ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 一月の月の詩 : 雪の月の祝福 ~ 鼓動たちへ 】

2017-01-31 | 十二か月の月の詩
ライトフロウズノウト 今日の一頁にようこそ♪


先週土曜日は旧暦の1月1日お正月でした。
(新暦で1月28日の日)

次の土曜 2月4日立春までは一年でいちばん
寒い大寒の節気、陰陽の
陰の気がいちばん強い時季でも
あるそうです

そうすると
旧暦の一年は、夜明け前の一番暗い
時にスタートするのだな…
などと思いました。

冬ごもりして長い夢を見ていたい
そんな気がするこの頃

一月の月の詩ができてきました^^


【 雪と月の祝福 ~ 鼓動たちへ 】

月の暦では
年は明けたばかり

薄灰色の靄がかかる
昼間の世界が
宵闇に融けて

人の灯す明かりが
それぞれの色で
浮かびあがる

やがて訪れる夜を
静かな部屋でひとり待つとき
ふと聞こえてくる
私の胸の鼓動

神様が動かされる
命の暖かな証し

こと こと こと

速い時の流れのなかでは
外側の暮らしの音に
隠されてしまうけれど

ハートの鼓動は
確かにここに

またそこに

それがどんなに
小さいものでも

命の裡の鼓動は
確かに息づいていて

ひとつひとつの
音でリズムを刻む

生まれたばかりの
新しい月は

敷き詰められた地上の雪を
清かに照らして

すべての命に幸いあれと
月の光の
祝福を贈る




























言葉というコトバ ~ 無限の色と形

2017-01-24 | 色彩日記
ライトフロウズノウト 今日の一頁へようこそ

とても寒い日が続いています。

スマホのアプリで豊中市の天気予報を
毎日見ています… けれどこれまで
最高気温10℃以下は真冬でみたことありますが

明日~明後日の最低気温の-3℃、-4℃
大阪ではあまり記憶にない数字、すごく寒いのかな??

幸いお天気マークは~
になっています

今年は雪靴をひとつも持っていなかったので、
先日の雪で慌ててスノウブーツを
購入したところです。
今年は2月~3月まだ出番があるかも?

それでも大阪はまだ雪の少ないところ、
雪の深い地方のかたがたがあまり難儀しないよう
祈るばかりです。


さて…今日は季節にまったく関係ないお話なのですが、

「言葉」という”ことば”について思うこと
(なんだかややこしい言い回しになってしまいますね)

辞書の説明では
☆ことば [3] 【言葉・詞▽・辞▽】
・人の発する音声のまとまりで,その社会に認められた
意味を持っているもの。感情や思想が,
音声または文字によって表現されたもの。言語。
・ものの言い方。ことばづかい。 「丁寧な-を使いなさい」
・言語を文字に書き表したもの。文字。
・語彙(ごい)。単語。

などなど。

実は、私にはこの日本語の単語

言葉=「言」+「葉」

に「葉」の文字があるのがとても
興味深い~不思議に感じられる時があります。

日本特有の感覚の文字の
組み合わせなのだろうな、と
思ったりします。

(言葉=フランス語 mots / ドイツ語 Wörter
イタリア語 palore / スペイン語 Palabras
とりあえずの検索ではありますが
外国語の「言葉」の訳に「葉」の
ついているのはなし でした)


ことば ~ 古代のいつかに生れて
今日この時まで、そしてこれからも

それぞれの時代を生きる人々に
思いや情報を伝えあうために
紡がれ、使われてきた
無数の…無限の数の言葉たち。

この単語に葉という文字がついていることを、
私たちが違和感なく至極自然に受け入れているのは

緑豊かな自然に恵まれた国で
様々な色やかたちの木の葉、草の葉に囲まれて
生きているからでは
ないでしょうか?

