桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

暗黒時代

2012-08-14 17:43:50 | 日々のこと

自分の卒業した学校にえらく思い入れがあるようなエントリーを書いている私ですが、ホントのことを言うと実に複雑な感情をもっているのです。柱の陰からこっそり母校を応援してるって状態です。

もちろん、学校は嫌いじゃなかったですよ。
部活は楽しかったし。
友達ともよく遊んだし。

ただ、いわゆる「思春期」っていうか自意識過剰な時期だった。
かなり強烈な。

すごくひねくれてた私。

可愛くもないし、素直でもないし、まるでイケてないJKだった。

勉強もあまり好きじゃない。
いや、勉強は嫌いじゃないけど試験が嫌いだったε-(‐ω‐;)

だから、実際はあまり思い出したくない時代。

封印したいくらい暗黒の時代。

 

高校生の頃に戻りたいか?と聞かれたら、NOと即答する。

だから、なかなか同窓会には足が向かない。

 

今はおばさんっていう年頃になっちゃったけど、今の私が一番いいかな。

能天気で若さいっぱいだった頃より、苦労は多くて肩こりもひどい今の方が100倍いいかな。

 

たぶん、自分基準でシアワセなんでしょう。ありがたいことです。

 


濟々黌勝ちました

2012-08-13 15:26:54 | 日々のこと

はじめに、

濟々黌はセイセイコウって読みます。(濟々黌高校っていいます)

夏の甲子園、今日の第2試合は、母校の濟々黌(熊本)と鳴門(徳島)でした。

最近はとんと高校野球とも縁遠かったんですが、久しぶりに応援観戦on TVです。

まず、ビックリしたのが、3塁側のアルプススタンドが黄色で埋まってた!(笑)
母校はいにしえから黄色がスクールカラー。

ものすごい応援団で、テレビの解説者も驚いてましたよ。

創立130年を誇りますので、同窓生も4万を超えるって聞いてますからね。

応援に足を運んだOB,OGの皆さん、ご苦労様です。

とても内容のいい試合だったんですが、母校の選手たちはほんとにノビノビと闘ってるという印象で、とても好感が持てました。
必ず出塁して確実に点を奪うという、派手じゃないけど王道の勝ち方ですよ。

ホームランまで出て3点を上げましたが、蒸し暑い中ほんとによく頑張りました。

私も何十年ぶりかで校歌を歌いました(笑)。

次も自然体で頑張ってね゜。*★ガ ン (o`・ω・)o バ レ★*。゜


夏リスのおやつ

2012-08-12 16:12:30 | 日々のこと




あざみ野にある、行列の出来るパン屋さん「ベッカライ徳多朗」にぜひ行ってみたいというパン好きの相方と出かけてきました。

実は私、ゆる~いダイエット中。
出来るだけ炭水化物は摂らないようにしてるんですが、週に1度くらいはケーキとかは許すことにしています。

チルドケースに「夏リスのおやつ」なんていう可愛いネーミングのサンドイッチがあったので買ってみました。

チーズとレモンジャムとナッツとハチミツ。美味しくない訳がない!

それにしてもネーミングって大事ですね。
クリームチーズサンドって名前だったら買ってないかも。


金ペーストでフラメルの十字架

2012-08-12 12:25:50 | ジュエリーメイキング

先週から再び銀粘土にシフトした作業をしています。

インストラクター資格の課題もいよいよ最後となり、初めて金ペースト(金ペーストオーラ22)を使った作品を作りました。

22金のペーストというのがありまして、ご想像通り目玉が飛び出るくらい高価でございます(ノД`)シクシク

焼成済みの銀粘土に、ほんのちょっと塗るんですが、もちろんコツがあって、今回はガスバーナーで焼成させました。

このペンダントは中空の、いわゆるどら焼き形になっていて、レースリボンの模様を転写しています。

そこへ金ペーストで「フラメルの十字架」を描きました。

銀地に金ペーストは目立たないので、燻しを強く入れて黒仕上げにしています。

フラメルの十字架って「鋼錬」のエドの衣服についてるあの印ですよ。(わからない方はググってね

分かり辛いですか?やっぱり?

