ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

英語を話す その前に♪

2018-05-30 | 小さな気づきの大きな効果☆和心英語

ライトフロウズノウト 今日の1ページへようこそ♪



今日は雨 さすがにしっかり降っているときは
小鳥たちの声は聞こえない…みんな雨宿り、

その代わり
カエル達 あちこちで賑やかに鳴いています

春先 綺麗な花を楽しませてくれた梅の木たちには
青梅の丸い実,
たくさんなっているのを見ると 

梅干しとか梅酒とか作れる人だとよいのにな
と思います 

五月もいつの間にか末日、
梅雨の季節が近いことを感じます

六月は十二か月のなかでは それほど大きな
行事がある月ではないですが

今年は何となく特別な月のような気がする

五月のあいだに幾つか 今年後半~その先に
繋がる大事な連絡をしていたからかも
しれません。六月から始動のタイミングになりました。

具体的に何か?はそれぞれ まだ未定の部分あり
オープンにできるようになったら 随時
blogでもご紹介したいと思っています


さて今日は
☆ 英語を話す その前に

英語力を身に着けていく時に
「英語を流ちょうに話せるようになりたい」
という希望を持つ方は少なくない…実際

ペラペラに喋れるほうになりたい、と
仰る学習者はとても多いです

私自身もいつも、必要な事柄や思うことを
より確実に伝えられるようになりたい、願っています

ですが 日本では 「仕事で使う」「英会話クラスに通っている」
「ある程度話せる英語力をもち英語を話すに友人がすでにいる」
など、生活の中に既に英語が組み込まれているかた以外には

外国人のかたと相対して 英語だけで会話するという
実践での練習機会はごく少ないです

それでも
英語を「話す」ための準備になる、とても手軽で
よい練習は日常生活のなかにあるのです

すなはち英語を「聴く」こと

「うまく話せるようになるために
できるだけ沢山の英語を聴く」

聴く・聞く → 話す 

の学習の順番は、ピンと来ないかたも
多くてお話始めでは?マークが浮かんでいたりします。

英語学習の用語で「リスニング」と言ってしまうと
ひと昔前までは、学校では英検や入試の対策の時やっと出てくる
ような順番でしたので それも無理ないことかも、

今は小学校~中学校には
ALT(学校の英語活動補助の英語ネイティヴの先生)来られて
その先生の音声を聞く、中学英語の教科書対応でのCD音声学習
などとても良い機会が数多くあるのに

本来の英語の音の世界と発音、そこに至る道標の記号は教えず 聞こえる音を日本語の音にもれなく紐つけたカタカナ(実は英語:日本語 同じ音はほとんどない)で読み仮名が既に書き込まれたの単語一覧プリントを渡す などの事例も見受けます。(耳の柔らかい世代にはとてももったいない状況)

この、聞く から始まる学習の順番は
子とも英語・英会話学校ではしっかりと押さえるべき
チェックポイントで、多くの英語講師の間で
認知されています。  

十年ほど前 私はいわゆる大手塾の小学生英語講師だったのですが
そこでの所属講師対象の研修にも
聞く→話すの習得の順番おさえられていました。

その時の指導講師のお話がわかりやすく
今も時折 引用させていただくのですが、

そのお話は
赤ちゃんが言葉を話すようになるには…?
というところから始まります

赤ちゃんは生まれたばかりの時は
言葉を話すことはもちろん 書くことも読むことも
できない状況で生まれてきます

そして赤ちゃんは言葉を話すようになるまでに
周りのたくさんの大人たち、いちばん身近なのは
お母さん(はお腹の中から)~お父さん、ご家族、
の日本語をずっと聞いて 言葉を貯めていきます

それから 赤ちゃんの頭や意識、心の中で
言葉の回路を作っていき 

言葉をかたちにして口に出せるようになったら
最初はひとつ、次に二つ~三つと少しずつ
話せる言葉を増やして

やがて短い文して喋るようになっていきます
( 途中の成長段階で喃語がありますが )
※喃語(なんご)とは、乳児が発する意味のない声。
言語を獲得する前段階で、声帯の使い方や発声される音を学習している。


これが英語が母語の国なら英語~
   仏語が母語の国なら仏語 …
お気づきのように
それぞれの国、それぞれの家族、周りのひとの
言葉を聞いて感じて、語彙の貯えをして
赤ちゃんはその国の言葉を話すようになっていくのですね

