GO(金城一紀 角川文庫)
在日朝鮮人(後に在日韓国人)である父親を持つ主人公は、在日朝鮮人の学校から普通の日本の高校へ入学する。
元ボクサーの父親に鍛えられた主人公はケンカに負けたことがない。
ちょっとしたきっかけで知り合った女の子に恋をするが、彼女の家族は在日コリアンに強い抵抗感を持つ人たちだった・・・という話。
主人公は、毎日ボクシングとギターの練習を欠かせず、学校の勉強とは関係ない小難しい本を読みふけり、(たぶん)イケメンでケンカ(というか暴力沙汰一般)に滅法強い。
・・・なんか、本宮ひろしさんのマンガの主人公みたいな完全無欠な男ですねえ。
主人公がカッコ良すぎて、並の書き方では(読む方が)しらけてしまいそうなんですが、爽快感とスピード感にあふれる文章で、あまり違和感なく物語にひたることができました。
最近、金城さんの(小説、エッセイの)新作を見かけない感じですが、こちら方面にも注力していただきたいなあ、あらためて思いました。
在日朝鮮人(後に在日韓国人)である父親を持つ主人公は、在日朝鮮人の学校から普通の日本の高校へ入学する。
元ボクサーの父親に鍛えられた主人公はケンカに負けたことがない。
ちょっとしたきっかけで知り合った女の子に恋をするが、彼女の家族は在日コリアンに強い抵抗感を持つ人たちだった・・・という話。
主人公は、毎日ボクシングとギターの練習を欠かせず、学校の勉強とは関係ない小難しい本を読みふけり、(たぶん)イケメンでケンカ(というか暴力沙汰一般)に滅法強い。
・・・なんか、本宮ひろしさんのマンガの主人公みたいな完全無欠な男ですねえ。
主人公がカッコ良すぎて、並の書き方では(読む方が)しらけてしまいそうなんですが、爽快感とスピード感にあふれる文章で、あまり違和感なく物語にひたることができました。
最近、金城さんの(小説、エッセイの)新作を見かけない感じですが、こちら方面にも注力していただきたいなあ、あらためて思いました。