ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 十月の時の詩 : 空遥か 道遥か 】

2017-10-29 | 十二か月の月の詩
ライトフロウズノウト 今日の1ページにようこそ♪





週末台風 二週続きでした

台風のダメージ大きかった場所のかたがたへ
心からお見舞い申し上げます


この週明けは台風一過 お天気良くなる
予報が出ています

金木犀の花と薫りが散ってしまったかもと
思うのですが

そろそろ日毎に木の葉が色づき始めて
来る頃ですね

気温も下がりそうですが今は
街角にハロウィーンの飾り色々あり

ハロウィーンカラーのオレンジ見てると
少し体感温度が上がる気がします^^


また、猫たちがまめに(?)居場所を変えるので
それで季節がわかったりもします

そろそろクッションや敷物、暖かいものあるほう
におさまっているし
くっついてくるようになった


そういう私もスリッパはもうふわふわ系
でないとあかん~ようになりました



そんななか 十月の詩ができたのでアップ
してみます 

今回は空ゆく雲をみていると
すっと出てきた言葉たちです


もしよければ お付き合いください





【 十月の時の詩: 空遥か 道遥か 】

空遥か

流れゆく雲は

地上の私の小さな追憶を
置いていく


道遥か

まだ見えない明日
その先の未来へ

時の流れは
等しくすべてを
運んでいく


刻々と変わる
命の彩りの

一瞬の煌めきを
感知する

この私は永遠
それとも幻


そのどちらでも

世界にただひとつ

在るという
不確かと

愛に生かされる
確かさは

いつの時も
私の心の裡で

貴石の輝きを
放ち続ける







【 言葉遊び: 七・八・九月 忘れていた詩 】

2017-10-20 | 十二か月の月の詩
ライトフロウズノウト 今日の一ページへようこそ♪

あちらこちらで金木犀の薫りがするように
なりました^^可愛いオレンジの花も
たくさん~大好きな花の一つ、他にも
秋の花が咲き揃って
公演散歩が楽しみな季節、

秋の花の色はなんだか懐かしいのが多い
気がする
日ごとに秋が深まりますね

スマートフォンを整理していたら
メモ帳から 作りかけで
忘れていたのが見つかりました^^

Facebookだけに挙げたのと合わせて
ブログのほうに追加してみました。

言葉遊びのような詩(?)です…

カレンダー二枚めくるだけなのに
夏が遠い昔な気がするのは
今年だけだろうか。

皆さま よい秋をお過ごしください

このページの詩は ちょっと夏に戻って
七月から九月まで。




【 七月 文月 】

公園は明るい緑
夏草と 子どもたち 元気
遊ぶ声
夏祭り準備
お盆の相談

水瓜 桃 葡萄 アイスクリーム 氷

昼間は小鳥たちは静か
木陰で暑さを凌ぐ

季節途中でも
今年半分もう過ぎている

静かな山の中で3日ほど
過ごせば「宿題」は片付く?

でも行けないね
猫さんたちは 留守番できない

一緒にお昼寝 せめてできれば
いいのだけれど



********************************





【 八月 葉月 】

夜空はオニキス
優艶 満月
真珠のように

夜中の月食
どんな色?
どんな形に欠けるか知りたい

もし起きられたら
月の回りにふわふわ浮かぶ

あのこは私の
ところまで来て
何か話してくれるかな?


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【 九月 長月 】
 
はじめは暑くて
影 焦茶色

秋の入口
行ったり来たり

お彼岸頃から

静かに景色の
光が沈む

秋音 清かに
響き始める

梨 蒲萄 栗
早稲蜜柑

萩 小菊 秋桜
麒麟草

こども達は
運動会 校外学習
行事の季節
いそがしい

小鳥も元気に
呼び交う季節

一年 残りは
み月と少し

大人は少し
日数が気になる
指折り数える

彩り深い
季節の仕度が
始まっている







【 十月の 月と時の詩 : 優しい明りの道標 】

2017-10-04 | 十二か月の月の詩


ライトフロウズノウト 今日の1ページへようこそ


仲秋の名月 今夜はとても綺麗なお月さま

上がり始めから宵の口 大きく明るくまあるく

見ごたえありました^^


今は少し雲がかかるようです

夜半からぐっと冷え込む気配がします

みなさま 風邪なと召さぬよう
気を付けて…

そんな夜に

十月の月の詩ができました♪
お付き合いくださると
とても嬉しいです↓






【 十月の時と月の詩 : 優しい明りの道標 】

白く掃かれた

絹層雲の

透かし模様の上

空の色はセレステ


光と影が出会う十月


西の入日の

微粒子のみぎわ

少しずつ薄暮に溶けていく


茜色は一日の

名残の輝き

残しつつ


紺青から紫暗へ

彩りを深めて

愛しい景色たちを

包み込む


唇に乗せる

密かな旋律


指先で交わす

風との通信


透視する

波長の先を

観る時


現われる姿


宵闇に上る

優しい秋の月は

仄かな光でそっと


道標を照らしている