教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

10月の森の白い花々

2022年10月10日 | 自然

午後2時頃から雨が降り出すという予報でしたが
朝は青空が出ていたので丹沢方面の森に行きました。

さっそく、薄暗く湿った小道で


きれいなキノコ!
はじめツチグリの仲間なのかと思いましたが
家にある本で見たり検索するとフクロツチガキであるように思えました。

今は白い花が目立っていて


ホトトギスの白花


マツカゼソウ


蕾が淡いピンクで愛らしいイヌショウマ


イヌショウマではハナバチが花粉を集めていました。

数多く咲いていたのが


カシワバハグマ


カシワバハグマの花に来ていたツチバチの仲間を撮っていたら
後ろに枯葉のようなものが引っ掛かっているのに気が付きました。

あらためてよく見ると


小さなホウジャクでした!ホシヒメホウジャクのようです。
気温が下がって雨も降りそうだったから静止していたのかな。

ビックリさせないよう少しずつ近づいて撮らせてもらいました。


右背後から


お腹側から
飛んでいるときは速すぎてわからない体の凹凸まで
じっくり見させてもらいました。

今日ここに来てよかった~♪
満足の吐息をついて立ち上がり、ふと冷静になると
湿った道で数分しゃがみこんでいた!という事実に気づきました。

おそるおそる足元を見ると


やっぱり!
まだ小さいヤマビルが猛スピードで長靴を上がってくるところ。

急ぎ明るくひらけた所に出て帽子や上着、靴下など総点検したら
長靴に小2匹、膝に大一匹。幸い吸血されておらず
麓に連れ帰ることのないよう棒でこそげ落としました。

次回こそ塩を持とう。嫌だけれど虫よけも持とう。
蚊、ヤマビル、マダニ。晩秋までは油断ができません。


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