教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

蝶2種の幼子時代

2016年08月02日 | 生き物

不安定なお天気が続きますね。蒸してまるで梅雨の頃にもどったよう。

歩けていないので少し前に撮った蝶とその幼子を2種ご紹介いたします。
まず私が大好きな蝶ルリタテハ。


サルトリイバラの実はこんなに大きくなりました。
この植物を見つけたら必ず虫くい痕を探します。


これです♪裏返すと


体長7mmほどの小さい幼虫がいました。
トゲっぽく見えますが触っても大丈夫だそうです。私は触りませんが・・。

この幼虫が終齢の頃になると、思わずおおっ!と声が出てしまう姿に。
残念ながら上の幼虫のいた葉は次に見に行くと刈りとられていました。


羽化すればこんな華麗な姿に。
このルリタテハは近所でもよく会える蝶ですが何度会っても嬉しくなります。
幼虫の食草はサルトリイバラ、ホトトギス、ヤマユリなどのユリ科です。

もう一種はオニドコロで見られました。


7月中旬、花が咲いていました。


葉が小さく折りたたまれているものがありました。
ダイミョウセセリの幼虫の巣です。
食べたり身を隠したり。葉はいのちをつなぐ大切な存在ですね。

大きな巣があったので真横からのぞくと


立派なアゴ!威嚇しているようです。ごめんね~。
体は白っぽく半透明のまるで求肥。ムチムチしています。


羽化すればこの姿。
今の時期、明るいところを狂ったように飛び回っているのをよく見ます。
幼虫の食草はオニドコロ、ヤマノイモ、ナガイモなどヤマノイモ科。

羽化のシーンは見たことがありません。いつか遭遇できたらいいなぁ!
採集したり育てたりはしないので相当難しいでしょうが。
そんな素晴らしい場面に運よく出会えたら、その時ばかりは宝くじを
買うかもしれません。



コメント (4)
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