ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

音楽朗読劇「銀河鉄道の夜」☆彡 (制作レポート)

2018-08-25 | 銀河鉄道の夜 朗読劇
ライトフロウズノウト今日の一ページへようこそ




まだ日中蒸し暑くい日が続き
秋らしい体感ではないですが
(猫もまだひらきになってますが)


朝夕の虫の声や日の落ちる早さに
色々 少しずつ夏から秋へ

変っていくのを感じるこの頃です
今日は蝉の声も聞こえない

池田アゼリア 算国&英語クラス出勤時に
週二~三回石橋駅の商店街通るのですが
色々なお店が並んでいてなかなか楽しい



たいてい学習の荷物~本やカードをすでに持っているので
普段の買い物はあまりできないのですが
ここのDAISOには、時折寄ります

ちょっとした文房具を仕入れるのにょうどよいので。

昨日ちょっと驚いたのが、DAISOの
入口がハロウィーングッズだらけになっていたこと…
まだ外は暑いので一瞬⁇ ちょっと戸惑いました
まだ目がハロウィンカラー オレンジx緑x黒に
慣れていない

あと少し 夏の名残の色彩や音に親しんでいたい
時季でもあります

さて そういいつつも
秋のとてもたいせつな催事のお知らせをひとつ、

10月8日(月祝)18:30~ 
奈良の氷室神社 (製氷と冷蔵の神様を祀られる
・かき氷の聖地とも・最寄り駅は近鉄奈良駅)
拝殿にて、有志による音楽と朗読の
「音の環奉納会」の中で

宮澤賢治原作 音楽朗読劇「銀河鉄道の夜」上演予定、
その、制作をしています

朗読プロデューサー志摩欣哉先生の原案・脚本
初演の京都法然院から三年、待望の再演で、
朗読出演者は志摩先生の門下生や過去作品に出演者は
 奈良 大阪 兵庫 徳島など各地から
参集します

制作全体が凄腕スキルの合作に
なっており 私は感心しつつ心から愉しく
稽古に参加しています

blogでも制作レポート・メイキング オブ 銀河
色々綴ってまいりますね^^

8月12日には奈良で半日、行き来の時間を合わせると
丸一日 お稽古とリハになり
帰り道は夜、燈火会(とうかえ)の灯りが並んで
見える奈良公園を見ながら家路についてのでした



宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」

10月8日(月祝)夜、今回は
朗読劇として皆様にお届けします

初演の京都法然院から三年、皆で温めていた
この物語を、出演者一同 心をひとつにして
当日に向けて創っていきます

この中心に 脚本・原案・監修の
志摩欣哉先生がいてくださいます

多彩な出演者のプロフィールなどもご紹介
してまいりますね。

「銀河鉄道の夜」をこれまでに読んだことのあるかた、
まだ読んでいないかた それぞれに

この夜 鎮守の森を背景として 秋冷の夜気の中
新しい響きやイメージと出会う、そのような
掛け替えのない物語をお届けできるよう
一同 制作に励んでまいります

☆当blogのコメント欄でお問合せを受け付けます
お気軽にどうぞ、お待ちしています
















































【 七月の水の詩 吉野賛歌 】&【 八月の水の詩 蜃気楼に映る国 】

2018-08-18 | 十二か月の月の詩
ライトフロウズノウト今日の1頁へようこそ♪

ここ数日急に気温が下がり
昨晩から今朝は風が涼しく
僅かに秋の気配も感じられるようになりました

お盆はとても暑い日々でしたけれど
今週は少しずつ
日は短く影が長くなり
夜の虫の声はコロコロ増えてきて
ツクツクボウシは鳴き始め‥‥

何とはなしに寂しい感じもするのが
この季節です

そして夏バテ気味でちょっとパワーが
足りなくなる‥のは例年のことですが
また怪我をしてしまいまして。


今年は 自ら障害物にあたった訳ではないのですが

くるぶしから甲の側面にかけて重いものが
あたってきて盛大な打ち身
幸い骨に異常はないのですが(今回はお医者にいきました)

