斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ町新年交礼会 

2014-01-06 23:36:06 | 政治
恒例のニセコ町主催の新年交礼会がニセコ町民センターで11時から行われ
参加者は約70余名でした。

新年交礼会に先立ち平成25年度ニセコ町功労者の表彰式がありました。
功労者には南厚志氏が選ばれました。お祝い申し上げます。
受賞者の功績の理由は
●ニセコ町教育委員会教育委員 32年間 
●教育委員長 10年間 
小中学校校舎・学校給食センター施設整備、ICT機器導入、外国人指導講師
の配置、教育行政の振興、生涯学習社会の実現、町民一人ひとりの様々な学習
への支援、地域に密着した有島記念館の運営、芸術文化、生涯スポーツ活動の
推進に大きく貢献。
●人権擁護委員 18年間 人権相談、地域の諸問題解決に尽力され民生安定に
大きく貢献。
このように長期にわたり要職に就かれ、多くの業績を残された方なので、町民の
ほとんどの方々はご存じと思います。むしろよく知らない方が珍しいのかも
しれませんが、しかし「教育委員会」そのものについて、また教育委員・
教育委員長・人権擁護委員としての人物像を町民の方々にもっとアピールして
きても良かったのではないでしょうか。
教育委員会の委員の方々にはぜひ就任時に「教育」への熱意・抱負を町民に
確り伝えていただきたいと願っております。

片山町長のご挨拶

●ニセコ町は昨年大きな災害に見舞われることもなく過ごせたこと
●福島県の国見町との連携
●五色温泉観光センターの新改築、米倉庫の建設、TMRの稼働
●国営農地再編整備事業の開始、ニセコ農業の基礎を築く
●ニセコ観光局:ニセコ・倶知安・蘭越との連携
●環境モデル地区に応募中、指定を目指す
●TPP、道州制について
道州制について全国930の町村会が3年間反対運動をしていること
道州制の裏には基礎自治体を人口20万人以上としており後志19町村は
2つか3つの地区になる可能性がある
国民主権や地方自治には憂慮する課題である
●海外からの宿泊数は21万泊から31万泊へ10万泊の増加
 札幌市に次いで多くなっている。
●ニセコ町が目指す3つの循環
 1.資源の循環 2.エネルギーの循環 3.地域経済の循環
●ニセコ町の未来は習慣、慣例、前例に囚われないニセコ町を目指す

町長のご挨拶はニセコ町の未来のすべてを網羅した訓示に近いもので、希望に満ち
いつも感銘を受けます。ぜひ本質的に前進していただきたいと念じております。
特に最後の結びの言葉である「習慣・慣例・前例に囚われないニセコ町の未来」に
期待していきたいと思います。

それにはまず“小さな一歩”としてニセコ町・教育委員会・議会の長の職に
ある方々が親睦会・交流会(宴会)の都度、習慣・慣例・前例として永永として
受け継がれてきた“志”(ご祝儀)から解放されること(を止めること)
ではないでしょうか。
<自腹>とはいえ、元は町民が納める税金から支払われる報酬(給与)です。
多大な犠牲を払い(scapegoat)“生贄”になり“コンパニオン”の習慣が
ニセコ町から無くなり2年余が過ぎたところです。(道外視察は別?)

新年交礼会は約90分内で終わりました。
会場内は互いに行き交い、お茶を酌み交わし、活発な交流が行われました。
町職員・学校関係者・公務員は勤務中なのでお酒を飲む人はおりません。
いっそ来年からはアルコール抜きのドリンクに徹した新年交礼会にしては
いかがでしょうか。