日本は南北に長く気候の型が複数あり
山野・平地問わず樹木、草木の種類が豊富で

木の種類の数の葉の色・形、それぞれの特徴あり

また、同じ種類の一本の木の中でも四季の中で 
若葉から枯れ葉になる間に色・形が変わる …

‥‥無限の色合い・形の「葉」があります


現代国語で言葉の数はいくつあるのか?は
数えきれないにしても、とりあえずの目安で

辞書の収録語数(見出し語の数)が
国語辞典で 7~8万語、
広辞苑で25~30万語、一番大きい辞書で約50万語

日常使う言葉の数は限られるとしても、
使う人によって同じことばでも
ひとりひとり響きが違ってきます。(声音・語感)

同じ文字でできた言葉を使っていても、
ひとそれぞれ
会話や文章の中が違う時もあり

やはり形・色合いは無数・無限にあって

そのイメージが葉ということばに通じている

と私には感じられます


ひとつひとつの葉は軽いけれど、どれも
木の命の中で呼吸をしているように

ひとの言葉もひとを繋ぎながら
健やかに息づいている、そんな
世界に生きていられたら…。
本当に素敵なのですが

日々を過ごす中では誰でもつい
とがった葉っぱ・色のきつい葉を
作ったり投げたり~することありますね。

けれど
言葉の力 可能性 IT社会の中で益々
大きくなってくる今の時代、
教育に携わるものとしても 

言の葉 瑞々しく育てて 
皆と分かち合えるよう心がけたいと思います。

(そう言いつつ ずいぶんと修錬必要な私


赤と白のお話 一月の寒い夜には☆彡

2017-01-18 | 色彩日記
ライトフロウズノウト 今日の一ページへようこそ

先週末は大寒波到来でここ北摂も
短時間で雪が積もり、大阪でこれだと
もっと寒いところはどんなだろうねと
家人と案じておりました。




寒い冬の日は、うちの猫たちは炬燵ではなくて
暖房近くの椅子の上でほっこりと丸くなる
にゃんたち触ると暖かいのでついつい
横を通るごとに撫でてしまうけど
起きる気配なくたいてい熟睡ですzzz
お外のコは大変なんだよ?と時々いいつつ…




本当にこれだけ寒い~気温がさがると
色彩では暖かい色に心惹かれる季節、

特にまた「赤」
について書きたくなってくるの
ですが、ちょうど去年の今頃もやっぱり
blogで書いておりました。

もしよければ↓
Red☆彡寒い冬には赤色パワー♪
も合わせてご覧ください♪


なので、今日は赤と白のお話を少し…
一月、まだお正月の月でもありますし。



赤と白は日本にあった一番古い色の
四色のうちの二色、ということが知られています

日本の古代‥最も古い四色は
「赤 黒 白 青」
和色はほぼすべて ここからスタートしているそうです。

このの古代の四原色、
それぞれの語源(Wikipediaなどより抜粋)は

赤 アカ:アカシ   明し 夜明け (明るい)
黒(玄)クロ:クラシ 闇・暗し 暮れ (暗い)

白 シロ:シルシ 顕し (はっきりしている)
青 アオ:アワシ 淡し (ぼんやりしている)
  (※今の青・ブルーというより灰色に寄る色味)

赤:黒 → 明暗
白:青 → 顕漠 
がそれぞれセット(対義語)で
(赤:黒は明度 白:青-淡は彩度
ということかなと書きながら
今気づきました)