リバーシブルになってます。

そして、チェーンはバイキングニットで編んでいます。
#28ゲージのワイヤーを10m使っています。

このチェーンのボリュームが丁度よいって先生にも褒められました。

今後も応用出来そうです。
 


終の棲家(ついのすみか)

2012-08-11 21:47:44 | 自閉症のtoshiya

今日は社会福祉法人が新しく立てた、障害者用のケアホームの内覧会に行ってきました。

ところで、ケアホームとグループホームの違いってご存知ですか?

ケアホームは共同生活介護、グループホームは共同生活援助で、ケアホームには生活支援員が配置されて、重度者には夜間支援体制がありますが、グループホームにはどちらも不要です。
ケアホームは障害程度区分2以上で、グループホームは障害程度区分が必要ありません。

つまり、より障害の程度が重い人が入れるところがケアホームです。

 

都会ではあるけれど、まだ農地が周りにあるような土地に、7人が入居出来る建坪200㎡弱の2階建。

セキュリティー完備、エレベーターもあり、最新式の住宅設備が整った素敵な住宅です。

昼夜、世話人と呼ばれるスタッフが在中して、入居者の介護や金銭管理などを行い、いわば障がいを持つ人の終の棲家としての役割を果たしてくれます。

常に常に、親亡き後の息子の将来を考えている私たちにとって、ほんとうに理想の形のように思えます。

ただ、受け皿としてのケアホームは様々な規制もあって(特に予算的な)、実際に必要とされる人数には絶対的に不足しているのが現状のようです。

なので、自ずと入居希望者には優先順位がつけられます。

たぶんうちなどの場合、母子家庭で一人っ子ではあるのだけど、まだ若いので常に最後尾なんだろうと思いますが、それでも今のうちからアンテナを張っておくべきだなと感じました。

老障介護、つまり老いた親が障がいの子を介護しなければならないという言葉も生まれており、実際に苦労している親子がおられます。

どうか、必要な人が相応しいケアを受けられる社会になりますように。

そのためには世の中が平和でなくてはならない。それが絶対条件ということも忘れてはいけないと思います。

 

 

 

 


 


ペットショップなう

2012-08-11 15:45:03 | 日々のこと


なう、て(笑)
作品作りの参考にカメレオンを見にきてます。
エボシカメレオンです。
足先がとても特徴的なのを発見!
恐竜を作って以来、なんか爬虫類に親しみを感じてます。
ここのペットショップは店内にゾウガメを放し飼いしてるんですよ!
今日はgooブログのiPhoneアプリを使ってiPadから投稿してみてますが、うまくUP出来てますかねえ?


敏感と鈍感のあいだ

2012-08-08 20:55:11 | 自閉症のtoshiya

室温29.5℃、湿度52%。

なんて快適なんでしょうか

つかの間の涼しさかもしれないけど、今日は体が楽です。

まだ蒸し暑い日はあると思うけど、外にはもうトンボが飛んでます。

べたつかないので作業もはかどります。

 

最近になって気づいたことがあります。

この1~2年、私のストレス耐性が弱くなってきてるんです。

毎日トシヤと向き合っていると、特に公共の場に出てるときなど、自分がストレスをやたら感じて緊張が取れないのが分かります。

ストレスを感じる状態は今始まったことじゃなく、もう20数年も続いていることなんですが、10年前のことを思い返してみると自分の消耗が遥かに増しているんです。

10年前は、それはそれは口では表せないくらい大変でした。
思春期ですからね。
父親はまったく関与しなかったので、私はひとりで対応してボロボロでした。

それでも、きっと今よりはバイタリティーがあったように思うんです。

そのころに比べると、暴れるとはいえど、半分くらいの手強さになってるはずなのに、私の心身の疲労感は強い。

年を取ってエネルギーがなくなったのも事実だけど、「気にしないでおく」ということがいまだに出来ない性分があだになっているのかも。

ちょっと前に「鈍感力」という言葉が流行りましたけど、なるほど鈍感にさえなれば、食欲がなくなったり体調が悪くなることもなくなるのかもしれません。

鈍感になったふりをすることは多いですが、内面は傷つきっ放しです。
ほんとは鈍感になってしまったら、創造の感性まで鈍るのではないか?という危惧があるんです。

うまくバランスが取れたらいいんだろうけど。

敏感同士(トシヤと私)が一緒にいるのは厳しいことなのかもしれません。

 