ただ初めに言葉を聞いてから 自分の声にして出せるほどに
言葉を貯めるまでの時間を
待つ必要があります
(平均で生まれてから一年前後~個人差あり)

脳内の回路は、刺激を受けて網目が伸びたり
繋がりあったりして発達している途中段階では 
発現しない=外からほとんどわからない

ので言葉の回路を作っている途中でどのくらい
進んでいるか 語彙の貯えがどの位できているか、
確認の方法はないに等しいです

けれど ある時
回路は繋がり
赤ちゃんはいちばん初めの言葉を話します。
(この時の感動は忘れられないですね
…うちのは「イコウカ」(玄関でお外へと)
 でちょっとびっくりした記憶あり)

この言語を習得する順番は
母語の次の外国語についても同じ、とのいうことが
わかっています。

英語を話すようになるためには
よりたくさんの英語を聞くことが大事
とお伝えするのは ひとの言語習得のしくみに
合っていて自然なかたちであるから、

子どもはもちろん
大人でも なるべく多く、できる範囲でも
英語を聴く・聞く機会を創ると 
その時・その後の勉強の大きな助けになっていきます

私の個人的なイメージでは
英語の音声を聴くことは スポーツの柔軟体操や
基礎トレーニング にあたります

あるいは畑に種を植えて作物を育てて花実を
咲かせるために、まず
土を耕すしてやわらかくする、など…

そんな位置づけです。

聴くことのいいのは 日常生活で
リーズナブルに簡単にできること、
ラジオ・映画・洋楽のCDでも市販の英語教材付きのでも
お気に召すまま、です♪

CDプレイヤーあるほうが 必要な箇所の
リピート出来るので望ましいですが
PCあれば ほぼ上のどれでも手に入りますね。
すごい時代とも言えます。

ひとつポイントは 英語音声 流すとき

BGMのように気軽に構えて
全部聞き取れなくても気にしない こと。
(すみません、試験直前対策は別)

そして案外同じものを繰り返して聞き続けるのが
有効だったりします。好きな音楽や映画だとそれができますね。
好きな本の英語翻訳の朗読CDも、あればお勧めです。

もうひとつポイントは
ネイティブの音声から、カタカナ語の音とリズムが
聞こえるのを期待しないこと
何か違う!と感じられたらしめたものです

英語学習者用のテキストや雑誌・記事には
流れというかブームのようなものがあり

少し前には 英語で
「繊細で丁寧な表現をするためには?」
を多く見かけましたが
このところ
「カタカナ語はそのまま英語では通じません
~では英語で何と言う?」
の関連を多く見かけます

このことはまた次回に
書くことにいたしましょう











グリーン♪xグリーン♪ ~「紺青の鈴」

2018-05-18 | 色彩日記

ライトフロウズノウト 今日の1ページへようこそ♪


初夏の入り口 今扉をあけたところ、という感じ
ですね^^ 

風薫る良い季節になりました


雨の日以外は家の中にいても 緑地から散歩に?くる小鳥たちの声 
おなじみの雀のチュン のほかツピイツピイ ピチュチピー
ティーティーピュイ ピウピウピウなど色々聞こえます

昨日は不思議に美しいさえずりが聞こえたような…

ルルルルー とエコーがかかったような響きで
何回か、

出かける支度しながら聴いていたので
しっかり確かめられなかったのですが

確かに鳥の声だったと思う 
公園のサイトに載っているかな?
今度調べてみます^^

小鳥の声は 雨の音や木の葉の揺れる音と同じく
自然の音楽♪ と私には感じられます

そのほかカエルの声もよく聞こえている

最寄り駅のひとつが大きな公園を通って
行く道筋なのですが

一年のうちで緑の色数がいちばん多い今の季節、
公園のさまざまな種類の樹々は

潤いある色調のグラデーションを
見せてくれています。


今の季節に決まって思い出す、とある小説の一シーン


「紺青の鈴」高橋治著 角川文庫 この物語では
北陸の伝統的な古九谷五彩と継承の使命をもつ
九谷の窯元の家の娘に生まれた
新進の陶工であるヒロインを軸にそれぞれの陶芸の道を
究めんとする焼き物師の姿が描かれます…

