桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

気を遣っているのです

2014-07-01 22:24:52 | 自閉症のtoshiya

日曜日に記事にしようと思ったのですが、なんだかバタバタで今日になってしまいました。

28日の土曜日、群馬の若葉養護学校(現 若葉高等学園)の同窓会に、親子3人で行ってきました。

5年前に卒業してからも、毎年同窓会はありましたが、私の体調がかなり悪かったこともあり、相方とトシヤだけ参加していた感じでした。

私自身は息子卒業以来の群馬です。

前橋市内の会館を借りての開催だったので、トシヤも事情が分からずに、最初は校長先生や知ってる親御さんと目も合わせられないくらい緊張していましたが、最後の担任だった先生に促されて、皆の前で名前と「ヨコハマ!」(横浜に住んでます)がちゃんと言えました。

その日の夜は興奮したのか、いつまでも眠れないでいましたが、何だか少しだけ成長した様子が見られるようになりました。

昨日のことだったか、私と相方がエアコンの掃除を業者に頼む話をしていたところ、トシヤがサッとエアコンのリモコンを相方に持ってきました。
話をよく聞いていて、気を利かせてくれるのです。

今日も、夕飯の支度をしようと、お鍋を出していたら、つつ~っとトシヤが台所に来て、自分の飲んでいたミネラルウォーターのボトルを差し出すのです。

厳めしい顔をして立ってるので、意味が分からず「何?」とついツッケンドンに言ってしまって、(*゜ロ゜)ハッ!!と気づきました

お料理(スープなどを作る鍋だった)に使うであろうお水を、わざわざ持ってきてくれたのです。

「うわーゴメンゴメン、トシヤがあまりに気が利きすぎて、お母さんわかんなかったよ(;´д`)ノ ありがとうね!」と、必死に謝り倒しました

いつもかつもじゃないんですが、トシヤはふとそういう側面を見せます。

周りのことを、全身で見て、聴いていて、何か自分が役に立つことをやろうとするのです。

親じゃなければ気が付かないようなこともありますが、関わってもらっているすべての方々に、トシヤのそういうところを認めて、「何も出来ないわかってない子」という認識は捨ててもらえたらどんなに良いだろうと思う私なのです。