はたらくということ

2012-08-07 17:35:09 | 自閉症のtoshiya

ついでにウルウルしたこと。

息子が月、火と通ってる活動ホームで、平成23年度の作業収入の分配金をいただいて帰ってきました。

今日はボランティアさんが都合つかず、私がお迎えに行きましたが、職員の方が「トシヤさんに直接お渡しした方がいいですね」と仰って、トシヤが1階に降りてくるのを待ちました。

受け取りのサインは私が代筆しましたが、お金の封筒はトシヤが受け取りました。

「よく頑張りましたね」と私。

「ありがとうございました」と言えました。

ここでの作業はパン販売、公園清掃、ポスティングなど10以上も実施されていますが、トシヤはガスメーターの解体、アルミ缶つぶし、ボトルキャップ仕分けを主にやっています。

一般で考えるとスズメの涙のような金額です。

でも、ちゃんと労働してみんなで分配した尊い報酬です。

それと、誰かの(社会の)役に立っているという喜びがお金以上に大事なことです。

私が作業にこだわるのはそれが理由です。

何も出来ないからさせない、じゃなく、どうにか出来るように工夫したらいい。

私も含めて、人はみんなみんな誰かの役に立ちたいと思って生きてるんじゃないでしょうか。

社会的弱者を弱者のままにして、ただお客様のように扱っているようなのは福祉じゃないと思う。

生きる意欲や喜びを見出す手助け、工夫を提供することじゃないかと私は思うのですが。

ともあれ、今夜は相方からもトシヤを褒めてもらいます。


なでしこにウルウル

2012-08-07 17:33:41 | 日々のこと

女子サッカーなでしこ、素晴らしい

やっぱりライブは見なかったけど、朝のニュースでやってて思わず涙ぐみました。

すごいなあ~

すごいなあ~って胸がいっぱいになりながら、朝ご飯を作ってました。

試合後の選手のコメントでも、ピッチに立てることの幸せとか感謝を感じてやってるとか、澤選手はスタンドのお母さんに「いつもありがとう」って言葉にしていたし、そういう想いが勝利を引き寄せているんじゃないかなと思います。

もちろん、男子サッカーも頑張ってるし素晴らしいと思うんだけど、どうもなでしこ贔屓です

 

※10日(金)3時~6時15分NHK総合で女子決勝 日本アメリカ(キックオフは3時45分)

 

 

 


五輪に思うこと

2012-08-06 18:29:38 | 日々のこと

さすがにライブでは見られないことも多いけれど、ロンドンオリンピックは結構面白くって見ています。

日本の選手の皆さんがすっごく頑張って、メダルを取ってるせいかな。

サッカーとか元々チーム競技であるものはもちろんだけど、今回は何だか団体戦に勝利の女神がついてる気がしますね。

バドミントン(これはペアか)、卓球、競泳リレー、アーチェリー、フェンシング、体操って、なんかもうすごいです。

ボルトとか内村選手みたいに個人が光るというのも素晴らしいことなんだけれど、一人でなし得ないことでもチームだと力を発揮出来るって、これからの私たちの生き方を示唆しているように思えるのは私だけじゃないでしょう。

前々から言ってますが、私はどちらかというと団体は苦手で一匹狼で生きていくタイプです。

ひとりで居ることが好きで、人恋しいと思うことはあまりない。
むしろ人がいると気ばかり遣って疲れ果ててしまう。

それでも、ひとりで生きてるわけじゃないですからね。

個人が遠慮しいしいのチームじゃなくって、個々の特性を十分に活かしあってのチームならば、きっといろんなことが出来るんだろうな。

そんなことを思いつつ、オリンピックを観戦しています。

 


