トリカブトが咲き残る森でカエンタケに出会いました。
苔むす古い切り株に赤い人の指のようなキノコが
色がぬけはじめていますが危険危険!
食べることはもちろん触れても大変なことになるという猛毒キノコ。
カメラが触れることのないよう気を付けて観察しました。
冬虫夏草がないか探してみましたがキノコ素人にはなかなか難しく
群生するホコリタケを見つけて満足
右上に出ている新芽は
イヌガヤのもの。
真上を見ると実がたくさんなっていました。
落ちていた実を触ってみるとべたついたので甘味があるのかな?
この実のどれかが根付いて将来の森を形作ってゆくのですね。
ブーーーン・・・
綺麗な甲虫が飛び回っていました。
ようやく舞い降りたのはフンの上で
すぐさま枯葉の下に潜り込もうとするところを
失礼します、パシャ☆
角度によって赤紫に見えたり緑色に見えたり
ほんとうに美しい。
目と口の間の頭盾という部分がとがりぎみの台形で
胸部背面中央の線が前のほうまで伸びている、
のでオオセンチコガネであっていると思います。
同じ森にいる激似のセンチコガネの頭盾は丸みのある半円形、
胸部背面中央の線は後ろ半分までくらい。
体色はオオセンチコガネの方が鮮明で目立つような気がします。
落ち葉か降り積もるフカフカの森。
生命がひしめくであろうその地下世界を想像すると
踏みしめるのが申しわけなくなります。