教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

12月三回目の教室 マユミにメジロ

2024年12月14日 | 教室風景

薄曇りだった朝、メジロに会いたくて
ふたたび若いマユミの木を見に行きました。


遠くから見張っていると、2羽のメジロがおりてきました。


メジロの大きさといい色といい、マユミの葉っぱそっくりです。


かなり体がやわらかい。2羽は鳴き交わしながら
残り少なくなった実を懸命に探していました。


森はようやく晩秋らしい彩りになりました。


メタセコイアの木の下に行くと
ヤツデの花が満開を過ぎ実をつけているものもありました。

12月3回目の教室日でした。


いよいよ皿の上のニカワがすぐ固まるようになり
電熱器が大活躍。岩絵具はまとめてとかないようにします。


隣接する体育館で走る小学生の歓声を聞きながら
談笑しつつ、制作するひとときに心癒されます。


サザンカが満開♪
甘く優しい香りがふんわり漂っています。


ヤブコウジの赤い実


コナラの紅葉と森は華やかです。

この日は2種の蛾に会えました。


一種目はカイコの野生種といわれるクワコ。
片方の翅の鱗粉がだいぶとれていましたが元気でした。


もう一種はカバエダシャク
年一化、10~11月に現れる晩秋の蛾、と本にありましたが
今秋の暖かさから12月半ばでの出現となったのでしょうか。


外灯にもとまっていました。
横から見たら大きな眼と腹部のもふもふ具合が愛らしい♪


外灯には金色のヤマトクサカゲロウもとまっていました。

クサカゲロウは成虫越冬。
本来緑色のものが越冬する際、赤褐色~褐色に変色するのだとか。
この日出会ったものはクサカゲロウの越冬型と呼ばれるそう。

寒くなっても活動する生き物はいる♪
だんだん探す時間と歩く距離が増え健康的になってきました。


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Aさんの新作日本画(076)

2024年12月12日 | 教室風景
Aさんの新作日本画をご紹介いたします。

「レンゲツツジと蝶(てふてふ)」 日本画 P10

時を重ねてもなお力いっぱい花を咲かせるレンゲツツジ。
その迫力ある姿を畏敬の念をこめ表現しました。蝶の舞う
光景はまるで楽園。画面の隅々まで生命感にあふれています。
近づいてみました。

花はもちろん周囲の大気に幽玄な雰囲気がでるまて時間をかけ
様々な技法で岩絵具を重ねました。短い夏に命をもやす
動植物の放つ輝きが余す所なく緻密に表現されています。
対象を深く観察しダイナミックに描きあげるAさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」内の
作品集の中のAさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。

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12月二回目の教室 モズにメジロ小鳥さえずる森

2024年12月10日 | 教室風景

この朝も青空が広がり、それぼど寒くなく
小鳥たちが活発に活動していました。


ヌルデの梢にモズのオス
くちばしの先が鎌のよう。さすが肉食系です。

森はますます彩り豊か


コマユミの葉が華やかに染まっていました。


ため息のでる美しさ。。


マユミの木はもっと力強く丈も葉も大きい。

このマユミの実によくメジロがくるので
こっそり近づこうと思うのですがなかなか難しい!


三日前に比べるとだいぶ実が減ったようです。


栗の木にも小さな群れがきていました。可愛い~♪

12月2回目の教室日でした。


新年1~2月の活動場所は栄区民文化センターのスペースをお借りする
こととし時間も変則的になることを皆さんにお伝えしました。
金沢区の一部の方は遠くなってしまうのが申し訳ないのですが。。

