できないのが
はがゆい私です。

プログラムとしては
書と鳳笙のご奉納 五蓮座人形劇・映像の上映
音楽演奏 などご奉納数々、まずは
フライヤーご参照ください↓



またゆっくり思い返して 改めて
別のページで書かせていただますように…


これまで私は、昼間には何度か
氷室神社さん参拝しているのですが

この会は夕暮れから夜の開催、境内は
夜の帳の中に沈み本殿、拝殿には照明が入りました。

足元には 参道階段から拝殿回りぐるりと
無数の氷の献灯が灯されました

透明な氷に蝋燭の火 美しく
だんだんと溶けて形が変わるのが
また幽玄な趣

もしかしたら その中で
氷の精霊 灯りの精霊も
も見ておいでだったのでは…と今思います。


この集いの開催の間 時折不思議にお見上げしたのは
夜の氷室神社がとても広く感じられたこと

社殿背後の樹々の夜の影と
社殿に入った光の対比などで陰影と光の
コントラストが際立ったためかも知れないのですが

本当に昼と夜と 別の場所のようでした。

でも それもそのはず、

会の始め
大宮守人氷室神社宮司さまの祝詞
続いての祈りのことばあり、一陣の風と共に
場の空気が変わっておりました。

そして映像・音響にタイムドメインシアターという
優れたシステムがはいり、
前日~当日の設営にもかかわらずstaffのご尽力で
距離を感じさせない映像と音の広がりを
再現されている、ということで
(保山さんのお話より)

歌、楽器の音楽ご奉納演奏の
それぞれの音の輪豊かで
見えない波の広がりきっと確かにあり

より空間も広く感じられたかと思います。

MC として
石川重元海龍王寺ご住職と新口絢子さん
温かなお声で会全体の進行を戴き
ましたのも印象深く心に残ります。


そのような本当に素晴らしい環境の中
 私も朗読のお時間を戴いておりました。

二胡奏者 木塲高志さんのご演奏とのコラボ
という保山さんのプロデュース~ご配慮あり
二胡の穏やかで艶やかな音色の中

朗読では初めてのご奉納、
(巫女舞ではご奉納舞の端に
加えて戴いたことあり)

万葉集から桜に寄せて読まれた
短歌、長歌数首を御読み申し上げました。



花咲寄進の集い この時この場所で
みなさまとご一緒させて戴けたことには
ふとした小さなきっかけの繋がりあり
望外の喜び感謝に堪えません。

私自身は未熟であること十分に承知しつつも

御神前では自分の何処を繕うこともできないので

せめて これから先を相和して進み
桜のみ心に叶うことできますように
との願意を胸に拝殿にあがらせて戴きました。


夜の灯りの中の氷室神社本殿・拝殿
美しいお姿 分かち合えるとよいのですが
ご奉納会ゆえお写真はなしです。

私はまたスマートホン電源もたなくて
いずれにしてもこの日は集いのあいだは
何も撮れなかった

前日~当日開始前までは 旅館松前さん宿泊と
奈良散歩しており、このあたりのはまたFBなど
掲載しようと思っています。

花咲寄進の集いのお話 blogに
おいでくださった皆様には
次にお目にかかる時に また詳しく
お話させて戴きますね^^

☆ 下の氷献灯お写真2点は ひむろしらゆき祭の時のもの
(五月初め氷室神社 かき氷・氷のお祭りあり)
ほうせき箱 平井宗助さまにお写真をお借りしました







☆ こちらは若者Aの撮れる花咲寄進夜の氷献灯↓


















斑鳩散歩 ”斑鳩”はどんな鳥?

2017-05-07 | 色彩日記
ライトフロウズノウト 今日の一頁へようこそ♪


風薫る五月 ゴールデンウィークは全体には
良いお天気で

みなさまがた
色々なご予定があったことでしょう^^

私は今日 アゼリア大人英語クラスがあったので
ひと足早く連休終わりましたが

わりと落ち着いた休み期間でした

毎年 GWは遠方に行かずで
今年も 近く ~というか半分は
家の用事で奈良のほうへ


そして斑鳩の里ウォークをしてしてきました
久しぶりに遠足気分で(^^♪
よく歩きました(私にしては)





斑鳩の里 一番有名なのはきっと法隆寺
「飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の
木造建築」
今ちょうど夢殿本尊特別開扉の時期(~5/18まで)

とのことで聖徳太子等身の秘仏
救世観音像が公開されておりました
(意外とお背が高く179cmとのこと、
当時の金箔が残り神秘的なお姿)

この夢殿のすぐ近くに半跏思惟の
如意輪観世音菩薩おわします中宮寺他
法輪寺~法起寺 徒歩やサイクリングで
回れます

道はのどかな田舎道
さすがに法隆寺は人多く賑やかだったけれど

その他は連休中でもゆっくり回れる
ようでした

ところで、普段は地名としてのほうで身近に
私の意識にある言葉 

斑鳩 = いかるが

↑ この漢字は鳥の名前…
で読みも なぜに い か る が?

とたまに気になったいて
ふと調べてみましたら

イカルガ~ イカルとも呼ばれる鳥

斑鳩/鵤 二通り 書くようですが
こんな姿の鳥


鵤 のほうが国字で(日本独自の漢字)
 先にあったらしく
角のように固い嘴を持つ鳥 の意味があり

斑鳩 のほうは中国から輸入された
漢字の名前 ~ 知恵袋より説明を拝借すると…

『「鵤」「斑鳩」は共に鳥の名称ですが、
それぞれで指す種は異なるようです。
「鵤」は「イカルガ」ですが、「斑鳩」は「ジュズカケバト」
だそうです。けれど、この2種の鳥は囀りが似ており、
日本からの使者(遣隋使)は同じような囀りの鳥に
故郷の懐かしさを感じ、帰国した際「斑鳩」という中国字
を持ちかえり、従来の「鵤」に代わり地名に使用した。
「鵤」は日本独自の漢字(国字)で、
「斑鳩」は当時の先進国中国の文字として
好まれた 』

この鳥が法隆寺建立された土地一帯に
当時たくさんいたので
いかるが:斑鳩という地名になった

とも

いかるが の地名が先にあり
そこによくいた鳥なので
鳥の名前が斑鳩/鵤 になった

とも言われ鶏が先か卵が先か?
のような説もあります

「伊加流我」や「伊珂留我」とも表記
されたようで 
万葉集にも数首この鳥の名前や地名が
出るのがあるようです

鳴き声が可愛いので動画を貼ってみます♪♪
もしよければ聴いてみてください

イカルの鳴き声