ライトフロウズノウト 新しい1ページにようこそ♬
2022年最後のページは12か月の詩のページになりました。
今年のおしまいよもやまblogも考えてたのですが
詩の方ができた…と言っても大晦日ぎりぎりで。
幾つかblogテーマ、思ってることはあるのですが
新年に書いていきます。
生駒の3年目のこととか、英語学習の今の傾向のこととか、
他にも初めて訪れた長崎県諫早市や奈良県五條市のことなど
書きたいことはいくつも持ったまま年を越す
ようになりました。
”書く”ほうは今年一時期やや停滞したのですが
最近なんとか進めやすくなってきましたし
2023年は書くことに比重が増していく気がします。
それでも基本的には書くのが遅いのは変わらなくて
どうしましょうと思いますが
まずはがんばる気持ちが大事ですよね^^;
12月の詩 今年のは年の終わりの祭りの感じには
なりませんでしたけど
もしよければお付き合いくださいませ
【 十二月の風の詩:真冬の風が運ぶ鐘の音】
街に祝祭の
鐘がなる
この年の
仕舞の準備で
人々は皆忙しい
新しい太陽の誕生は
ついこの間のこと
生まれたばかりの
陽の光は
夜をよく温めるには
まだ幼い
闇を畏れる人に
幸いあれ
…冥きものの
本当の名前を
知らないとすれば?
光る宝石を
身内に抱く人に
祝福を
…その内部の
小さな瑕の反射の
妙なる美しさ
目を瞑れば
いながらにして
瞼に映る全て
光も影も
豊かな色彩に満ちる
自らの内に深く
言葉を忘れて
静かに潜れば
交信は容易い
地上の星は
人々のいる場所の
幾千万の灯りたち
これほどに愛しい
彩りたちを後にして
旅に出る明日
息も凍る
真冬の庭の
片隅に咲く
見えない氷の花
夜は暗くとも
星は次第に
春の配置に移りゆく
旅のダイアリーの
最初のページに
冬の灯りの色達を
写しとり描こうとして
パステルの色を
指でたどりながら 私は
真冬の風が運ぶ
微かな鐘の音を
ひとり静けさの中で
聞いていた