ライトフロウズノウト 今日の1ページへようこそ♪
今日は雨 さすがにしっかり降っているときは
小鳥たちの声は聞こえない…みんな雨宿り、
その代わり
カエル達 あちこちで賑やかに鳴いています
春先 綺麗な花を楽しませてくれた梅の木たちには
青梅の丸い実,
たくさんなっているのを見ると
梅干しとか梅酒とか作れる人だとよいのにな
と思います
五月もいつの間にか末日、
梅雨の季節が近いことを感じます
六月は十二か月のなかでは それほど大きな
行事がある月ではないですが
今年は何となく特別な月のような気がする
五月のあいだに幾つか 今年後半~その先に
繋がる大事な連絡をしていたからかも
しれません。六月から始動のタイミングになりました。
具体的に何か?はそれぞれ まだ未定の部分あり
オープンにできるようになったら 随時
blogでもご紹介したいと思っています
さて今日は
☆ 英語を話す その前に
英語力を身に着けていく時に
「英語を流ちょうに話せるようになりたい」
という希望を持つ方は少なくない…実際
ペラペラに喋れるほうになりたい、と
仰る学習者はとても多いです
私自身もいつも、必要な事柄や思うことを
より確実に伝えられるようになりたい、願っています
ですが 日本では 「仕事で使う」「英会話クラスに通っている」
「ある程度話せる英語力をもち英語を話すに友人がすでにいる」
など、生活の中に既に英語が組み込まれているかた以外には
外国人のかたと相対して 英語だけで会話するという
実践での練習機会はごく少ないです
それでも
英語を「話す」ための準備になる、とても手軽で
よい練習は日常生活のなかにあるのです
すなはち英語を「聴く」こと
「うまく話せるようになるために
できるだけ沢山の英語を聴く」
聴く・聞く → 話す
の学習の順番は、ピンと来ないかたも
多くてお話始めでは?マークが浮かんでいたりします。
英語学習の用語で「リスニング」と言ってしまうと
ひと昔前までは、学校では英検や入試の対策の時やっと出てくる
ような順番でしたので それも無理ないことかも、
今は小学校~中学校には
ALT(学校の英語活動補助の英語ネイティヴの先生)来られて
その先生の音声を聞く、中学英語の教科書対応でのCD音声学習
などとても良い機会が数多くあるのに
本来の英語の音の世界と発音、そこに至る道標の記号は教えず 聞こえる音を日本語の音にもれなく紐つけたカタカナ(実は英語:日本語 同じ音はほとんどない)で読み仮名が既に書き込まれたの単語一覧プリントを渡す などの事例も見受けます。(耳の柔らかい世代にはとてももったいない状況)
この、聞く から始まる学習の順番は
子とも英語・英会話学校ではしっかりと押さえるべき
チェックポイントで、多くの英語講師の間で
認知されています。
十年ほど前 私はいわゆる大手塾の小学生英語講師だったのですが
そこでの所属講師対象の研修にも
聞く→話すの習得の順番おさえられていました。
その時の指導講師のお話がわかりやすく
今も時折 引用させていただくのですが、
そのお話は
赤ちゃんが言葉を話すようになるには…?
というところから始まります
赤ちゃんは生まれたばかりの時は
言葉を話すことはもちろん 書くことも読むことも
できない状況で生まれてきます
そして赤ちゃんは言葉を話すようになるまでに
周りのたくさんの大人たち、いちばん身近なのは
お母さん(はお腹の中から)~お父さん、ご家族、
の日本語をずっと聞いて 言葉を貯めていきます
それから 赤ちゃんの頭や意識、心の中で
言葉の回路を作っていき
言葉をかたちにして口に出せるようになったら
最初はひとつ、次に二つ~三つと少しずつ
話せる言葉を増やして
やがて短い文して喋るようになっていきます
( 途中の成長段階で喃語がありますが )
※喃語(なんご)とは、乳児が発する意味のない声。
言語を獲得する前段階で、声帯の使い方や発声される音を学習している。
これが英語が母語の国なら英語~
仏語が母語の国なら仏語 …
お気づきのように
それぞれの国、それぞれの家族、周りのひとの
言葉を聞いて感じて、語彙の貯えをして
赤ちゃんはその国の言葉を話すようになっていくのですね
ただ初めに言葉を聞いてから 自分の声にして出せるほどに
言葉を貯めるまでの時間を
待つ必要があります
(平均で生まれてから一年前後~個人差あり)
脳内の回路は、刺激を受けて網目が伸びたり
繋がりあったりして発達している途中段階では
発現しない=外からほとんどわからない
ので言葉の回路を作っている途中でどのくらい
進んでいるか 語彙の貯えがどの位できているか、
確認の方法はないに等しいです
けれど ある時
回路は繋がり
赤ちゃんはいちばん初めの言葉を話します。
(この時の感動は忘れられないですね
…うちのは「イコウカ」(玄関でお外へと)
でちょっとびっくりした記憶あり)
この言語を習得する順番は
母語の次の外国語についても同じ、とのいうことが
わかっています。
英語を話すようになるためには
よりたくさんの英語を聞くことが大事
とお伝えするのは ひとの言語習得のしくみに
合っていて自然なかたちであるから、
子どもはもちろん
大人でも なるべく多く、できる範囲でも
英語を聴く・聞く機会を創ると
その時・その後の勉強の大きな助けになっていきます
私の個人的なイメージでは
英語の音声を聴くことは スポーツの柔軟体操や
基礎トレーニング にあたります
あるいは畑に種を植えて作物を育てて花実を
咲かせるために、まず
土を耕すしてやわらかくする、など…
そんな位置づけです。
聴くことのいいのは 日常生活で
リーズナブルに簡単にできること、
ラジオ・映画・洋楽のCDでも市販の英語教材付きのでも
お気に召すまま、です♪
CDプレイヤーあるほうが 必要な箇所の
リピート出来るので望ましいですが
PCあれば ほぼ上のどれでも手に入りますね。
すごい時代とも言えます。
ひとつポイントは 英語音声 流すとき
BGMのように気軽に構えて
全部聞き取れなくても気にしない こと。
(すみません、試験直前対策は別)
そして案外同じものを繰り返して聞き続けるのが
有効だったりします。好きな音楽や映画だとそれができますね。
好きな本の英語翻訳の朗読CDも、あればお勧めです。
もうひとつポイントは
ネイティブの音声から、カタカナ語の音とリズムが
聞こえるのを期待しないこと
何か違う!と感じられたらしめたものです
英語学習者用のテキストや雑誌・記事には
流れというかブームのようなものがあり
少し前には 英語で
「繊細で丁寧な表現をするためには?」
を多く見かけましたが
このところ
「カタカナ語はそのまま英語では通じません
~では英語で何と言う?」
の関連を多く見かけます
このことはまた次回に
書くことにいたしましょう