ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

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五感豊かなひとときを♪ 

【 十二か月の水の詩 :二月の水彩 春を待つ色 】

2019-02-08 | 十二か月の月の詩
ライトフロウズノウト 今日の1ページにようこそ♪

立春が過ぎるころから
北摂あたりでは
少しずつ春の気配が感じられます

けれど まだまだ真冬の気候 
北のほうでは大雪警戒の天気予報も
出ており

風邪 インフルエンザも気を付けて
予防を忘れずいきたい
思います

池田方面 生徒さんたちに尋ねると
小学校では 学級閉鎖や学年閉鎖は終わって
お休み少なくなったとのこと
(先週がピークだったかもです)


さて 立春のこの時季
すこし暦のお話を…

 私…だけでなく、おそらく
ほとんどの日本人は

普段の生活は西洋の暦の中で
暮らしていて

カレンダーもそれで見慣れていますね
太陽暦の十二か月~一週間~一日、

けれど日本には
春に一年始まる という暦もあり ~
二十四節 七十二

(気候の言葉のもとという)

立春の説明、正確にするには私には
ちょっと複雑なようなのでWikipedia 
こちらです↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/立春
(なぜか記事中に今日はリンク貼れなくて??
すみません)


西洋暦 カレンダーでは日付的には
そんなにきりが良くない日にちでも

立春前後、個人的には毎年 何かしらの節目がくると
感じます

運気の流れ…陰陽の転換のタイミングでもあるそうで
冬至~大寒は最も昼が短く夜が長く
気温も低いので 陰の気が満ちていて

立春を境に徐々に 昼夜の長さ 昼が長くなり 
陽の気が増えていく
(北半球では)

とお聞きしたこともあります。


私は一時期 とっても”冷え性""寒がり” だったので
お昼の長くなることが体感できる一年の今ごろ

真冬の気温の中でも元気が出てきて動きやすくなる
ということもあるかも知れないです


そんななか 十二か月の水の詩
二月のができました

十二か月の月の詩~一年のテーマを決めて
ひと月にひとつ 作ってネットの空間に放して
います

2018年12月~2019年1月 のは年末年始というのに
それぞれの重い感じの詩になっているなあ
と思いつつも

詩のもとになるイメージ・言葉は一度浮かぶと
そこから離れられないので そのまま作り
掲載したのですが

その二つの反動なのか 
立春のお日様のおかげなのか

今度はちょっと「軽い」
と思いつつもできてきたものを

載せてみます

できる‥というのは
ひとつの言葉かイメージが来て
それに合わせて形作る感じで

収まる処になんとかおさまったら
”できた” という感覚になります

けれど「完成」したと思うことはほとんど
なく いつもどこか
もうちょっと、と思いつつ それ以上
触れなくなったら 言葉を足す・引く・替える
ことをやめます

というような 気ままな言葉の遊び
もしくは集合体なのですが

もしよければ 
お読みくださると
とても嬉しいです




〈光の弧と虹 2015年 米国ニューメキシコ州レッドリバー〉



【十二か月の水の詩 : 二月の水彩 春を待つ色】


二月の色は
春を待つ色


日ごとに明るい
昼の陽ざしは

白く沈んだ
冬の景色の輪郭の

中に少しずつ
暖色の

水彩絵の具を
のせていく


小鳥たちは
暦 読まずとも

春の来る日を
知っていて

清かな声で
歓びの歌の
練習している


木の花の
蕾がふくらみ
それぞれの色で

霞みのように
冬の枝を
覆う頃には

いまだ
冷たい地中の
裡でも

小さな命が
目覚め始めて


あと少し
もう少し

丸く小さく
微かに息づき

地上に芽吹く
その時を
待っている


薄氷の割れる
音の輝き
拡がる

新しく
巡る季節は

もうすぐ
そこに