また靴が履けない~草履とタイパンツ 再び、と
なりました、もう~



去年もとても大事な事の前で
今年もとても大事な一日の前日

こういうのはいけません。本当に気を付けよう私。

ある意味あたりどころ良く?
(もちろん当たらないのが一番)足指の上とか
まともに真上、だと骨折必至の事例と思われるので

治るまでお仕事以外はできる範囲で
外出控えるといたします


そんなこんなで

blogも八月回数少なかったですが
気を取り直して^^ 七月と八月の詩を載せてみます

七月のは吉野 十津川の景色から ~
八月のは暑い暑い日の連想ゲーム
どちらもイメージの中で できたのすが
水が大量にある・ない対照的な月の詩

もしよければ
お付き合いくださいませ



【 七月の水の詩 :吉野賛歌 】




太古よりこの星を巡る水
龍に導かれ 分かれて

日のくに やまとの地に降り
緑青の彩り鮮やかに
水の環をつくる

人の踏み入ること能わぬ
高き山重なる奥の奥

水源から湧く水は
雨を集め河となり

緑深き渓谷を 滔々と流れゆき
南の海に山の命を運ぶ

山々の中
宙の星あるいはそれ以上の数の
木々の葉のひとつずつが

ひと日の営みを横糸に
古代から継いできた命の
息づきを縦糸に

神霊秘密の気の籠る
水の恵みの妙なる模様
ただ無心に織り上げて

光と風と大地に
捧げ続ける

嶺に隠された奥つ城
その裡に在り
受け継ぐ教えを

絶える時のない
川音の響きと
木霊の声に聞き
水のくにを生きる







【 八月の水の詩 :蜃気楼に映る国 】



蜃気楼に映るのは
今と違う私が
暮らしていた国

いちばん暑い夏の
真ん中に

時間の止まる
刻がある

異国への扉は
ふいに開く

懐かしく愛しい
過去、それとも
未来の私が
そこにいる

何度でも生まれて
旅をする
この星の何処か
あの宙の彼方

いつか帰るふるさとは
星の海の中にある


蜃気楼のむこう
見えそうで見えない

私は 私のオアシスを
探そう

五感の秤を使う
楽しみとともに













夏の旅行☆ 瀞峡巡りと十津川温泉

2018-08-06 | 色彩日記
ライトフロウズノウト 今日の一ページへようこそ♪



とてもとても暑い夏になっています

夏至のころにくらべると
日の落ちるのは早くなっていて
お日様の少し低くなっているなと感じるのですが

お昼はもちろん真夏日、夜も熱帯夜続き‥‥で
みなさま大丈夫でしょうか?

夏バテ・熱中症など十分に気をつけてまいりましょう

時折「夏こそ私のシーズン!」というかたがいて
うらやましかったりもしますが 今年はもう、
いつでもどこでも油断は禁物ですね…

最寄り駅で通学する中学~高校生たちが男子も女子も
無帽なのも気になるこのごろです

そういいつつ 私もこのブログが 気づくと
2週間空いておりました。
留守中お訪ねくださったみなさま すみません、
また記事御読みいただきありがとうございました。


先週書きかけて何かで途中で置いて 再開…が
今日になっています

七月末に瀞峡・十津川温泉 小旅行したので
書きたいこともあるのに
書ききれず、といったところ…
何にも難しい内容ではないはずが

手が止まるのも暑さ負けで眠くなったり
するからもあり、ですね^^;

さて、熊野~吉野 のお話
今年は家族の夏休みがなかなか8月に
合わないので、七月最後の週末に一泊旅行
(猫さんお留守番ごめんよ)

夏休みには どちらか言うと北方面にいくことが
多いわが家ですが、今年は紀伊半島の山深いところにある
奈良の十津川温泉へ

行きしな和歌山側の道から入り
瀞峡
もしくは瀞八丁めぐりの
ウォータージェット船に乗りました

台風前で ほぼ薄曇りだったのですが
川の色は深い碧色、水そのものは
とても澄んで綺麗、

曇りのお天気だと海の色などは途端に
灰色になるのですが

瀞峡の川の色は青~緑、もちろん晴天の時が
いちばん美しい景色でありましょうが

曇り、ちらっと小雨の中で霧に霞んだ
山に囲まれた緑深い渓谷も風情があり

とても良かったです 空気の涼しさ清浄なのも
格別で瀞峡めぐり感動~の旅でした

川の色もとても印象深かったですが
もうひとつ驚いたのは 
滔々とゆったり流れる川の
水量の豊かさ、それが

大台が原など、日本一の雨量の水源地から
流れる川であるから、というのは

遊覧船ウォータージェットのアナウンスにも
ありました。




深い渓谷を流れる清流の名所 というだけでは
なくて

太古の昔からの自然がそのままある地域
でもあるそうです。

船内のアナウンスは全体に なかなか気が利いていて
瀞峡の見どころの説明に加えて
奈良県・三重県・和歌山県にまたがる
この土地周辺の歴史や言い伝えなども

志古の乗船場から上瀞 休憩の上陸?
あわせて二時間近くの中に

程よく流されていました。

「歌書よりも軍書に悲し 吉野山」

芭蕉十哲の一人各務支考(かがみしこう)が
南朝の哀史に寄せて読まれた句も
紹介されていました


瀞峡から 十津川に向かう道の途中
立派なお社あり 立ち寄ると熊野古道の出発の地でもある
熊野本宮大社、お参りできて

夕方十津川温泉のお宿到着。

ここの温泉地のお湯が素晴らしくよいのは

昔々 龍神温泉と合わせて一度来たことあり
覚えていたのですが
記憶にたがわず

豊かなかけ流しのお湯と共に
山のお料理を楽しむ二日間と
なりました
ジビエ会席と題されていましたがくせはなく
もちろん鮎、鱒 土の恵みの地の野菜
種類多く美味しいお料理でした^^

山道 結構運転時間あるのですが
ほぼ舗装されてガードもついた
道になっていた
でも山道自信のあるかた向きです
(運転できない私)

旅館のかたも仰っていましたが
一昔前 山道で崖沿いの道ばかりの
ときは交通かなりたいへんだった
そうです

吉野といえば
古くは万葉集に吉野離宮が詠まれて
今では桜の名所で風光明媚な地として
知られていますが

南北朝時代 源平の時代そのほか
数多の重要な歴史の舞台となり
それを山懐で見守ってこられた
神仏のご神域でもあります。

車のない時代にこの地を訪れた
先人の厳しく険しい山道でのご苦労も
思いやられ、また

歴史上の人物が 教科書やドラマ、お話の
の中の登場人物、というだけではなくて

この地で信念・理念をもち生きて動いて
おられたひとりのリアルな存在であった、その
名残のような気配も

夜の山深くに響く 静かな川音の中に
感じられるようでありました