ライトフロウズノウト 今日の1ページにようこそ
あと1時間と少しで今年が終わろうとしています‥
振り返りBLOGを書きかけて下書きに入ってるのですが
ふとした合間に一つの詩ができたので
アップしたくなりました。
今年の私的にはとても嬉しく大きな出来事として
第三十二回伊東静雄賞 佳作入選ということが
ありました。
私の拙い詩をお読みいただいてきた
皆様方に心からお礼申し上げます。
敬愛する現代詩人を顕彰する賞の中の
佳作でありまだまだ道は遥か
次にいつか入選するかもわからずですが
11月いただいた入選通知は
言葉&音声と向き合う
五感を磨いていく励みになるとともに
今年~新年に持っていく自らの姿勢について
内省し、また必然と希望を色々想起させて
くださいました。
年末・・という賑やかしい雰囲気と
少しタイミングが合わないかもですが
ふと訪れたイメージの詩を
お読みいただけると嬉しいです
【 十二ヵ月の声の詩:12月から1月へ…真冬の幻想 】
私の声が聞こえている?
いつもどこにいても
あなたを視ています……
朝霧に包まれて咲く白い花
清らかな香りは
明るくあたりに満ちている
透き通る氷の部屋を
訪れるまろうど(客人)は
刻々と色を変える
小さな光たちを連れてくる
しんとした冬の
音のない世界で
さざめく音の環は
美しく干渉しあいながら
あたりを仄かに照らす
私のことを忘れない?
……あなたの出した
言葉から最も遠い命題を
私はいつまでも
解き続けてゆくでしょう