この小説の最後近い場面で主人公 彩子と
窯元九代目である父親 十九蔵との
さまざまな確執を乗り越えたのちの会話が場面が
あるのですが それが

白山 平泉寺の新緑の庭の描写とともに
まことに見事で印象的なので、本文から拝借して少しご紹介を‥

「常緑の杉、苔、苔の間から背をのばしている様々な種類の雑草、
水辺のあやめ、睡蓮の葉、開いたばかりの三つ葉つつじの葉、
その上にかぶさるほどに繁った槙。」

そして老杉の葉を通る木漏れ日の中 楓の若葉の下での
十九蔵の言葉

「これだけの緑の中でどんだけの数の色がだせる」
「緑を古九谷ほどうまく使うとる焼物はほかに見当たらん。
その古九谷につながっとってこんな程度や。わしら一生かけて
いったい何こそしとるやら」
幻といわれた古九谷五彩をほぼ再現し名実ともに
当代一の陶芸家として 迎えた晩年、
「ぶんわりとそこに立っていながら気力の溢れた」姿の
「からっと抜けた楽しさに近い」響きの述懐です

そして小説の最後では 彩子の愛する人であり
十九蔵が一旦は破門、長年の確執の後 和解を果たした
これも最高の九谷焼作家である東山が

平泉寺の緑を青に置き換えた と十九蔵が認めるほど見事に
紺青の色を極めて日本海夕景を九谷の皿に写し取り完成させるまで、

またその先に続く登場人物たちの命懸けの道、終わらない物語

小説の会話の大部分が北陸弁で私にはとても慕わしく
最初にこの小説を手に取ったのはそのほうがきっかけ
だったように記憶します。著者は歴史と文化深い日本各地を作品で
取り上げられていますが、出身地の北陸を舞台に代表作
「風の盆恋歌」ほか数々の名作を世に残されました。

「紺青の鈴」は登場人物のドラマの背景として
小説全体が焼物・織物・自然の色彩に
満ちているのですが 陶芸・染色、和服の専門の知識がない私でも
わかりやすく読める作品で時折読み返します。

自然の色彩に魅せられて 追いかけて確かに追いついた
と心から得心した芸術家は今日まで幾人おられるのか

あるいは分野を問わず
本質 深さ を求めることを自らに
課した道を歩む場合はどこにゴールがあるのか

いったいに「創造」することが自然な欲求である
性質を持って生まれたひとの場合 息をするように創ることが
できるなら その時間の中では幸福、

「創造」を止められる環境内では程度の差はあれ
どうしても苦しいことになる

今 ご縁あるクラシック音楽の世界も
本質 深さ そこに美しさ 純粋さを求められるところであり
そこで出会った真摯な演奏家がたに敬意もちつつ思いを馳せたりも
いたします。

コンサートスタッフとしては心を込めてお手伝いする
以上に大事なことはないと思いつつ。

あと、そこから私の頭をよぎるのは
創造 表現 一人一人の個性をいかすことを良しとして
伝えきれない(止めているともいえる)
今の教育のシステムのことであったりします。

2020年前後 実社会と国際社会の変化に呼応して
大学から小学校まで連動してくる教育改革の流れ
(公立、私立の格差が少し気になる)

ありますが でも良い方向に向かうこと
心から希望します

創造 表現を育むヒントは自然の千変万化の色彩や音や薫りの
中に必ずあるけれど これは授業の範疇にはなかなか
入ってこないかも知れない 

今は色・音・匂い かなりな分量、生活は人工のものに
囲まれているので(日本の都市部は特に) 
五感を自然のもので調整すると心身の健康にも
良いのですが…

ほんもの 本質を感じる感性を磨くことは
情報インフレ社会(←最近新聞の記事でみた言葉)の中では 
大人でも子供でも 余分を端折ってものごと決めて
先にすっと行けて 何かと生活の役にも立つので
一講師としては機会があればお話していきたいと
思っています。

さて それでは具体的にどんな風に
クラスの生徒さんに伝えていこうか?
緑の数はいくつある? 葉っぱの色を数えてみてね‥‥
時折でてくる ”正解のないワタナベ先生の質問”
になるでしょうか。
保護者様にはクラス通信のプリントに一度
書いてみよう。

けれど本当は何心なくあるまま感じるのが
いちばん大事なので 堅苦しいお伝えにならないように
しなくてはですね^^
纏めることがうまく出来たら

また緑の薫り 小鳥の声に ただ幸せを感じる
そんな私に戻ります














 