赤と白は日本の四原色の中ではまだ
対ではなかったようです。

赤と白の組み合わせが
ハレ(晴れ、霽れ)の日の祝いの色になったのは
いつからか?と

少し調べて見たのですが
赤飯とお餅 室町時代の御朱印貿易の目印
生死(”赤”ちゃんと”白”装束)の象徴
など色々でてきて時代については
諸説あるようです。

紅白として、対抗する二組の配色とされる
ようになったのは源平合戦で源氏が白旗を、
平氏が紅旗を掲げて戦ったことに由来するそうです。

赤x白… 色彩心理のキーワードで見ると

赤のイメージ  
+ 情熱 勇気 ドラマチック 勝利 積極的etc
- 危険、緊張、怒り、争い

白のイメージ  
+ 潔癖 平和 刷新 無垢 神聖etc
- 冷淡、薄情、空虚、味気ない

赤も白も、曖昧なところがない
はっきりくっきりとした色で色味も
対照的ですが

この二色は相性がよく、お互いに
それぞれのマイナスイメージの部分を
カバーできるように感じられます。、


白は赤の熱すぎたり強すぎたり、気が早過ぎたり
する部分をクールダウンし抑える

また赤は、白の個性が強すぎるときの
冷たさ、神経質さ、浮世離れするようなところに
血の通う暖かさ・情のあるイメージを
補うことができる

そしてお互いに共通する気質の
決断力・正義感・理想に向かう迷いのない
印象に適度な温度感を与えあうことができます。


赤と白が並ぶ時の晴れやかさ・元気~活力の
ある感じは喜びごとにはうってつけ
と言えるでしょう^^


赤と白は、混ぜてみると
色彩の中でも最も「優しい」色のひとつ
ピンク~桃色になりますね^^
赤と白 どちらも単色では
このキーワード、優しい~甘いという言葉
はほとんどくっついてはこないですが
二つを混ぜて新たに良い意味合いが出るということは、
赤と白 やっぱり相性よしと言えますね。

二色を混ぜてできてくる色彩で
もとの色とキーワードが違う~
寧ろ逆、というの組み合わせがいくつかあり、
(赤+青=紫 緑+青=ターコイズなど)
それはカラーの不思議、でもありますが
これはまたほかのぺージでのお話と
いたしましょう。


さて 私の身近なところで
どこかに赤x白 があるかな?と探して
みたところ

今の私にたいせつな場所~ご縁で赤白
のところがありました

企画広報でお手伝いしている
cafe Maria のコミュニティースペース
赤のソファー椅子に白の壁・床 際立ちます



そして 白は神様の御前での装束の色でもあり
倭巫女舞の御衣装、御扇子は白地に赤 基調です。
精進まだまだの私 今年も少しずつでもお稽古の
中で前に歩んでいけると幸せです。



二月になると そろそろ梅の花の便りが
届くころ、真冬日にも咲く花~開花時期
今年もそんなに先ではないと思いますが

自然に咲く花の少ない季節にこの花の
紅白の美しさと香りを楽しめるのは
嬉しいこと♪

近くの公園には梅林もあるので
つぼみ~花の様子 またアップしたいと
思っています















新春に寄せて☆彡 

2017-01-10 | 色彩日記
ライトフロウズノウト 今日の一ページにようこそ

2017年1月も二週目に入りました。
今年はアゼリアカルチャーカレッジ仕事始め、私は
遅めのスタート~今週クラス始まり、

冬休み後パワーアップした(であろう)子供たちに
会うのがとても楽しみです。
大事な今年初めてのクラスの時間、ちょっと
ゲーム多めそしてコムズカシクならないように~

テンポ良くいこうと思います^^

結構伝える中身は多くて奥深い
毛糸玉x言葉キャッチボール、新Ver.
で休み明けのアイスブレイク、大きい部屋空いていたら。

以前に 塾の非常勤講師をしていた頃は
冬休み期間は冬期集中講座があり
寧ろ繁忙期で

お正月あっという間でしたが
カルチャーカレッジのほうは
標準的休業日ありでありがたいです。

今年のお正月らしいこと
毎年ほぼ同じですが、その中で



今年はニューイヤーコンサートに
お呼ばれしたのは嬉しいことでした♪

(写真下半分はTVのウィーンフィルの中継、
聴きに行ったオリックス劇場のオペラガラでした



あと”毎年お正月にしていること”
=パステルアートを描くこと、

いつもより少し時間かかりましたが
仕上がったのでアップします^^ ↓

なぜだか二枚組~そして日と月の両方を
同じ紙に描きたかった、その他久しぶりに枠を
とったり(白いところ)
買ったままで置いていた初めて使うパステルで
一部を描いてみたり、
いつもの海と空と光のグラデーションのようでいて

自分の中から色など出て来る経路がちょっと
違うようでもあり
何でかなと自分を振り返ってみる…

心境の変化?それはやっぱり
必要でしょう、新しい時を告げる
酉の年なのだからね、と自分に言い聞かせて
おります。