教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

スミナガシの幼虫にオオトラフハナムグリ

2023年07月01日 | 生き物

車を乗りかえて数日。操作に慣れようと少し遠出しました。
すると森で嬉しい出会いがありました。


繰り返しアオバセセリやスミナガシの幼虫の痕跡を探してきたアワブキの葉に
それらしきものが!


おお、これは!


体長1cmほど、スミナガシの幼虫です~♪


画像でインパクトある終齢幼虫の姿を見て憧れていました。
スミナガシのお母さんが産卵するところも見てみてみたかったけれど
今でも確かにスミナガシがいるのだとわかっただけでとても嬉しい。

前回生き物が集まっていたシラキの花はどうかな?


蕾だった上部の雄花はまだ咲き残っており、雌花の子房がふっくらと。


数が多かったのはアオカミキリモドキ
触れると体液にかぶれるそうなので要注意です。

ひさびさに


オオトラフハナムグリに出会いました!
美しい。。何度見ても感動します。

木陰に丈高い花が咲いていました。


バイケイソウのようです。


近づくとムッとする、良いとはいえない香り。


初めての出会い♪ここにあるとは知らなかった。


花にはアリやアブが来ていましたが、気になったのはこの黒い昆虫。

はじめハサミムシの仲間かなと思いましたが、帰宅してから検索すると
ハイイロハネカクシなのだとわかりました。
こう見えて肉食、大きな翅を折りたたんでいて飛べるのだそう。


バイケイソウの葉はこんな形。
全草に強い毒を持ち、春の芽吹きの頃はオオバギボウシ(ウルイ)や
ギョウジャニンニクと間違え食中毒を起こす例が多いのだとか。


数メートル離れたところにオオバギボウシの蕾がありました。
こんなに近くで!夢中で山菜とりをしていたら間違えてしまうかも。

ナラ枯れですっかり乾燥し激変した森。
それでも懸命に生きている動植物たちに出会うと力が湧いてきます。


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