ライトフロウズノウト 新しい1ページにようこそ♪
このところ急に朝晩涼しくなってきました。
空の色や雲の様子はもうそろそろ秋の感じですね。
8月前半のような猛暑はさすがにもう来ない気がします。
どうも7月後半のワクチン副反応多少の持続から
8月は集中しにくい環境が続いて
書きたい話題は2・3あるのに、まとめられずに
おりました。更新できていない間にもblogを読みに来られた
方々もいてくださり本当に感謝ⅹ感謝であります。
そろそろ落ち着いて色々書いていけると思います。
元々、集中スイッチが入らないとしっかり書けないのですが
スイッチが固い=自分的に良い環境整えて1人にならないと
書けない、のに加えて「書く」のが遅い…
という困った性分があります‥;
(「読む」のは早いのですが)
何せ7月~8月ざわざわすることが多かったです。が
これは私だけではないかも知れないですね。
今夏はコロナ感染の話題も大人&子供さん多く聞いたので
夏の終わりに無難に過ごせたらそれで良し、
とも思います。
blogの他に幾つか書きものがあるのですが、
書きたいのに書けない どうも妙な消化不良を自分で
起こして その結果 高品質なノートやスケッチブック、
多色セットのカラーペンや色鉛筆の新品ばっかり
いくつも未使用で机の角に積んでいる
ということになっております。
書けば/描けば解消するのです…
涼しくなったしそろそろ課題を片付けて
いこうと思います。
そうこうする中で
8月の風の詩を書きました。
今回は私の気ままな想像の世界です。
イラストも描ければ良かったですが、また更新
遅くなるのでまたイメージに近いフリー画像とともに。
【 十二ヵ月の風の詩:夏の影 幻想】
夏の影は
細い指先で
季節の向こうを指し示す
明るい季節の彩りたちは
言葉を忘れて
影の身を包む薄い衣の
裳裾に纏わり漂う
夏の影はその掌で
過ぎゆく日々を温めている
人の姿をしていた時の
自らの懐かしい記憶とともに
夏の影は優しい無言歌を
口ずさんでいる
柔らかなアルトの声で
無垢な旋律を
忘れてしまった人のかわりに
夏は少しずつ
白い風に洗われて
輝く景色を組み立てていた
色の光を失いながらも
その内奥の影を深くする
風の中で
少し俯く夏の影は
長い銀の髪をなびかせて
その美しい移ろいを見守る
時は歩みを止めない
過去も未来も
時の流れに運ばれてゆく
今を生きる
それが至上の命題と
知りつつ心は
幻を選び彷徨いだして
憧れたものを探し続ける
誰も知らないリアルの在り処
重なり取り巻く電子の映像
夏の影も白く清しい風の中に
もうじき消える
透き通って姿を失くすほんの少し前
次の季節の影の姉妹の
姿をみとめて微笑み交わす