第三者の存在

2012-08-04 20:54:55 | 自閉症のtoshiya

今日のトシヤは一日中ご機嫌でした。

休日なので緊張する場面がないというのもそうですが、今日は障がい者後見的支援法人のあんしんサポーターさんの定期訪問もあって、親の私たちの考えをシェア出来たという空気があったからかもと思ってます。

横浜市は22年度から一部の地区で、18歳以上の障がい者の後見的支援制度への登録、相談を始めていますが、うちはその対象区だったので、さっそく登録をしてマネージャーやサポーターと言われる方々との定期面談をしています。

住んでいる地域で、家族以外の人にも日常生活の場を見守ってもらいながら生活をし、親亡き後にもその輪が引き継がれるようにという目的です。

まだ学校へ通っていた時代は、先生を始め見守りの役割をしていただける環境もあり、親のネットワークなどで相談の場も見つかりやすいわけですが、卒業してしまうと努力しないとなかなかそういう環境に身を置くのも難しい人も多いのではと思います。
あるいは逆に、閉じた世界ゆえに苦しい思いをしてる人もいるでしょう。

うちも地元と離れた学校へも行かせたし、引っ越しもしたし、まさにそういう状況でした。

自分自身もある程度年を取って先々のことを考えてしまうようにもなり、このような制度が出来たのはタイムリーだったなと感じてます。

担当のあんしんサポーターの方やマネージャーさんも、出来るだけトシヤ本人に会う機会を設け、家族からも話を聞くということを心がけて下さっていますが、今のところは2か月に一度の家庭訪問と、トシヤが日中に通っている施設での参観をされています。

先日も書きましたが、トシヤがなかなか居場所にすることが出来ないでいる所へも何度か訪問して下さっているので、こちらの話もツーカーで理解してもらえます。

本人や親の目でもなく、第三者の目で見てどう感じたのかということも忌憚なく言ってもらいました。

施設側も第三者には言葉を濁さずに話せるようで、本音みたいなことも知ることが出来ました。

やっぱりなという感想です。

相方も一緒に見学に行くために有休を取ってくれました。

お盆過ぎに行くつもりです。

 


リサイクルで純銀フリット

2012-08-03 21:10:24 | ジュエリーメイキング

大掃除、途中でお迎えの時間になったり、晩御飯を作ったりしていたので、まだ3/1ぐらいしか終わってません。

見た目、前より乱雑になってます。゜(PД`q。)゜。

片付けをしていたら、前作で使った純銀線の切れ端とかメッシュの欠片などが出てきたので、まとめてバーナーで溶かし純銀フリットを作りました。

純銀が熔けるときって濃いピンクに光ってきれいです。

貴金属の相場は上がっているので、自動的に純銀も高い昨今。

ひとかけらも無駄にしないように扱います。

純銀とシルバー925などの合金は見た目はまったく区別がつきませんが、バーナーで焼いてみるとすぐに分かります。

合金は融点も高いけど、真っ黒に酸化します。酸洗い(希硫酸やピックリングコンパウンドなどに浸ける)が必要です。

工房は激狭でアブナイので台所でバーナー使いますが、銀が熔けるのが面白くてニマニマしてやってるのを、トシヤが遠巻きに冷ややかに見てます。

早よ飯作れって?(・∀・)

金曜は送迎の苦役がやっと終わる日なんで、ちょっとテンション上がるんですよね。


うちの虫コナーズ知りませんか?

2012-08-03 12:50:51 | 日々のこと

毎日飽きましたね、暑いって言うの。

暑過ぎて、虫(蚊とか)はあまりいないような気がするけど、家の近辺は畑とかが多いので虫侵入率高いです。

で、わが家も虫コナーズを使ってみることにして、網戸用と玄関用を買ったんです。

ひと月前くらいにつけたかな?

