地中海(樺山紘一 岩波新書)
地中海沿岸の国々の歴史を12人の人物を通して語る。12人というのが、史学者、科学者、聖者、哲学者、予言者、画家の二人づつをペアにしたもの。
文章の流れが素直でなくて、読みづらかったが、聖者(聖アントニウスと聖ヒエロニムス)の項目と画家(カナレットとピラネージ(ともにイタリアの画家))の項目が興味深い。それぞれ、今に伝わる聖者の肖像画はどうしてこの二人が多いのか、外国人がイタリアを舞台にした映画を撮る時なぜローマとベネチアが舞台となることが多いのか、といった謎解きが面白かった。
地中海沿岸の国々の歴史を12人の人物を通して語る。12人というのが、史学者、科学者、聖者、哲学者、予言者、画家の二人づつをペアにしたもの。
文章の流れが素直でなくて、読みづらかったが、聖者(聖アントニウスと聖ヒエロニムス)の項目と画家(カナレットとピラネージ(ともにイタリアの画家))の項目が興味深い。それぞれ、今に伝わる聖者の肖像画はどうしてこの二人が多いのか、外国人がイタリアを舞台にした映画を撮る時なぜローマとベネチアが舞台となることが多いのか、といった謎解きが面白かった。