午後はうっかり教室風景を記録するのを忘れてしまいました。


お昼には気温が上がり飛び交うウラナミシジミが見られました。


タイワンリスは相変わらずにぎやかです。


檸檬色に輝く葉が美しいツル植物。
何かな~と近づいてみると


カエデドコロでした。
山吹色のヤマノイモとはまた違う透明感のある黄葉です。


掃除をのんびりしているとすぐ薄暗くなってしまいます。
日暮れはこの外灯をチェック♪



この日は電球にニトベエダシャクがとまっていました。
年一化、10~12月に出現する晩秋の蛾なのだそうです。

この冬はどんなフユシャクに会えるかな?
昆虫が少なくなる時期のひそかな楽しみです。


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12月最初の教室 きらめくカワセミ秋の色

2024年12月07日 | 教室風景

爽快に晴れて心地のよい朝
紅葉の進み具合を見にミズキの谷へ行くと


枝にちょうどカワセミが飛んできてくれました!
間近で見るのは久しぶり。。逆光でも美しさはわかりました♪


少し見ない間にメタセコイアが赤銅色


アカシデの下に立てば美しい葉がひらひらと


赤いカエデに黄色のヤマノイモが青い空に映えます。


クズの葉もよい色に染まっていました。

12月最初の教室日でした。


皆さんがそろったところで数日前に届いた、来年1月~2月が
施設休館という驚きの知らせを皆さんにご報告。。

すぐに以前お借りした場所に問い合わせたところ現在貸出不可。
どうしましょうと皆さんにご相談したところ、
お休みせず活動を継続できそうなご提案がありました。
2025年早々よいスタートをきるべく、少し忙しくなりそうです。


午後にAさんが新作の日本画を完成させました。
後ほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆

お昼には薄着で大丈夫なくらい気温があがりました。


ヌルデの木にメジロたち
近くのマユミの実を食べたいようです。

嬉しかった出会いがこちら


肩にもお尻にも赤いツノ!脚は黄色と緑色でカラフル♪
オオツノカメムシのようです。


数頭ウラナミシジミが飛んでいました。
もうだいぶ翅がいたんでしまっていますね。。


長い茎に丸いものがぶら下がっています。


この茎はおそらくマツヨイグサの仲間
まだ咲いているものがあって驚きました。


丸いものはナガコガネグモの卵のうのようです。

この場所では3週間ほど前


この大きなナガコガネグモのメスが草の間に網をはっていました。
網を破らないように気を付けて通っていたのですが
いつのまにか見かけなくなったなと思っていたのです。
無事次の世代を残せたのですね。

風が吹くたび多くの木の葉が舞い落ちて
森が明るくなってきました。


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ヤブムラサキとムラサキシキブ

2024年12月03日 | 自然

晴れて暖かくなったので西の森へ行きました。


夏以降、熊が数度出没したと聞き出控えていました。
念のため鈴を鳴らしながらゆくと


2頭の赤とんぼがホオノキの落葉に舞い降りました。
アキアカネだろうと思っていましたが翅に色がついている?


画像を拡大して見ると翅の脈が赤っぽく脚が少し褐色かな?
アキアカネではなくタイリクアカネのようです。

紛らわしいといえば


ムラサキシキブの仲間が2種並んでいました。
上半分がムラサキシキブ、下半分がヤブムラサキ

↓ムラサキシキブにはよく実がついていました。


ムラサキシキブの方が日向に生えていて
木も大きい印象ですがこの森だけなのかもしれません。


ムラサキシキブの葉は先端、基部もとがり


ムラサキシキブの葉はほぼ無毛

↓対してヤブムラサキは毛深いのが特徴


葉の形や実の印象、手触りが違います。


このような丸っこい葉もありますが
ムラサキシキブのように葉の基部が先細りではなく


枝も葉も実のガクにも毛が密集していて触るとフワフワしています。

ご参考までに


一か月前近所で出会った園芸品種のコムラサキ
茎が柳のように垂れ風に揺れていました。


葉は小さめで実は鈴なり。華奢な印象です。

日当たりの悪い崖のようなところにも生えていたのは
毛深いヤブムラサキで一番野性味を感じます。
来年は花も見たいけれど、熊の動きが気になります。


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