玄関用は郵便受けの下にある鉄製の傘立てに吊るしておいたんですよ。

それが、今朝見たらなくなってる

辺りを探せどもどこにも落ちてない。

あれれ??

あんなもの盗っていく人なんているかしら?

不思議です。っていうか、また買わなくちゃならんじゃないか

 

さて、今日のミッションは工房の大掃除です。

シルバークレイ制作にシフトするために、片付けます。

前の5~7月までの2つの展示会前も大掃除から始めました。

すると、なんかこう集中力が上がっていいものが作れそうな気がするんです。

これって結構重要なことかもと思うようになりました。

「気のせい」ってまったくもって文字通り「気」のせいなんです。

暑いけど、まずはお掃除から創作は始まる。

 


楽しみがまたひとつ

2012-08-02 14:04:50 | ジュエリーメイキング

只今、室温33℃。

さすがに今日は内臓が煮えそうなのでクーラー使ってます。

うちの西洋アサガオ、去年もそうだったけれど、変な時間に蕾をつけるので、暑すぎて開花出来ないまま萎んでます

涼しくなると咲いてくれるんですけど。熱帯原産の植物でさえ、この暑さには太刀打ち出来ないんでしょうか。

さて、何本か編んでみたバイキングニットでもう1本ブレスを作りました。
スワロフスキーを何色か使ってマルチカラーにしました。

                     

コイルパーツが妙?ですが、着けると立体的でいいんですよ。

この前のと色の比較をしてみます。

              

それと、バイキングニットのhowto本を購入しました。

             

                 

 

              

基本の編み方からワイヤーのカラーブレンドの方法など、いろいろとテクニックが載ってます。

もちろん、ぜーんぶ英語です
でも、技術的な解説というのは意外と分かるものです。

表現の幅が広げられる予感がします。

 


ごめんね、次へ向かおう

2012-08-01 18:20:37 | 自閉症のtoshiya

トシヤが週に3日通ってる施設の、個別支援計画面談に行ってきました。

ここは群馬の学校を卒業してからすぐに通っているところで、以前の家から引っ越してもそのまま通い続けていました。

ところが、3年経ってみて感じるのは、うちの息子には「居場所」になっていないんだなということ。

プログラム的に、自由時間、余暇という時間が圧倒的に多く、トシヤは持て余している様子。
なので、必要以上に自傷が多いのが目立つのです。

あちら側からすると、自傷をする息子に問題があるという捉え方をされているようですが、私はそれだけではないと感じます。

もう一ヵ所通っているところがあるのだけど、そこは専ら作業中心で通勤しているという感覚で、息子もお仕事を頑張っているという印象を受けるんです。
自傷をまったくしないというわけじゃないけれど、集中して仕事をしていると連絡帳には書いてあります。

以前からこれはマズイなと思ってたけど、引っ越しや私の体調悪化など諸々の事情があって、なかなかトシヤのために次のステップを踏み出そうという決断が出来なくて今まで来てしまいました。

私の仕事の都合などで、そのままショートステイに移行出来るのも捨てがたかったんです。

全部全部、私の自己都合のために放置していたんです。

今日も別に何をするでもなく一日を部屋で過ごし、激しい自傷が数回あったと聞いて、もはや潮時だと腹を括りました。

トシヤには申し訳なくて、心の中で何度もごめんねと謝りました。

ちょっと前に新しく出来た作業所の連絡先を手に入れていたので、思い切って見学の申し込みをしました。

家からはちょっと交通の便が悪いのだけど、何か解決策はあるかもしれないし。

何よりトシヤが毎日笑顔で過ごしてくれるのならば、何とかするのが私の役目。

20歳までは120%の力をトシヤのために使っていたのに。

成人したからといって力を抜くわけにはいかないんだ。

トシヤの人生はトシヤのものだけど、縁の下で支えることに手抜きは許されない運命なのです。

過酷なようだけど、実は、日々祈って感謝することが当たり前になるので、むしろ人としては充足した人生になるのです。

私とトシヤには意味のある日でした。