ライトフロウズノウト今日の1ページにようこそ♪
春は千の花咲く季節
沈丁花 桃 桜 山吹 ツツジ/サツキ 花水木 藤……
名前をあげるときりが無いですが
今年はいずれも開花の時期が早かったようで
何となく急ぎ足で季節が過ぎるイメージありつつも
メディアやSNSで見る花たちの便りや画像は
ずっと楽しみなもの
ですが今年は‥今年もコロナの日々のニュース更新も
入ってきて落ち着かない日々が続きます。
医療の現場でご尽力される関係者皆様に感謝し
罹患されたかたがたに心からお見舞いを、
そしてより早い快癒をと願います。
誰にとってもひとごとではない今
私もよく気を付けて過ごしたいと思っています。
仕事先のカルチャーと塾は自粛期間中お休みに
なりました。
家にいる時間が増えたのですが、私は
昨冬の引っ越しの整理の残りをこの春の
季節代わりのタイミングでするのと
新年度のお仕事組み立て色々考えることで
時間が過ぎていきそうです。
”あんなに時間があったのに”ということに
ならないようにと思っていますが…
まずはこのblogのページを書いて
行きたいと思います。
というのも十二ヵ月の月の詩、四月から
新しいテーマになるのですが
それが「声」と自分の中で決まり、
四月のができたので
もしよければ
おつきあいくださると
嬉しいです♪
【 十二ヵ月の声の詩:四月 空の色の呼び声 】
少しずつ
昼が長くなる
遅い春の夕暮れ
陽光の残る空に
微かに煙る
紫のベール
ふわり広がる
おぼろ雲に
橙と青灰の影
次第に彩りを
深めて
あたりはもうじき
宵闇に沈む
ふと気づく
柔らかに
呼びかける
誰かの声
声の色は
さっきまで見えていた
空の色と同じ
遠い国のひとの
言葉のように
澄んだ響きだけが
もうひとつの
彩りになる
ひとりではない
そう気づくけれど
その言葉を
読みとき
受けとり
そして応える
そのための
辞書は
見つかるだろうか
あるいは
子どものように
感じとるままで
良いのか
いずれかの答えは
春の夜空の
月と星に尋ねても
教えてはくれない
今生の魂の器の
この身を
いつか天に返すとき
そのひとに
会えるだろうか
愛しい
姉妹のひとりの
その手を
とることは
できるのか
遥かな声が
紡ぐ言葉は
モノローグのまま
やさしい余韻を残して
宵闇に
融けていく