教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

1月三回目の教室 間近でモズ

2020年01月25日 | 教室風景

朝のうちは曇っていましたがちっとも寒くなく
活発に活動する小さな生き物たちがあちこちで見られました。


見た時は食べ物を探しているのかと思いましたが
タイワンリスが頭をつっこんでいる枯れ草の塊は作製中の巣なのかも。


1月三回目の教室も活動場所の別館は断水が続いていました。
こまめにお湯をわかし使用済みの筆や皿はボウルにまとめ
少ない水で洗う工夫をしています。


足りなくなった水を本館にもらいにいったり慌ただしくしていたら
落ち着かず午前中の制作風景を記録しそびれてしまいました。
この状態が長期化するのではないかと皆さんの不安がますますふくらみ
ちゃんとした説明がほしいという要望が。トイレの心配も続いています。

お昼には青空が広がりました。晴れてよかった♪

風もないので暖かく、大気はしっとりとして雰囲気は3月。

この間のぞいた池でヤマアカガエルの卵塊をチェックしたら

増えています!
新しい卵塊にレンズを近づけてみると


桃の実のようです。


発生が進む卵。春を感じます。

このとき鳥撮りの方に話しかけられしばらく立ち話。
昨年はモリアオガエルの卵塊がこの場所で見つかり
元来いるはずもないので人為的に持ち込まれたものと判断、
レンジャーの方が撤去したそうです。
そんなことがあったなんて気がつかなかった。。
放蝶や放鳥はきいたことがありましたが放蛙とは。

ガビチョウ、ウシガエル、アライグマ、ハクビシン、タイワンリス。
外来種やよそから持ち込まれた動植物はたくさんあって
この森の生態系を守る活動をするレンジャーとのいたちごっこが続いています。

コナラ林でフユシャクを探していたら


モズのメスがやってきました。

撮影しながら少しずつ近づいていたところ
こちらへ一直線、目の前の枝に飛んできてくれました!


こんな近くで見たのは初めて♪
こちらのことはまったく構わず遠くを見ています。


鋭い嘴に爪、鱗のように見える胸元、愛らしい瞳♪

生き物のほうから距離を縮めてきてくるこんな時
幸運というよりも大切な人が姿を変えて現れたように感じて
一瞬、輪廻転生を信じたくなります。


コメント (6)
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