 


四月の言葉遊び

2018-05-08 | 色彩日記
ライトフロウズノウト 今日の1ページにようこそ♪




GW明け雨がちなスタートですが

連休中はほぼずっと五月晴れ 緑地公園大賑わいでした

家族連れ 何かの集まり 気軽にのんびり一人~二人
バーベキューやスポーツ 遊具の遊び 昼寝 
音楽堂では なにかコンサートもしていたようで♪

それぞれ思い思いに楽しんでおられて^^

私は通り抜けただけ でしたが それでも楽しい気分
少し分けてもらいました

今年は春の過ぎるのが 少し早かったこともあり
お天気良い日はもう初夏の雰囲気

薔薇や蓮の花が見ごろのようでした


今の季節は小鳥たちもとても元気

毎朝 緑地にいるのが少し足(羽根)を延ばして
散歩しにくるのか
家の近くにも来てくれて 何種類かの
さえずりが聞こえます。 バードウォッチングの
知識がほしいなとよく思います
何という鳥さんなのか知りたい気がする

多分お馴染みさんの個体がいて
同じ種類のでもこの子はいつも来てる、というのが
声でわかるようになったのがあります♪

さてまたちょっとblogのあいだが空いたのですが
その間 読みにきていただく人数は自動的にでており
留守にしていてすみません& いつも
お読みいただきありがとうございます

四月は月の詩がふたつ出来てきて
前回記事であとのほう書いています…
次の十二か月 は「水」がテーマになるかなと
思いましたが ちょっとむずかしそうな気もする
5月の出来てくるでしょうか?自分でもわからないのです

言葉遊びは 今日のページで四月のを書きます
もしよければお付き合いください↓

五月になってますが 春の花の名残を少し
思い起こす感じで 言葉を並べてみました

次 晴れたらもう初夏 季節の移ろい早いと感じます
梅雨や夏も今年は早いのかな…どんな気候に
なるのでしょうか




【 四月の言葉遊び 】

桃に 桜 菜の花 蓮華

タンポポ なずな

菫 パンジー

雪柳 連翹 山吹

木蓮 やがて
花水木 藤


百花の季節

幾千万の

宝石の色


空のカンバス

若葉の画用紙


描いては散らす

春の風


少し休める

霞の向こう


弱くはないよ

雨の後でも

まだ咲いている


花の終わりは

次への始り


昔からある

水 土 空気

日ざしと日影


実やら種など

小さなリレー

小鳥や虫たち

一緒に運ぶ









【 四月の水の詩 : 水宮のある国 】

2018-05-01 | 十二か月の月の詩
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今日お昼は動いているとすこし汗ばむほど
暖かい と思っていたら

日暮れ頃から急にひんやりした風が
緑地方面から

夜空には綺麗な満月
肉眼 というか私の眼には
お月様の光は少し青みがかって
見えたのですが

スマホで写真を撮ると 紫がかって
写ります

あまり写真の性能が良くない携帯なので
誤差があるのはしかたないと 

いうことで それはそれで
楽しんでいたりします。もともと

あまり写真が上手ではない~機械全般弱いですし
正確な画像が必要 な件で無いときは
細かく気にしない…です

GWは毎年遠方の外出はしない習慣です
実家といったり来たり 今年はお墓参りと
時間あれば前後 斑鳩~龍田川散歩などできると
いいなという感じです

blogに書きたいこと がいくつかあるのに
まとめきれず困った私ですが

ふと詩のほうが出来てきたので先にアップします

次の12ヵ月のテーマは「水」になるかと思います
もしよろしければ お付き合いくださいませ♪






【 4月の水の詩 :水宮のある国 】


遠いふるさとの海の

朝凪の時に

水平線を見ていたのは

何時のことだったろう


浜辺に寄せる波は

静かなリフレインを

揺りかごのリズムで

繰り返していた


春の空と海をつなぐ

柔らかな陽ざし

澄んだ青の階調は

目を閉じれば

いつでも鮮やかに甦る


ふるさとの海から

こんなにも遠い

ところまで来ていた

いつの間にか


それは日々の積み重ね

瞬間の連続

五感で承けとる

生きることの福音


幸せはここにある

それでもなお

思いやる八重の波

ふるさとの海


遥か昔 生まれる前に

暇乞いをしてきた

真実の私に還る

透明な水宮のある国